久し振りに歩いて駅に行き電車で中央の町(?)に出た。
先ず電気屋に行きDVDや小物を求め、7階の本屋でパソコン関係の本を数冊と例の時代物の本を纏め買い(文庫本1巻~8巻まで)、あとはレコード屋(今はなんと言うのだろう)により、*今売れてる10番までのリスト表を見る。
まったく判らない。
演歌は余り好きでないので柄にもなくクラシック(?)の売り場に立つ。???
昔は指揮者のカラヤン(懐かしい)等 内容は分からないが例の薄ら馬鹿を演じて、これまた、よく、そのLPレコードを買ったものだ。今や陳列されているCDは全く分からない。*カラヤン
お店の中をあれこれと歩いているのも結構疲れる。
エスカレーターの傍の椅子に腰掛けで暫く休み、このビルの近くにある「なんとか?天丼屋」を思い出し、そうだ、たまには天丼もいいか?とお店に行くとお昼で開店したばかりの所為か空いている。
威勢のよい「いらっしゃいませ!」の掛け声で奥のテーブル(?)に付く。
早速、先ほど買ったばかりの時代物の本を読み始めるが1ページも読まない内に「ハイ お待ちどうさま・・・・」注文した天丼が出された。
早いな~と少々驚く。
味はまァまァだが塩加減が少々我輩の身体にはよくないかな?と思う。
天丼一杯に味噌汁とおしんこ付で680円 まァ いいか?食後は近くのお店のウインドを覗き帰路についた。
北久里浜の駅に着いた時に携帯でカミさんを迎えに呼び出そうとしたら、そこにひょっこりと「市立高校」行きのバスが来た。こりゃまた都合がいい!
ついているな~ァ!とバスで帰宅。この時間に来るバスは1時簡に2本である。
家に着き居間の部屋に入るとカミさんが我輩を見て
「あんた・・・」と言って口をパクパクさせている。
変だな~とは思うが訳が分からない。
「おい どうしたんだ?」
「あんた 誰からも、なんとも言われなかった?」
「別に・・・」
「電車では座れたの?立っていたの・・・?」
「少し込んでいたので立っていたな・・・」
「そう・・・」
「なにもなかった?」自棄に絡むな~とは思いながらも
「そう言えば前に座って居られた年配の方(男性)がなにやら俺に言っていたように感じたが何しろ耳が聞こえない。知らん顔をしていたよ」
「バスは?」
「バスは座れたな・・・」
「どの辺に・・?」
「なんだい?変なことばかり聞いて・・・」
「あんた、どこかでトイレに行った?」
「うん 中央駅の交番の隣にあるトイレだ!」
「ふ~ン」
あっと気がつき我輩は「社会の窓」を見た。
アレレ・・・。
柄つきのYシャツの裾(スソ)が、なんと「社会の窓」から1~2寸も出ていた。
これで電車に乗り、バスに乗り堂々と歩いていたり、他人の目の前で立っていたのだ。座って居られた方はさぞ迷惑なことだったのでは?
あの電車の中で我輩の目の前に座っていた方が何か言われたようだが?我輩はツンボで聞こえない。
あれは我輩に注意をされたのだな?と思うが、今ではもう遅い!
多分 我輩の身体に触れるのも社会の窓からYシャツがはみ出ているズボンでは、触れにも触れられぬさまだったのだろう。
知らぬこととはいえ、えらいコッチャ!
これからは気をつけよう。
でもYシャツが、あそこから、食み出ている人は我輩といえども見たことはないな~・・。
粗忽者はいくら歳を取っても変わらないな~!と反省する。
そこえもってカミさんが一言
「それだよ!気ィ付けな!」
「なにィ~!」
「おい、このズボンのジッパーは調子が悪いぞ!治しておけ!」
思わず怒鳴った“くそ爺“である。
ところがである。カミさの心は既にここに在らずだ!
もう「漢字クイズ」に夢中になっている。
我輩が恥をかいても気にならないのか!やい!コラッ! 声にならぬ声をだす。
「おい!なんとか言えよ!」また 怒鳴る。
「何を怒鳴ってるのよ~ ここに当てはまる漢字は何だろうね~ェ?」
まったく~ゥ そして・・・・・。
「同じ出すなら、もっと気の利いたものをだしな!」
ブツブツ呟きながらカミさんは考えている。
腹の立つカミさんだ。
然し!参ったな~ァ!参った!参った!
これでは外出もままならぬ!
一人ぼやいている“くそ爺”である。寒い日だった。
庭の寒暖計は13度であった。
やはり外出は車に限る!
自動的に「社会の窓」が閉まるズボンはないかな~~~~
気を付けなければ119番に通報されかねません。
カミさんが迎えにくるようになったら・・・・?どうしましょう?
楽しいブログでした。
大抵家に返ってから気づくんですが、
だれも気がつかなかった、、ということにしておきます(笑)。
まぁ、他人様に害を与えている訳ではないし、すこしは笑いが提供できたかな?と変なポジチィブ思考をしたりします。。