昨日の寒さ！

昨日（１２日）の寒さ！

昨日はなんと寒い日だったのか！

家の中はワイシャツ一枚でよいが、それでも外の寒さはなんとなく分かる。

１０時から始まる手話の会に出席すると会員の皆さんも「寒い！寒い！」と口々にいっておられた。

車の外気温計は８度を示していたが肌に感じる寒さは別格だった。

我輩も出かけに冬物の長袖の下着の下にアンダーシャツを一枚余計に着て、といっても余計に来た下着は夏物の薄い汗取りのようなものだが？

その上に冬物の少々厚いジャンバーを着込んで出かけた。　

もっとも下着には腰、膝にはチャッカリとホカロ○をベタベタと貼り付けて出かけたが・・・。

カミさんは我輩の着たジャンバーを見て

「あんた！少し趣味が悪いね！」と言う。そして

「あんたの行く“ユニク○“　に格好いいのはないの？」と、これまた余計なことを言う。

せめて、もう少し見栄を張り

「○○屋で格好いい暖かい上着を買ったら？」と言い少しくらい見栄を張らんかい！

言うだけでも、いいのだがな～？

カミさんはいつも現実的で、ほんまのことを言う。

我輩は着るものには至って無頓着である。

我輩も、もう歳である。

こう言われてはなんとかせにゃならん！

早くもっといいものを求めなくては・・・・。

田浦の自治会館には意外と早く着き珍しく体育室の扉が開いていて太極拳を指導しておられるN さんの姿が見えて見れば一人教室で練習されている。

こりゃ～挨拶をしなければとそのまま体育室に入る。

N　さんも今年の県大会に出られる。種目は「規定楊式」である。

練習中の彼女は丁度　向こうに向かって“パン・ラン・チュエイ“　と拳を打ち下ろし突きだすところだ。

次はルーホン・スイビーとなりそこで大きく反転してシェイフーシーに入る。

反転されたところで入り口に立っている我輩に気が付かれ、すぐに練習を止められてこちらに来られた。

少々遅い新年の挨拶を済ませて「（大会への）調子はいかがですか？」と尋ねる。

「サッパリですよ～～」ご謙遜である。

「osamuさんも出られるのですね。お互いに頑張りましょう！」

「頑張るって言っても、私はもう７８歳ですよ。ヨタ・ヨタです！」

と言うと

「あら　私も来年は○○才ですよ」と言われ、こちらもビックリした。

年月が経つのは早いな～。

一緒に初段の試験を代々木のオリンピック宿舎で受けたのは数十年前であった。

彼女は今２段である。目下３段を目指しているとか？

手話の教室では本年最初であり会は新年会であった。

我輩は予定表なる物は見てこないので教室に入って知る。

配られたお菓子を前に各人それぞれ新年を迎えた様子と、今年の目標を手話で話す。

我輩は長い休みでスッカリ手話の単語を忘れている。

話題の多くは箱根駅伝であった。

そこで我輩は「皆さんの話題が多かったので私も箱根駅伝の話題を一つ・・・あの選手の走る速さは一秒でどの位の距離を走っているか？を話した。

「一秒で約５ｍ～６ｍ　です」何故か？皆さん驚いておられた。

まァ　秒速スピードはオリンピックの１００ｍ　選手の半分ですがね？

こう書きますと我輩の手話もたいしたものと思われますが、忘れた単語を教えていただこうと教室内のアチコチをキョロ・キョロと見渡して話を続けたものである。

皆さん親切で机の上で手を動かして表現して戴ける。それを見ながらである・・・。

お隣に座られた横須賀の手話のおお御所の綺麗なＯ女史の方に、我輩が言い訳がましく

「折角 習った手話も直ぐに忘れます」と言うと

「そうですね～古いことはよく憶えていますのですよ」

「でも手話はボケ防止には、もっともいいと思っていますよ」とおっしゃる。

確かに！と納得する。

教室が終わったときの話題は矢張りきょうの寒さであった。

我輩は車なのでそれほどでもないが、氷雨の降る中では身体に応えるのでは？と思う。

家に帰ったときにカミさんから

「“お帰りなさい“は手話ではどうやるの？」と尋ねられた。

以前から何度も聞かれたが、コレは知らなかった。

そのたびに「きょう先生に聞いてくるから・・・」と言っていつも忘れていた。

然し、きょうはしっかり聞いてきた。

「ソレハナ～ァこうするのだ！」と威張って説明して手話の手を動かした。

ついでに

「“行ってらっしゃい“　はこうだ！」と説明した。

カミさんは早速その手話を使った・・・・。

そのほかに教室で、こっそり尋ねたのは“この料理は物凄く不味い！“　だったが、これは黙っていた。

なんだか、また寒くなった。