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http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140318/plc14031808060004-n1.htm 以下全文
サマワの現実、傍観した自衛隊に「信頼できない」豪軍酷評、中国軍は強気に
自衛隊が派遣された国連平和維持活動(PKO)などの国際平和協力活動のうち、最も過酷だったのはイラク派遣(平成16~20年)だ。
隊員は黙々と任務をこなしたが、武器使用の制約により国際社会ではあり得ない対応を余儀なくされた。
《陸上自衛隊幹部が式典に参加中、建物の外で警護にあたっていたオーストラリア軍が暴徒に襲われた》
《陸自車両を警護するための打ち合わせに来た豪軍車両が、陸自拠点の入り口で暴徒から攻撃された》
これは「そのときどうする」というシミュレーションではなく、実際にイラクで起きた「事件」だ。
陸自はどう行動したか。
2事例とも施設や拠点に引きこもり、傍観せざるを得なかった。武器使用基準が国際標準より厳しく制限され、外国軍の隊員への駆け付け警護は憲法で禁じられた武力の行使にあたるとされるからだ。
陸自はイラク南部サマワで給水や道路補修などの人道復興支援を行い、豪軍は治安維持を担っていた。
陸自が拠点の外に出る際は豪軍に警護され、2つとも豪軍が陸自を守るための活動中に攻撃され、陸自は何もできなかった事例だ。
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「国際活動に参加できる組織ではない」「ともに活動する相手として信頼できない」
豪軍の酷評が陸自の教訓リポートに残されている。
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「米兵をぞろぞろ歩かせるな」
16年3月中旬、福田康夫官房長官(当時)から防衛庁に指示が下った。
航空自衛隊は同月3日、イラクの隣国クウェートのアリアル・サレム飛行場を拠点にイラクでの空輸任務を開始したばかりで、福田氏の指示は空自C130輸送機で多数の米兵を運ぶのは控えろ、という趣旨だった。
空自の空輸任務は、国連人員や救援物資を運ぶ人道復興支援向けと、米兵らを運ぶ治安維持向けの2通りあった。
空自OBは「米兵の輸送が目立つと、憲法に違反する『他国軍の武力行使との一体化』と批判されることを首相官邸は懸念していた」と振り返る。
実際は医薬品などの救援物資はわずかで、逆に米兵の輸送依頼は殺到。米側は輸送をためらう空自に不満を爆発させたため、「これではもたない」(指揮官経験者)と米軍人が乗降する姿を撮影されないよう細心の注意を払い、輸送した。
アリアル・サレムの警備も綱渡りだった。
日米豪韓が拠点とし、輸送機を防護するため各国5人ずつの20人編成で共同警備を行っていた。
他国軍の輸送機が武装勢力に襲撃されれば、空自隊員も駆け付けるのは国際的には常識。
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だが、集団的自衛権に抵触しかねないとして具体的な対処方針は定められず、「最善の行動を取れ」という曖昧な指示で現場の指揮官に判断を丸投げせざるを得なかった。
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「他国部隊は仕事を共有してくれると思っていたのに警護を求められ仕事が増え、守っている自分たちが攻撃を受けても『見ざる聞かざる』。自衛隊はアブノーマルで理解不能な組織だと扱われていた」
イラク派遣の全活動を把握する関係者はそう振り返る。
そもそも自衛隊の武器使用基準の制約や武力行使との一体化という概念自体が、他国には理解できない。
逆に、陸自の派遣隊員は他国部隊から白い目で見られ、自尊心を傷つけられた。
法的な制約により士気は下がる要素しかなかった。
国際活動での自衛隊の姿は、日本の防衛にも跳ね返ってくる。
PKOなどの国連活動に参加している人員は日本が271人で世界49位、中国は2186人で14位。
日中とも派遣している南スーダンPKOでは、陸自の活動地域は治安が比較的安定している首都ジュバだが、中国軍は政府軍と反乱軍の戦闘が起きているユニティ州などで活動している。
防衛省幹部は「安全な場所や他国の警護を求める自衛隊は恐るるに足らぬ、という意識が中国軍に広がりつつあるのでは」と危惧する。
そのことが、中国軍を強気にし、東シナ海での挑発をエスカレートさせ、ひいては尖閣諸島(沖縄県石垣市)侵攻へのハードルをも下げることにつながりかねない。
【正論】事に臨み責務果たせる自衛隊に 帝京大学教授・志方俊之
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注 上の記事の一部 着色は私の理解を深めるための勝手な着色です。
つぶやき
中国は日本の憲法9条を逆手にとっていることに日本は気付く必要がある。日本国を守る上で早急に改憲の必要を私は感じている。
「改憲 即ち戦争」 は現世界には通じないと知るべし。特に中国・韓国には通じることはない。むしろ彼らからは恐れられていることだ。
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自分を守ってくれた方が襲われいるのにそれをそばで傍観している?信じられない光景だ。
当時 この様子を報道しなかった日本のマスコミにも問題があるのでは?
「もう二度と日本と組みたくない」という豪州軍の気持はよくわかる。
若しも派遣自衛隊の隊長が規則を破って武器を使い救援したら・・・即座に「これは隊長 一個人の進退問題でなく(日本国内では)国際問題だ」と ことをおおきくする政治家が与・野党を通じてわんさかいる。
友を救えぬ自衛隊。なにがあっても動けぬ自衛隊。そんな自衛隊はPKO活動に行くべきでなかった。
自分のことは自分で守れる状態にして派遣するのが常識ではないか?
「国会は常識の場ではない」はよく言われていることだが代議士になるとみな ルーピーになるらしい?それでいて代議士の錬金術には長けてくるようだ。
都知事選で小泉進次郎の「枡添氏を応援する大儀はない」・・どうやら まともなのは自民党といえども進次郎 一人のようだ。
ところで最初から PKO 派遣の都度 武器携行と武器使用制限が問題になっていた。
初めてPKOに参加した時に社会党の代議士が現地調査をすると言って現地に出掛けたが見てきたのは野外動物園見物だったという(2CHの記事だった)。
帰国して「装甲車に装備する機関銃 2丁は不要だ」と主張して壱丁とした。軽機関銃などは非常に故障しやすい武器だ。2丁が常識であるのだが彼の頭は何らかの功績が欲しかったようだ。
つまり2丁を1丁にしたというのが実績となるようだ。
「非戦闘地区とはどこを指す」など愚問がまかり通る国会中継など全くの茶番劇だった。まじめな顔で野党は与党を攻撃している。要は日本に国際的活動をしてもらっては野党は困るようだ。
今もそうだが野党 の姿には変わりはない。「国の在り方を考えぬ」 これが野党の姿だ。
特に社会党・共産党などは百害あって一利のない不要の政党といってよい。もっと日本の国の正常な在り方を示してほしい。
「9条」 があるから日本は平和を保ってきた。など寝言をいうのはもう止めてもらいたい。
それこそ「寝言は寝て言え」といいたい。
話が違うが北朝鮮にさらわれた日本人の拉致問題も社会党は終始 北朝鮮の広報を努めるだけで「拉致問題は日本のねつ造だ」と社会党のHPで主張して問題解決を阻んできた。
もとより社会党には北朝鮮に拉致された日本人を救う気持などさらさら無かった。国会で日本人行方不明者の北朝鮮による拉致が公表されていてもだ。
慰安婦問題もミズホなど その慰安婦の補償交渉の弁護士を勤めていた。そのミズホが河野談話の調査にかかわっていたのだ。 それを許した河野洋平の暗愚も なにおかいわんや!である。
昨日は凄い突風が吹いた。「春一番」? 75Kg の私が飛ばされそうになったくらいだ。
空もやや黄ばんでいた。黄砂かも知れないと思った。 外気温 も10度を切ることはなくなった。
日中は15度 前後となった。 今朝の外気温 10度 風はなし 午前 7 時
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さて、先日のニュースで四国の高知市で日本一早く桜が開花したそうですね。
今日も暖かい一日に成る様なので太陽をいっぱい受けて春を謳歌しましょ~!
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('_')今朝の四国遍路の旅は愛媛県の道後温泉近くに有る札所に行きましたので御覧頂ければ幸せます!
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自衛隊の今の状態では何もできませんね。早急に憲法の改正の必要を私は感じています。70年近くも憲法の改正をしていない国は世界でもないのでは?日本と言う国はおかしな国です。