カミさんに息を吐きかける歳になった？

朝風呂の効用が必要な歳になった.

朝起きて血圧を測っていると

「あんた、今日は○○に行く日だろう？」

「あッ　そうだったな！」何時もの事ながら直ぐに忘れる。

先日の第三日曜日の「中途難聴者手話講習会」も忘れて欠席した。

カミさんに事前に言っておけばよかったと後悔しきりであった。

「あんた、もう歳だからお風呂に入って行ったほうがいいよ」

「そうだなァ～・・・・」

我輩自身は気が付かないがカミさんは臭いが少しすると言う。

所謂　「老臭」と言う奴である。

我輩自身は臭覚がないからどのような臭いか分からない。

夏は出かける前と帰宅後には必ずお風呂を使っていたが少し季節がよくなると、つい忘れてしまう。

今朝もそういわれて、先ほど済ませた。

サッパリとした気分でこれから朝食である。

９時前には車で出かける。

今日は安心して教室に入れる。

出かける前の入浴を忘れると教室に入った瞬間！あッ　と気が付く。

臭いはしていないかな？と少々不安になる。

例え何らかの臭いがしても誰も改めて苦情を言われる方は居ないが気になる事は事実である。

教室から帰宅したら直ぐにカミさんに

「おい！臭いはしていないか？」と臭い（？）息をカミさんに吐きかける。

「何も臭いはないよ」と言われたときは　ほッ　とするが

「少し臭うわね～ェ」と言われるとシュンとする。

誰も気がついていなければと思うが判らない。

本日の手話は「グウ」「チョキ」「パー」と言う手の形で手話の言葉の表現をするものだった。

例えばグーの場合：両手の拳（コブシ）を胸の前で上下さすと「元気です」「チョキ」の場合チョキの手を左手の掌の上で食べる真似をしると食事である。

パーは右手で右の頬を軽く当てると「美味しい」である。

こんのような仕草を順番にする。

結構楽しかった。

家に帰りカミの鼻先でまた息を吐きかける。

「おい！臭わないか？」

「ああ　何も臭わないわ・・・」

毎度、我輩から帰宅のたびに息を鼻先にかけられるカミさんも堪ったものでないと思うが、案外苦にしてはいないようだ。

囲碁は真正面で対局して居るので何時も気がかりである。

最近は老臭を気にしているくそ爺の思い込みか？