単純な物は壊れ難（ニク）い！

我家の便座のお湯の噴射器が去る土曜日の朝に壊れた。これには困った。

再び、また、我輩が大地主になる恐れがあるし、お尻の衛生にも悪い。

ウオシュレットをつけた（２０数年前になる）最初の頃は用を足した後に何と気持ちのよいものだ！と感じたものだ。

お風呂を使ったようだった。お陰で大地主だった我輩も病院に行かないで自然に治った。



気に入ったぜよ

カミさんもスッカリ気に入り、外出の途中でも家まで我慢をして居るらしい？

この我家のウオシュレット（商品名であるが既に一般化している名称）は初期の物で非常に単純な構造になっている。

現在のような余計な「リモコン」「ムーブ」「香料の自動噴射」「消毒剤」「温風乾燥装置」「蓋や便座のソフトダウン」（これは付いて居た方がよい）「温水タンク」等いろいろとたくさんの付属は付いていなかった。

至って単純な構造であったためか故障した思いはない。

然しながら長年使用すると色も褪せる。カミさんは磨き甲斐がないと言う。

一昨年、台所、洗面所、お風呂場　等のリフォームを行ったのである。

その、ついでに、長年使っていたウオシュレット（２０年以上）を一度も故障はしなかったのだが取り替えることにした。

その取り替えたばかりのウオシュレットが故障したのだ。

古い物が別に故障をしていた訳ではないが便器の色がカミさんの好みと違ったのと、何となく、色がくすんできて汚れが感じられるようになったので、それで一昨年の工事で一緒に新しい物に取り替えることにしたのだ。

その最新式のウオシュレットが壊れたのだから困る。

このウオシュレットには種々の機能が付いているが殆ど設置した時に、なにもかもセットして戴き、我々は使用する時にはセットされた「ボタン」の中の２ツか３ツを時に応じて押すのみである。

それでも一番肝心な　お湯の噴射噐が「ボタン」を押してもニョキ・ニョキと出てこなくなったのだ。勿論お湯も出ない。

工事をして頂いた工務店さんに電話をすると直ぐに見えて衛生機器の会社に連絡します。と昨日手配をして頂いた。

今日の午後３時頃に担当者が見える連絡が入る。

流石業者さんから連絡してもらうと処置が早いなと感じた。衛生機器の会社の方が見えて

「基盤がショートしています、部品を取り寄せて付け替えます」

「料金は幾らかかりますか？」

「１万円くらいです」

「日にちはどのくらいかかりますか？」

「直ぐに手配しますので３日くらいです」

「兎に角、困っていますので一日も早くお願いします」

「はい分かりました」

と言うことで、修理にはあと３日くらい掛かるようだ。



昔の姿ですが、何卒宜しくお願い申し上げます

それまでは普通のトイレだ。

ところで我輩は新がり屋でなんでも眼に着き、これは！と思うと即座に求めるバカな性格である。

それが、三つの物に付いては非常に感謝されたものだ。

①ウオシュレット　これが一番感謝された。

②２４時間風呂の設置　これも喜ばれた。何時でもお風呂に入れるし湯も綺麗だ。お湯の洗浄は自動的にやってくれる。年一回の掃除は業者に依頼した。欠点は電気代が凄い！

③ＦＦ暖房機だ。　これは石油暖房でランニング・コストが買った当時は安かったが今はわからない？今の物は２代目だが今年で既に３年目に入っている。初代は１８年くらい使用したかな？　

その他イロイロと求めたが電気釜は最初に買った東芝の釜は故障が全くなかったが次々に開発売り出される電機釜に釣られて１０年も使わないうちに次の製品に買い換えたのが失敗だった。

新しい電機釜は直ぐに故障した。

今　使っている電気釜も、つい、先日買い換えたばかりの物だが、もう何かとカミさんは注文を付けていた。

冷蔵庫（４２０Ｌ）も随分長く使っているが故障をしない。

一番　長持ちしているのが「電子レンジ」だ。レンジは、もう２０年以上は経つ。

買い換えなくてはと何時も言っているが冷蔵庫と仲良く壊れないのだ。

洗濯機も乾燥機が上に設置してある奴だが、これも壊れない。

狭い洗面室の場所を大きくとっている。
なんとかしたいが、なんともならないのが現実だ。

親戚のお客さんや娘が来ると未だ使っているの？と笑っている。

今まで故障したものを見るに構造が複雑になってくると故障が多く発生するようだ。

簡単なものほど故障はない。当たり前のこととは思うが・・・・。

先日　報道された大人の麻疹（ハシカ）の伝染の記事を見ると人間も便利なものに取り囲まれると折角、本来持っている抵抗力がなくなるらしい。

最近は予防接種をしていないとか？

そう言えば近頃はお医者さまでも自分が「結核」に罹っても分からないらしい。

かみさんの話によると今の医学生で結核菌を顕微鏡で見分けることは出来ないと言っていた。なんでも結核菌は見たことがないとか？

我輩が子供の頃は木から落ちて木の脆さや落ちた場所の土地の柔らかさ、などを怪我も余りしないで実地に体験したものだ。

山に入れば漆にかぶれ、虫に刺されて皮膚が腫れ上がったりしても誰かが、そこらの草の汁を塗って治してくれた。

川にはいれば、川の急流に流され深い淵に巻き込まれながらも身の処置を学んだ。
思えば実に単純に育てられたのではないかと思う。

子供は子供同士で自然に切磋琢磨して身体を鍛えていたのかとも思う。

ＴＶもなく運動場も、でこぼこの平たいところで雨が降れば水溜りがアチコチに見られる自然の広場にすぎなかった。

休み時間はこのグランドで走りまわったものだ。

またカミさんの話だが、今の子供は転ぶ時に顔から転ぶとか？

「おい！ほんとかよ～？」

「どうも運動神経か何かしらないけど手をつかないで、そのまま、転ぶので顔を地面にぶっつけるとか聞いたよ・・」まさか～と驚く次第だ。


ヤイ！ヤイ！爺　何をゴチョ・ごチョ言っている　

なにもかも変わって来た。

変わらぬのは　この“くそ爺”だけのようだな！