物忘れが酷くなり、夕食後、暫くして、なんだか口が寂しくなり、つい、
「おい、あれだ!」と傍(カタワラ)に居たかみさんに言う。
「アレだ、では分からん!」
「あれと、言ったら、あれだ!」
「分からんよ~」もう、カミさんは台所に逃げてしまう。
「おい、俺がアレだといったら分かるだろう?」台所のカミさんに怒鳴る。
「分からんよ」カミさんが怒鳴り返してきた。
「くそたれ奴(メ)」思わず呟く。
「今の俺の状態で分かるだろ?」
「分からんものは分からないよ」
「おい、俺と何年一緒に暮らしているんだ!俺がアレだと言うようになって何年経つ?」
「何年たっても分からんものは分からん」かみさんも負けていない。
こうなったら、根競べだ。
「おい、あれだ!」
「なによ!」
「くそ~、分からんか?」
「分からんものはわからん!」カミさんも意地になっている。
我輩も一体、何が欲しかったのだろう?
頭に閃いた欲しいものは何だったのか?
考えたが分からない。一瞬にして忘れた。
「分からんものは分からん!」かみさんも少し怒ってきたようだ。
我輩も自分で何を言ってるのか分からんようになった。
一体全体何が欲しかったのだろう?
カミさんが、また、何故か居間に来てTVを付けた。
リンクで素晴らしいフイギャー・スケートの演技をやっていた。
そうだ! アイス・キャンディーが欲しかったのだ。
「おい、キャンディはあるか?」
「あるよ」
「一つ頼む」
「なん~だ。キャンディだったの?」
「そうだ」
「お前は、それすら分からんのだ」
「少しは俺の気持ちを察しろ!」
「子供みたいなことをいつまでも言うのでない!」
「最初からキャンディといえばいいのよ」
「何を言う。最初にキャンディがでれば苦労しないよ」
「苦労して言うことかね?」
「思い出すのに苦労するのだ!」
「分からんか!」我輩は怒鳴りつけたい気分だ。
実際に怒鳴っているが・・・。
「人に物を頼むのにも言い方があるよ!なによ、急にアレだ!って分かる訳ないでしょ」
「悪い、悪い、今度から優しく言うよ・・・」
カミさんが「ハイ」と言ってキャンディを渡してくれた。
早速 口にする。
キャンディを舐め舐め、
「おい歯に沁みるよ」
「仕方ないでしょう、きのう治療したばかりだもの・・・・」
そんな話をしながら、なんだか、何か忘れている。
と!思い出した。
たまには「ありがとう」くらいのお礼を言わなくては、と先ほど思ったばかりなのにもう忘れている・・・。
もう、遅いか?シャ~ない、ほっとこ・・?
カミさんが○○子(娘でケアーマネージャー)が言っていたよ。
呆けないためには、その予防も大切なんだって・・・。
「ほう~その、予防とはどんな、ことなんだ?」カミさんが聞いた娘の言うことは下記のようなことらしい?
認知症の予防手段
① 軽い運動をする。毎日、30分は歩く
(10分づつでもよい。累計で30分とか?)
② 声を出して新聞を読む。必ず日付を最初に声を出して読む
③ 日記を付ける
④ 人とよく話をする。近所付き合いが大切である。
⑤ 講演会に出る。積極的に社会にでる。
⑥ ボランテァ活動をする。
我輩のように耳が聞こえなくなった中途難聴者は特に家の外に出たがらないと娘は言っていたとか?
その点については、我輩は常に外に出ている。
やれ、パソコンだ、太極拳だ、囲碁だ、水泳だ、手話だ、図書館だ、とか、イロイロと外出が多い。
来月 早々の日曜日は囲碁の団体戦だ。
我輩の囲碁の成績は、ここのところ負けてばかりだ。
勝率は最低だが世話役の方から何故か私に出ろと誘われた。
前回、出なかったので機会を与えて戴いたのかも・・・・。
これも「分からん」防止になるのかな~ァと“くそ爺”は察した。
「おい、あれだ!」と傍(カタワラ)に居たかみさんに言う。
「アレだ、では分からん!」
「あれと、言ったら、あれだ!」
「分からんよ~」もう、カミさんは台所に逃げてしまう。
「おい、俺がアレだといったら分かるだろう?」台所のカミさんに怒鳴る。
「分からんよ」カミさんが怒鳴り返してきた。
「くそたれ奴(メ)」思わず呟く。
「今の俺の状態で分かるだろ?」
「分からんものは分からないよ」
「おい、俺と何年一緒に暮らしているんだ!俺がアレだと言うようになって何年経つ?」
「何年たっても分からんものは分からん」かみさんも負けていない。
こうなったら、根競べだ。
「おい、あれだ!」
「なによ!」
「くそ~、分からんか?」
「分からんものはわからん!」カミさんも意地になっている。
我輩も一体、何が欲しかったのだろう?
頭に閃いた欲しいものは何だったのか?
考えたが分からない。一瞬にして忘れた。
「分からんものは分からん!」かみさんも少し怒ってきたようだ。
我輩も自分で何を言ってるのか分からんようになった。
一体全体何が欲しかったのだろう?
カミさんが、また、何故か居間に来てTVを付けた。
リンクで素晴らしいフイギャー・スケートの演技をやっていた。
そうだ! アイス・キャンディーが欲しかったのだ。
「おい、キャンディはあるか?」
「あるよ」
「一つ頼む」
「なん~だ。キャンディだったの?」
「そうだ」
「お前は、それすら分からんのだ」
「少しは俺の気持ちを察しろ!」
「子供みたいなことをいつまでも言うのでない!」
「最初からキャンディといえばいいのよ」
「何を言う。最初にキャンディがでれば苦労しないよ」
「苦労して言うことかね?」
「思い出すのに苦労するのだ!」
「分からんか!」我輩は怒鳴りつけたい気分だ。
実際に怒鳴っているが・・・。
「人に物を頼むのにも言い方があるよ!なによ、急にアレだ!って分かる訳ないでしょ」
「悪い、悪い、今度から優しく言うよ・・・」
カミさんが「ハイ」と言ってキャンディを渡してくれた。
早速 口にする。
キャンディを舐め舐め、
「おい歯に沁みるよ」
「仕方ないでしょう、きのう治療したばかりだもの・・・・」
そんな話をしながら、なんだか、何か忘れている。
と!思い出した。
たまには「ありがとう」くらいのお礼を言わなくては、と先ほど思ったばかりなのにもう忘れている・・・。
もう、遅いか?シャ~ない、ほっとこ・・?
カミさんが○○子(娘でケアーマネージャー)が言っていたよ。
呆けないためには、その予防も大切なんだって・・・。
「ほう~その、予防とはどんな、ことなんだ?」カミさんが聞いた娘の言うことは下記のようなことらしい?
認知症の予防手段
① 軽い運動をする。毎日、30分は歩く
(10分づつでもよい。累計で30分とか?)
② 声を出して新聞を読む。必ず日付を最初に声を出して読む
③ 日記を付ける
④ 人とよく話をする。近所付き合いが大切である。
⑤ 講演会に出る。積極的に社会にでる。
⑥ ボランテァ活動をする。
我輩のように耳が聞こえなくなった中途難聴者は特に家の外に出たがらないと娘は言っていたとか?
その点については、我輩は常に外に出ている。
やれ、パソコンだ、太極拳だ、囲碁だ、水泳だ、手話だ、図書館だ、とか、イロイロと外出が多い。
来月 早々の日曜日は囲碁の団体戦だ。
我輩の囲碁の成績は、ここのところ負けてばかりだ。
勝率は最低だが世話役の方から何故か私に出ろと誘われた。
前回、出なかったので機会を与えて戴いたのかも・・・・。
囲碁団体戦 勝率の低いosamu爺さん 頑張ってくださいよ! 歯が悪い 妻が悪い なんての言い訳は
通じませんよ。
囲碁も高段者と対局しますと疲れます。特に先日対局しました、持ち時間40分の3番勝負など13時から初めて終わったのは4時半でした。
私は星目置いて20目のコミを戴いての対局です。
結果は2勝1敗で私の勝になりましたが、この方に勝ったのは半年ぶりくらいでした。この高段者の指導は3ヶ月に1度です。負けた一番は途中で投げたのです。勝ったのはジックリと防御に廻りました。
然し、若しこの方が本気で対局されると多分星目風鈴をつけても全く歯が立たないのではと思っています。
もう、そろそろ花を持たせて負けないと教室に来なくなるかな?と思われたのかも?
私の勝ちを手帳に書いて居られましたから?
難しい局面になると心臓がドキ・ドキします・・・。
快晴、雪解け早まり春の到来近しです。
楽しい楽しいお二人の「じゃれあい」きょうも笑いながら詠みました。
「悪い 悪い 今度から優しく言うよ」に改心
出来ることを願ってます。
osamu爺さんの囲碁の実力は?・・・
高段者とはプロ棋士ですか? それにしても置き過ぎではないでしょうか。ちなみに私は2段格で妻は2級です。
我が家も、osamuさんと同じような会話の連続です。
気持ち良く分りますよ。!
認知症の予防手段>>①のみ実行中なので、今後の参考にさせていただきます。
>「悪い 悪い 今度から優しく言うよ」に改心
出来ることを願ってます。
ありがとう ございます。そのように、努力しようと思っていますが、果たしてどうでしょう?
>私の囲碁の実力は?・・・
昭和55年に日本棋院所属の(故)松本 篤二 七段より指導を受けて初段を戴きました。
今の教室(約50人)には、それ以来20年以上打っていないので3級で入り一期(3ヶ月)を数回経て進級し昨年、やっと、この教室でも初段となり対局用紙に”初段”と書けるようになりました。
私と対局して戴いた高段者はアマチャです。アマの横須賀10傑のお一人です。教室では2段の方でも星目置いて対局して居られます。教室では他の方とは少し離れた場所で対局して居られます。
教室の平均は想像ですが四段くらいでは、ないでしょうか?
初段以下は10名も居ないと思います。私が白石を持つことは滅多にありません。大体3~4目置いて対局しています。
我家と同じようだとのことで私も安心しました。
なにかと、やり込められるので、空威張りで対抗しています。
また、また 岩国の新しい発見を見せて頂き感謝に堪えません。なんとか生きている内に帰省してみたくなりました!