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http://mainichi.jp/opinion/news/20130726ddg041070005000c.html 以下全文
憂楽帳:独り言
毎日新聞 2013年07月26日 西部夕刊
女性の名前は知らない。40代、照る朝は日傘を差してバスを待つ。
問題はここからだ。乗車するや女性は決まって独りごちる。
「疲れたわあ」なんてのはいい。
「ああ面倒臭い」。果ては
「私の仕事だと思う?」と怒る日もある。
名付けて、独り言おばちゃん。
毎朝通勤のたび耳にするから、こちらも気がめいるし、注意をしようにも気がひける。
現代精神医学事典(弘文堂)によると 、
独り言(独語)は
▽金づちで指をたたいて思わず毒づく「退行的」要素
▽忘れぬよう番号を口ずさんで電話をかける「個人内」要素
▽スピーチの予行演習のような「個人間」要素−−に大別される。
退行とは欲求不満の解消方法だから、あるいはおばちゃん、車中で胸の内をはき出してから気苦労の多い職場に向かうのかもしれない。
わが身を振り返れば、酒でくだを巻いた夜もある。少しだけおもんぱかった。
とまれ始業前、さあ働くぞと息巻く朝もなくはない。
バスが来るのは十数分間隔。
三文の徳を捨て置いて、また同じ時間に乗車する。
車窓越しに動き出す福岡の街並みを眺めながら、女性の独り言を聞いている。【平川哲也】
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つぶやき・ぼやき
「ハイ・ハイと 二つ頷き 従わず」 ← 我が家のカミさんである。
『 ハイ・ハイと 二つ返事で 聞き流す』 ← こちらがよかったかな? (追記 27日18 時)
「分かったよと 怒鳴り返して 片付けず」 ← 我輩である。
全てが正反対な我が家である。
片付け好きなカミさんに・・・何もしないだらしない亭主?
我輩も よく いや~ 実によく旧知の女性の名前を呼ぶ・・・それも無意識のうちに呟いている。
『 はッ 』 とするが もう遅い・・気は付けているのだがな~・・・。
近頃はカミさんは もう何もいわない。・・・と いって以前は?と聞かれると以前から何も言わない。
もう 諦めている? そうでもないと感じる時もあるが・・・・。
我輩は別にストレスはないと思っているが案外 相当 ストレスがあるのかも?
「何の?」と聞かれると困るが・・・・。。。。。我輩の独り言も
「美味しい 味噌汁が飲みたい・・・」に替えるか? ちと長すぎる・・・
やはり 女性の名が短くていいかな?
「サリ~」 「チエコ」 「アケミ」 なにかキャバレーみたいだな?
替えるのも 関係ないものがいいかも?・・・・と・・・思いつくのは・・・
「タミコ さ~ん」 ???
邦画 「野菊のごとき君なりき」 の マサオの恋人の名である。
「君は野菊のようだよ」・・・とマサオが言うとタミ子さんが
「マサオさんはリンドウのようよ」・・・そう言い合う シーンがあった。
タミさんは気に沿わぬ人のもとに嫁ぎ病気になり若くして死んでゆく。
その胸にリンドウの花を抱きながら・・・・。 60年くらい前に見た映画である。
中学生のときかも、映画を見ましたよ^^
ハッピィエンドではないので、納得いかない
哀しい余韻でした、昔は親の決めた縁談に
逆らえなかったのでしょうね~
来週はあまりご訪問ポチ☆にこれないかも
知れません。主人の手術の付き添いなどで
パソコンから離れますので。落ち着きましたら
また参りますね。どうぞお元気で。
「野菊のごとき君なりき」 私が東京で学友と見た映画ですが凄い印象をうけました。
とてもいい映画でした。
ご主人さまの手術 滞りなく終わりますように・・・ミコちゃんさんの厚い看護が受けられてご主人さまも幸せな方ですね。羨ましい。