プールの更衣室でロッカーを開けた時に横から声を掛けられた。
見ればロシア料理のオーナー・シェフさんである。
「久しぶりですね~」と挨拶を交わしているところに、今度は元大学教授が見えて「やあ~」と言いながら手を差し伸べられる。握手をしながら同じように「久し振りですね~」
「・・・・」なにやら言われていたが他の人の話声で分からない。
「今年もよろしく・・・・」とか何とか言って着替えを始めた。
プールに入るとマタマタ顔見知りの女性の方から会釈の挨拶を受けた。慌てて会釈を返す。
きょうは多くの知り合いの方に会ってよかったが名前を忘れた方が殆どである。
我輩も もう歳で聊(イササ)か呆けてきたのかも? 顔は覚えているのだが?名前が出てこない。
歩くコースを歩いていると隣の泳ぐコースで凄く早く泳いでいる方を見た。
「あれ?あの泳ぎは?う~ん??」そう 名前は忘れたが もう10数年以上も前になるが障害者の水泳のお手伝いをした時の一人である。
暫く歩きながら彼の泳ぎを見て我輩も泳ぐコースに出て彼のそばに行くと彼も我輩を憶えていて話しかけてこられた。
「耳がよく聞こえないので大きな声で話して・・」と言うと彼は近く関東障害者水泳大会に出るとか?それで今 練習中ですと言っておられた。
彼は右手右足のみで泳いでいるが、然しながら、そこらの人より遥かに速く泳ぐことができる。
話しによると昨年は関東大会で3位になったとか?早い訳だ。
「私の後を付いてきますか?」と尋ねると頷いたので直ぐにスタートをした。
我輩が25m 先の壁に着くと直ぐ我輩の後にピッタリとついてこられていた。
「わ~ァ 早いな~」と振り返り思わず叫んだ。そこには満足そうな 彼の顔が見えた。
十数年前には彼から「早くて付いていけない」とよく言われたものだった。
まァ当時は25m を20秒以内で泳いでいたから片手片足では歳の差よりハンデがあった。
されど彼とて今は70歳近いのでは?歳は聞いていないので分からない。
多くの懐かしい方々に会ったものだ。
プールに行ってよかった。
水泳は楽しいですね。
教授のゆったりとした泳ぎを見ながらプールを後にした。
//////////////////////////////////////////
余録:「官僚組織では仕事が減るにつれ、報告書作成の時… (毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/opinion/yoroku/ 以下全文
余録:「官僚組織では仕事が減るにつれ、報告書作成の時…
「官僚組織では仕事が減るにつれ、報告書作成の時間が増え続ける。増えなくなるのは仕事がゼロになり、報告だけに全時間が割けるようになった時だ」。A・ブロック著「21世紀版マーフィーの法則」(アスキー)の「お役所学」からの引用だ
▲行政学の教科書をみると、近代の官僚制の特質として「法にのっとった権限による執行」「ピラミッド型組織による上意下達」などとならんで必ず「文書主義」の原則が挙げられている。情実や恣意(しい)にとらわれぬ公正な職務執行を後から検証できるようにするためだ
▲だがこの合理的原則も、お役人の手にかかれば文書を増やすのが仕事の目的のような倒錯に陥るのは洋の東西を問わない。おかげで何かの許可を役所に申請する人は煩雑な書類作りと格闘するはめになる。役所のレッドテープ(繁文縟礼=はんぶんじょくれい=)は先日の小欄でも触れた
▲ならば、この間の原発事故への政府の対応においてはどれだけの記録の山ができたことか。いや、そんな心配ははなから無用だったという。政府の原子力災害対策本部は、事故発生から昨年末までに行った23回の会議の議事録をまったく作っていなかったというのだ
▲記録どころではなかったとの釈明も事故後何カ月もたてば通用しまい。未曽有の原発事故への対応の記録は国民のみならず人類が共有すべき貴重な資産である。文書主義の趣旨を熟知する役人や政治家にして記録を避けたのは、後の検証を恐れたからとしか思えない
▲どんな政治家も役人もいつかはその行動の検証を受ける覚悟なしに国民の安全や利益にかかわってはならない。申請書類の煩雑に耐える国民の声だ。
【関連記事】
これが言いたい:福島をアジア経済圏の拠点に=内閣官房審議官・鉢村健
除染:14年3月に完了 春から本格着手 環境省が工程表
福島第1原発:警戒区域立ち入りで外国人ら男5人書類送検
大飯原発:IAEA調査団が視察 ストレステスト評価で
東日本大震災:福島第1原発事故 政府事故調、7月末に最終報告
毎日新聞 2012年1月27日 0時15分
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
つぶやき
書類と官僚は切り離せないようです。東電の放射能被害補償書類も その膨大な内容には驚いたものだ。直ぐに訂正されたが・・・。東電もお役所と全く同じようだ。民間とはいえ公共事業であるから案外 官僚の天下り先になっているのでは?当たり前?
何を呆けたことを言ってるといわれそうだ。
あの東電の書類がそれを物語っていた。
私も建設工事では多くの書類を役所に提出したものだ。その都度「近隣から苦情の来ないように・・・」とはよく言われた。若しも苦情が役所に行けば大変なことになる。
見ればロシア料理のオーナー・シェフさんである。
「久しぶりですね~」と挨拶を交わしているところに、今度は元大学教授が見えて「やあ~」と言いながら手を差し伸べられる。握手をしながら同じように「久し振りですね~」
「・・・・」なにやら言われていたが他の人の話声で分からない。
「今年もよろしく・・・・」とか何とか言って着替えを始めた。
プールに入るとマタマタ顔見知りの女性の方から会釈の挨拶を受けた。慌てて会釈を返す。
きょうは多くの知り合いの方に会ってよかったが名前を忘れた方が殆どである。
我輩も もう歳で聊(イササ)か呆けてきたのかも? 顔は覚えているのだが?名前が出てこない。
歩くコースを歩いていると隣の泳ぐコースで凄く早く泳いでいる方を見た。
「あれ?あの泳ぎは?う~ん??」そう 名前は忘れたが もう10数年以上も前になるが障害者の水泳のお手伝いをした時の一人である。
暫く歩きながら彼の泳ぎを見て我輩も泳ぐコースに出て彼のそばに行くと彼も我輩を憶えていて話しかけてこられた。
「耳がよく聞こえないので大きな声で話して・・」と言うと彼は近く関東障害者水泳大会に出るとか?それで今 練習中ですと言っておられた。
彼は右手右足のみで泳いでいるが、然しながら、そこらの人より遥かに速く泳ぐことができる。
話しによると昨年は関東大会で3位になったとか?早い訳だ。
「私の後を付いてきますか?」と尋ねると頷いたので直ぐにスタートをした。
我輩が25m 先の壁に着くと直ぐ我輩の後にピッタリとついてこられていた。
「わ~ァ 早いな~」と振り返り思わず叫んだ。そこには満足そうな 彼の顔が見えた。
十数年前には彼から「早くて付いていけない」とよく言われたものだった。
まァ当時は25m を20秒以内で泳いでいたから片手片足では歳の差よりハンデがあった。
されど彼とて今は70歳近いのでは?歳は聞いていないので分からない。
多くの懐かしい方々に会ったものだ。
プールに行ってよかった。
水泳は楽しいですね。
教授のゆったりとした泳ぎを見ながらプールを後にした。
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余録:「官僚組織では仕事が減るにつれ、報告書作成の時… (毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/opinion/yoroku/ 以下全文
余録:「官僚組織では仕事が減るにつれ、報告書作成の時…
「官僚組織では仕事が減るにつれ、報告書作成の時間が増え続ける。増えなくなるのは仕事がゼロになり、報告だけに全時間が割けるようになった時だ」。A・ブロック著「21世紀版マーフィーの法則」(アスキー)の「お役所学」からの引用だ
▲行政学の教科書をみると、近代の官僚制の特質として「法にのっとった権限による執行」「ピラミッド型組織による上意下達」などとならんで必ず「文書主義」の原則が挙げられている。情実や恣意(しい)にとらわれぬ公正な職務執行を後から検証できるようにするためだ
▲だがこの合理的原則も、お役人の手にかかれば文書を増やすのが仕事の目的のような倒錯に陥るのは洋の東西を問わない。おかげで何かの許可を役所に申請する人は煩雑な書類作りと格闘するはめになる。役所のレッドテープ(繁文縟礼=はんぶんじょくれい=)は先日の小欄でも触れた
▲ならば、この間の原発事故への政府の対応においてはどれだけの記録の山ができたことか。いや、そんな心配ははなから無用だったという。政府の原子力災害対策本部は、事故発生から昨年末までに行った23回の会議の議事録をまったく作っていなかったというのだ
▲記録どころではなかったとの釈明も事故後何カ月もたてば通用しまい。未曽有の原発事故への対応の記録は国民のみならず人類が共有すべき貴重な資産である。文書主義の趣旨を熟知する役人や政治家にして記録を避けたのは、後の検証を恐れたからとしか思えない
▲どんな政治家も役人もいつかはその行動の検証を受ける覚悟なしに国民の安全や利益にかかわってはならない。申請書類の煩雑に耐える国民の声だ。
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つぶやき
書類と官僚は切り離せないようです。東電の放射能被害補償書類も その膨大な内容には驚いたものだ。直ぐに訂正されたが・・・。東電もお役所と全く同じようだ。民間とはいえ公共事業であるから案外 官僚の天下り先になっているのでは?当たり前?
何を呆けたことを言ってるといわれそうだ。
あの東電の書類がそれを物語っていた。
私も建設工事では多くの書類を役所に提出したものだ。その都度「近隣から苦情の来ないように・・・」とはよく言われた。若しも苦情が役所に行けば大変なことになる。
歯の治療はその良し悪しが直ぐにでますからね。私も今 抜歯したあとに「ブリッジ」治療をしています。歯医者さんはもう10年以上も掛かっている医院です。電動ブラシは今はやめました。
お医者さんに言われたとおりに今は手で磨いています。前歯が一本欠けただけですが不便ですね。
風邪には気をつけて下さい。こちらは今 インフルエンザが流行を始めました。予防注射は打っていますが手洗いとウガイは必ずしています。この歳で風邪を引くと肺炎が心配ですし・・。肺炎球ワクチンは打っていますが・・・。なにかと心配です。
末筆ですが奥様の介助もお察しいたします。べんさんもくれぐれもお体をお大事に・・・。