久しぶりのプール・・・

久しぶりのプール・・・

プールには一人で行ったのでお馴染みさんから

「あら～奥様は？」とアチコチから聞かれて参ったな～。

我輩が休んだ時もカミさんが皆さんから聞かれるのかな？

多分　それはないと思うな～！

雨○さんご夫妻、鈴○さんご夫妻、いつもお会いしている“ロシア料理”のシェフの○○さん等　沢山の方に会った。

中でもあるご婦人は、うちのカミさんに伝えてくれと来月　逗子に引っ越すからと引越し先の電話番号まで教えて頂いた。

なにしろプールの中だから教えていただいた電話番号をメモするものがない。

相手の方は

「憶えやすい電話番号だからメモなどいらないわよ～」と言われる。

・・・と言ってもな～ァ？

落語の「平林（ヒラリン？）」ではないが水中歩きをしながら電話番号を呟いていた。

そこえ、うしろから肩をつつかれた。

振り返ると綺麗なご婦人の○木さんがなにやら笑いながら話しかけてこられた。

「何度もお呼びしたのよ～」と言われる。

耳栓をしっかりと着装しているので殆ど聞こえない。

仕方ないか？と急いで耳栓を外す。

「きょうは　奥様はお仕事？」

「はい　あいつは仕事が生きがいですから・・・」

「そうですよね～・・」

「お仕事を持っている方が羨ましいです～～」

「趣味と仕事が一緒と言うのは私にとってはいい迷惑ですよ」

と言ったら

「何をおっしゃいますか！」と叱られた。

よく叱られる爺だ！それからも

「近頃余りお見かけしませんが？相変わらずお忙しいのでしょうね？」と何かと話かけられるが、話の内容がよく分からない。

受け答えをするうちに変な答えをしたらしい？

「では・・・ね・・・・」と言って泳ぐコースに入られた。

“はッ“　とした。先ほどの電話番号を忘れたのだ。

逗子に引っ越される、あのご婦人は？と見れば泳ぐコースで泳がれていた。

困ったな～もう一度聞くか？

と思ったが？やめた。

プールから上る時間もそろそろ来た。

まァ　いいか？

あの電話番号はプールでの仲間の方の誰かが覚えているだろう。

カミさんが今度プールに来れば誰かさんから聞くことだろう？と諦めた。

こんな１０桁の電話番号ぐらいならカミさんは一度　聞いたら忘れないのだがな～

以前　我輩の携帯の電話番号が全て８だったことがある。

ある友人から「あんたの電話番号は覚えやすいが８を幾つ押したか分からなく困るよ～」と苦情が出たことがある。

その携帯は２年くらいか？持っていたが機種が古くなったのでNTTセンターで機種を替えた。

受付の女性の方が

「いい番号ですね～」と言われ

「機種を替えると番号が変わりますが？いいですか？」と尋ねられた。

「いいですよ」というと

「ほんとにいいのですか？」と重ねて聞かれた。

そこで再び

「いいですよ」と言うことで携帯の番号が今の番号に変わった。

それから、また数年経って機種を変えたら今度は番号が変わらなかった。

以来　同じ変な？番号のままである。

メール・アドレスもその時に作った我輩の年齢が入ったままで７１の数字が入っている。

これから見ると、あれから、もう６年も経っていることか？

光陰矢の如し！