高齢者運転免許更新講習を受けて (平成19年) 古いので参考にはならないと思いますが私個人の資料として残したいとアップしていますのでご了承いただきたいと思います。
高齢者運転免許更新講習講義は既にアップしているので省略しました。
高齢者運転免許更新講習講義のあとに「動体視力」「夜間視力」の検査を受けた。
実施試験の顛末記を記載するのに参考です。このような結果で実施に望みました。
*私の検査結果 前回記載済みであるが、ことの顛末の次第で再掲します。
「動体視力」
両眼測定
静止視力:0.8
動体視力:0.4:平均 <速度30Km>(ミス:0)
以上の結果は70歳~74歳では「ふつう」とある。
「夜間視力」
両眼視力
視力回復時間 53秒 (70歳~74歳):ふつう
「眩光下視力」
0.6 (70歳~74歳:ふつう)
* 夜間の視力は年齢が高くなるほど低下します。安全速度を守り危険を予測した運転を行うよう心がけて下さい。(コメントあり)
次は心配していたシュミレーションによる運転テストであった。
正面のディスプレイ(17インチくらい)を見ながら大きな矢印を前方の左右に動く門をくぐらすものである。
別に心配したほどのことではなかった。このシュミレーシャンが恐くて一時はプレイ・ステイションを買って家で練習をしようかと思った位であった。(苦笑)
受講 終了後、渡された「運転適正結果」の総合成績は“やや優れている”だった。
私には丁度よい。“ふつう“で よかったのだが思わぬ成績に ほッとした。
最後は実地運転である。試験車は、なんとマニアル車であった。
試験車に乗る前に、指導員の方に
「すみません、トイレに行きたいのですが?」私は緊張の余りトイレが凄く近くなっていた。
このトイレは授業中(90分)にも途中で私は行ったものだった。
「ハイ、遠慮なくどうぞ・・・他の方も行かれていいですよ」全く受講者に負担を掛けないように試験官は配慮されていた。
さていよいよ実地運転である。
女性一人と男性3人が試験車に試験官と共に乗り試験官が先ずコースを廻る。
とても一回ではコースは覚えきれるものでないな?と思ったら試験官は
「コースを覚える必要はありません。全て事前に私が言います」
私は最後の4人目となった。これも試験官の配慮と感謝した。
「さあ、最初は△△さんですね。どうぞ。免許の試験ではありませんので気楽にして下さい。皆さんは既に熟練者ですから・・・」
最初の方は、やはり、かなり緊張をして居られるようで運転者の後部の真後ろの座席に座っている私の身体がガタッと発車のたびに前後・左右に揺れる。
運転中も蛇行が多い。後ろの席で見ていた私も このようになるのかな~ァ と少し心配になる。
3人目の女性は
「私 ギアの車は運転したことがありません・・・・」と指導者にアレコレと発車前に聞いている。
「ロウが これで、セカンドは、こう入れます。セカンドまでしか使いません」と親切に指導員は説明をされていた。
いよいよ発車である。
「ハイ、其処を左に廻って、ハイ、そこの左の16番コースに入って・・・・」と車の位置に従って次々に指導員の方が指示を出されていた。S字カーブの時は左右の前輪・後輪で数回 縁石に乗り上げガッタン・ゴットンと賑やかな運転だったが何とかS字試験路を出たが指導員の方は何も言われなかった。
100mばかりの直線コースでは凄まじいエンジン音だったが これも指導員の方は別に何もおっしゃらない。
車は始発点に無事到着した。同乗の受験者は全員ほッとした。
指導員の方が、この女性の方に「ご苦労さまでした」と言われた。
この女性の方も70歳になられるのかな?と不思議な感じのするほど若い感じで綺麗な方であった。
近頃の女性は若いですね。お歳が判りません。
あとは、いよいよ最後の番の私の番になったがマニアル車は幸いに慣れていたのでギア・チェンジもスムーズに出来たと思う。
近頃の車は滅多にノッキングなど起こさない。馬力がある所為かと思う。
発車から終点の発車場所の始点まで無事運転を終わる。
「今日は何方も特に、ご注意を申し上げる方はいらっしゃいませんでした」
「よかったですね」そして
「運転中にバック・ミラーに映らない場所があります、それは左斜め後ろです。バイクなどが飛び出すこともありますので気をつけて下さい」と付け加えられた。
「これで終わりました。ご苦労様でした」あとは
「先ほどの教室に行って下さい」
再び教室に戻り講習所の所長の挨拶があり終了証書が渡された。
「この終了証書は警察署での免許更新のときに提出して下さい。再発行はしませんので大事に保管をして下さい。若し 既に本日が誕生日の一ヶ月に達している方は、これから更新の手続きをされたほうがいいと思います」と注意を受けて全て終了だ。
全て終わったのは丁度12時前だった。
講習が終わってチヨット残念に思ったのは実地運転でのある男性受験者の態度だった。片手運転やダンプの暴走運転のような運転をされる方がおられたことだった。指導員の方はなにも言われなかったが後ろで見ていて とても恥ずかし思いがした。
講習所の担当の皆さんありがとうございました。大変 親切な方々ばかりで感謝に耐えません。厚くお礼を申し上げます。
最大の心配だった「認知症」の検査はなかった。
”ほッ”
あとは所轄警察署に行き免許の更新手続きをするのみだ。
更新の時には視力検査があるらしい。
出口の駐車場にカミさんが車で待っていた。
「どうだった?」
「うん、なんとか・・・」
帰宅後はグッタリと疲れていた。 カミさんに「今日はアリガト」と言って 昼の食事も、そこそこで灯油暖房機の前で温風を身体全体に受けながら昼寝に入った。
でも疲れたな~ なんでだろう?
/////////////////////////////////////////
夕方、目が覚めても気分が優れず、食欲もなく夕食は止める。そのまま寝込む。
やはり歳だな~ァと思う。75歳と言う歳が、どのようなものか痛切に感じさせられた一日だった。
こんなことぐらいで精神的、また体力的にこんなに参るとは情けない。
日頃の空元気(カラゲンキ)も出ない。 爺の体調は、まだ回復していない。
暫くしてカミさんが、台所から・・・
「お疲れ様 アイス・キャンディ どう?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まだ かみさんが元気なころの記事です。アップを忘れていました。早や 一周忌も過ぎ いろいろと思い出のみ思い浮かびます。
最近 高齢者の事故が多発してマスコミを賑わしています。私は体調の悪い時や夜間は運転を控えて生活必需品の買い物と病院・膝の痛みの回復のリハビリにジムに通う時のみ昼間運転していますが注意に重ねて更なる注意をしています。
車の整備も欠かせません。
参照 高齢者運転免許証所持者 平成26年度 http://uub.jp/pdr/t/sd.html
http://uub.jp/pdr/t/sd.html
高齢者運転免許更新講習講義は既にアップしているので省略しました。
高齢者運転免許更新講習講義のあとに「動体視力」「夜間視力」の検査を受けた。
実施試験の顛末記を記載するのに参考です。このような結果で実施に望みました。
*私の検査結果 前回記載済みであるが、ことの顛末の次第で再掲します。
「動体視力」
両眼測定
静止視力:0.8
動体視力:0.4:平均 <速度30Km>(ミス:0)
以上の結果は70歳~74歳では「ふつう」とある。
「夜間視力」
両眼視力
視力回復時間 53秒 (70歳~74歳):ふつう
「眩光下視力」
0.6 (70歳~74歳:ふつう)
* 夜間の視力は年齢が高くなるほど低下します。安全速度を守り危険を予測した運転を行うよう心がけて下さい。(コメントあり)
次は心配していたシュミレーションによる運転テストであった。
正面のディスプレイ(17インチくらい)を見ながら大きな矢印を前方の左右に動く門をくぐらすものである。
別に心配したほどのことではなかった。このシュミレーシャンが恐くて一時はプレイ・ステイションを買って家で練習をしようかと思った位であった。(苦笑)
受講 終了後、渡された「運転適正結果」の総合成績は“やや優れている”だった。
私には丁度よい。“ふつう“で よかったのだが思わぬ成績に ほッとした。
最後は実地運転である。試験車は、なんとマニアル車であった。
試験車に乗る前に、指導員の方に
「すみません、トイレに行きたいのですが?」私は緊張の余りトイレが凄く近くなっていた。
このトイレは授業中(90分)にも途中で私は行ったものだった。
「ハイ、遠慮なくどうぞ・・・他の方も行かれていいですよ」全く受講者に負担を掛けないように試験官は配慮されていた。
さていよいよ実地運転である。
女性一人と男性3人が試験車に試験官と共に乗り試験官が先ずコースを廻る。
とても一回ではコースは覚えきれるものでないな?と思ったら試験官は
「コースを覚える必要はありません。全て事前に私が言います」
私は最後の4人目となった。これも試験官の配慮と感謝した。
「さあ、最初は△△さんですね。どうぞ。免許の試験ではありませんので気楽にして下さい。皆さんは既に熟練者ですから・・・」
最初の方は、やはり、かなり緊張をして居られるようで運転者の後部の真後ろの座席に座っている私の身体がガタッと発車のたびに前後・左右に揺れる。
運転中も蛇行が多い。後ろの席で見ていた私も このようになるのかな~ァ と少し心配になる。
3人目の女性は
「私 ギアの車は運転したことがありません・・・・」と指導者にアレコレと発車前に聞いている。
「ロウが これで、セカンドは、こう入れます。セカンドまでしか使いません」と親切に指導員は説明をされていた。
いよいよ発車である。
「ハイ、其処を左に廻って、ハイ、そこの左の16番コースに入って・・・・」と車の位置に従って次々に指導員の方が指示を出されていた。S字カーブの時は左右の前輪・後輪で数回 縁石に乗り上げガッタン・ゴットンと賑やかな運転だったが何とかS字試験路を出たが指導員の方は何も言われなかった。
100mばかりの直線コースでは凄まじいエンジン音だったが これも指導員の方は別に何もおっしゃらない。
車は始発点に無事到着した。同乗の受験者は全員ほッとした。
指導員の方が、この女性の方に「ご苦労さまでした」と言われた。
この女性の方も70歳になられるのかな?と不思議な感じのするほど若い感じで綺麗な方であった。
近頃の女性は若いですね。お歳が判りません。
あとは、いよいよ最後の番の私の番になったがマニアル車は幸いに慣れていたのでギア・チェンジもスムーズに出来たと思う。
近頃の車は滅多にノッキングなど起こさない。馬力がある所為かと思う。
発車から終点の発車場所の始点まで無事運転を終わる。
「今日は何方も特に、ご注意を申し上げる方はいらっしゃいませんでした」
「よかったですね」そして
「運転中にバック・ミラーに映らない場所があります、それは左斜め後ろです。バイクなどが飛び出すこともありますので気をつけて下さい」と付け加えられた。
「これで終わりました。ご苦労様でした」あとは
「先ほどの教室に行って下さい」
再び教室に戻り講習所の所長の挨拶があり終了証書が渡された。
「この終了証書は警察署での免許更新のときに提出して下さい。再発行はしませんので大事に保管をして下さい。若し 既に本日が誕生日の一ヶ月に達している方は、これから更新の手続きをされたほうがいいと思います」と注意を受けて全て終了だ。
全て終わったのは丁度12時前だった。
講習が終わってチヨット残念に思ったのは実地運転でのある男性受験者の態度だった。片手運転やダンプの暴走運転のような運転をされる方がおられたことだった。指導員の方はなにも言われなかったが後ろで見ていて とても恥ずかし思いがした。
講習所の担当の皆さんありがとうございました。大変 親切な方々ばかりで感謝に耐えません。厚くお礼を申し上げます。
最大の心配だった「認知症」の検査はなかった。
”ほッ”
あとは所轄警察署に行き免許の更新手続きをするのみだ。
更新の時には視力検査があるらしい。
出口の駐車場にカミさんが車で待っていた。
「どうだった?」
「うん、なんとか・・・」
帰宅後はグッタリと疲れていた。 カミさんに「今日はアリガト」と言って 昼の食事も、そこそこで灯油暖房機の前で温風を身体全体に受けながら昼寝に入った。
でも疲れたな~ なんでだろう?
/////////////////////////////////////////
夕方、目が覚めても気分が優れず、食欲もなく夕食は止める。そのまま寝込む。
やはり歳だな~ァと思う。75歳と言う歳が、どのようなものか痛切に感じさせられた一日だった。
こんなことぐらいで精神的、また体力的にこんなに参るとは情けない。
日頃の空元気(カラゲンキ)も出ない。 爺の体調は、まだ回復していない。
暫くしてカミさんが、台所から・・・
「お疲れ様 アイス・キャンディ どう?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まだ かみさんが元気なころの記事です。アップを忘れていました。早や 一周忌も過ぎ いろいろと思い出のみ思い浮かびます。
最近 高齢者の事故が多発してマスコミを賑わしています。私は体調の悪い時や夜間は運転を控えて生活必需品の買い物と病院・膝の痛みの回復のリハビリにジムに通う時のみ昼間運転していますが注意に重ねて更なる注意をしています。
車の整備も欠かせません。
参照 高齢者運転免許証所持者 平成26年度 http://uub.jp/pdr/t/sd.html
http://uub.jp/pdr/t/sd.html
そうですね!最近 連日事故を起こしてマスコミを賑わしています。困ったことですね。なんとなく肩身の狭い思いをしています。私も普通に歩ければもう車は手放していることでしょう? 然し車が無ければどこへも出かけず寝たきりになりそうです。今は例の件であまり出かけていません。足も益々弱りそうです。
それでも べんさんお言われるように
>未だ元気な内に遣りたい事をやり遂げる事です。<
で行こうと思っています。
日本では高齢者に拠る運転事故の多いのに驚きますが、此れは人事ではなく、自分自身にも深く関わる事なので如何にして事故を防げるか、と言っても、もうこれ以上若返る事は不可能なので結局は運転を止めるしかありません。
然し独り暮らしの高齢者には自家用車はとても手放しては生活に不自由をする事になります。自動運転機能を備える自動車の操作には頭が着いて行けないだろうし・・・。 お手伝いさんを雇う事しか有りません。其れとも引退者ホームのお世話になるかですね。考えるとこの世の生活が嫌になります。 もうこうなればなるようにしかならないので、その内に自然と頭が呆けて全て忘れてしまい、苦労をしなくてもよくなる時が必ず参ります。未だ元気な内に遣りたい事をやり遂げる事です。其れまで頑張りましょう。 下らぬ事でお時間を無駄にしました。 最早や逃れる事は出来ない事を自覚しました。