村での生活、三日目を迎えました。
この日の主な予定は、植林作業です。
インドネシア語で、朝のあいさつは「スラマッパギ」と言います。
「スラマッ」を省いて「パギ」と言うことが多かったです。
「ハロー」は、いつでも使えるので
あいさつの言葉を忘れたら、「ハロー」でごまかすのがいいと思います。
村の朝は早いです。
7時前に集合し、植林をする苗の苗床を見学に行きました。
(移動だけでも数時間は必要なので、集合時間は早いのです)
木の幹だけで作られた簡単な橋は、渡るだけでも大変でした。
にも関わらず、ここでもカメラとれいなちゃん赤ちゃんを抱えていて
手を引いてもらいました。
迷惑かけ通しです。
すみません。
森に植える苗は、森から拾ってきた原生種から作られています。
生態系を崩したら何もなりませんからね。
植林は、私たちが簡単にできるボランティアの活動の一つですが、
その土地にもともと無かった外来種を植えてしまい、かえって生態系を崩してしまうケースがあるそうです。
私も、れいなちゃんずに出会いオランウータンのことを考え始めてから
様々な場所で学習を続けていますが
たくさんのことがわかり、それぞれがつながって来ました。
学ぶ前は、植物が生えていれば何でもいいと思っていました。
正しく知るって大事なことだと思います。
ここタンジュンハラパン村の人々は、かつて違法伐採に従事していました。
今は、苗づくり組合を作り、苗木をNGOや政府、ツーリストに売ることで副収入を得ています。
苗づくりは、森の再生と生活安定と村人にとって一石二鳥のプログラムです。
4種類の苗を作っていると、バスキさんから説明がありました。
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