私メ、ばりばりの廃仏派です。キッパリ。
平成元年のカメラ、現場監督DDみたいな、はっきりしたコンセプトだと30年経っても色あせません。こうゆうデジカメつくればいいんだけどねぇ。個性は色あせません。
チェンマイは街を歩けばお寺にあたるってくらい、お寺さんの多い街です。その中でも旧市街地中央部に鎮座している、ワットプラシンが一番大きなお寺さんです。ここがチェンマイの中心ですね。僕は廃仏派なもんで坊主なんかどうでもいいんだぁ。
普通はさ、正面の大きなほうだけみて、へーほーふーんって思う事でしょ。でもね、あっちは業務用のお参りする所で、実は左奥の方に本当の偉い仏さんがいらっしゃいます。
この、中央にいらっしゃいますホトケサマ、色男でしょ。プラシンさんですね。ここのホトケサマ、シンさんはなんだか気さくなホトケサマなのでこの廃仏派の私メもちょくちょくご挨拶にまいります。「おっ、また来たの?なんだか太ったんじゃないの?」なんて言われたような気がします。それくらいここのホトケサマ、シンさんは取っつきやすい空気です。
まぁねぇ、本当に偉い人は権威を嵩にえばったり、上から見おろしたりはしないものです。
プラシンの仏塔も、ちょっと前、ホントにちょっと前までは白亜でなんだか廃虚のようでした。(ホンの数年前です)それが最近リニューアルして金箔でピカピカになりました。タイのお寺はのきなべて金ピカですが、強い日差しでほんと、目が空けていられないくらいまぶしい限りです。
金ピカ象さん。昔の白い象の像も嫌いではなかったんですが、目がくらみます。
他にもチェディルアンとかチェンマンとか、旧市街のお寺さんはいろいろと大御所ばかりですが、プラシン、シンさんだけは庶民派なので気に入っています。ほんとはすっごい偉いホトケサマなんですけどね。