認知症？から若しかして？

ＮＨＫの「スペシャル」番組で認知症を取り上げていた。

「おい、これは問題だぞ。お前も見ろよ・・・」と言うとカミさんは

「再放送だよ」

「もう前に見たよ」と言う。

私は初めてだったので映像に見られる患者の姿はいささかショックだった。

元高校教頭先生が脳梗塞の後に認知症になられた姿も・・・。

その教頭先生が家族から「剣玉」が得意だった、と言う情報で剣玉を渡すと実に器用に剣玉をこなしておられた。

そして看護のための手段、方法を検討される方々の姿も私の認識を超えるものだった。

認知症は歳とは余り関係がないようだ。

予防するにはやはり、日頃から身体と頭を使うことのようだと思った。

カミさんが何時も「漢字クイズ」をやっているが、私には余り興味は湧かない。

カミさんの「漢字クイズ」は年季が入っている。

四文字熟語、類似漢字、前後の関係から結びつける漢字、等　その問題は多彩だ。

時々、私も横から口を出すが別に文句は言わない。

結構、難題もある。

カミさんは私に

「歩きな！」と口うるさいが、マコトにもっともなことだ。

なにしろ私は一日５００歩も歩いていないのでは？と思う。

テーブルに座ったら先ず動かない。

全て

「お～い、　○○　を持って来い」

「お～い、○○はないか？」と何でもカミさんに言い付けて済ます。

カミさんも、何事も自分がやったほうが早く私の苦情も聞かなくて済む。

昔、ある温泉に行った時に

「旦那を気持ちよく逝かせる十個条」と言うパンフを戴いたことがあるが、ふと、それを思い出した。

幾つ思い出すか分からないが・・・。

①　旦那様には決して逆らわない。これが一番大事な事項です。
②　旦那様の言いつけを気持ちよく聞いて旦那さまを動かさない。
③　旦那様の好きな食事を好きなだけ食べさせて太らす。それには油ものがいい。
④　お酒や煙草、は好きなように飲ませ、吸わせる。常時、家に買い置きをして置く。
⑤　甘いものが好きなら好きなだけ食べさせ、何時でも食べられるように用意をして置く
⑥　日曜大工など持ってのほかである。全て業者に頼む
　　（貴方は大事な人だから怪我をされたら困ると言ってやらせない。
　　　やらせないと旦那様は知らぬ間にストレスの発散場所を失う）
⑦　片付け、掃除、洗濯、など絶対に手伝わせない。
⑧　旦那様の夜更かし、徹夜に絶対に文句は言わない
　　（マージャン、勝負事　等は好きなだけ徹夜をやって貰う）
　　（但し奥方は徹夜、夜更かし等には決して付き合わない）
⑨　外出はタクシーを頼む。歩かせるなどさせないように大事にする。
⑩　温泉、旅行に行くときは車で運転をさす。
　　（成るべく渋滞の激しい遠い所がいい。荷物は車に載せて奥方は列車で行く）

余り、よくは覚えていないが大体こんなところではないかと思う。

うちのカミさんは、これを実行しているのかな？と疑いたくなるくらいだ。

そのくらい私は優遇（？）されているようだ。（苦笑）

パソコンを幾ら遅くまでやっていても余り文句は言わない。

はてさて、真実はどうだろう？

カミさんに、この記事を見せて見るか？

なんと言うか楽しみだ。と下衆な考えを持って

今、カミさんに読ませたら・・・

「ア・ハ・ハ・ハ・ハ・・・」だった。

そして

「好きなように書きな・・何処にもあることだよ」と、全く相手にされなかった。

まるで「がばい、ばっちゃん」だ！

私には、カミさんには、どう見ても太刀打ちできないことを悟った。

「カミさんから何かと文句を言われる旦那さんは幸せだよ」
と私は言いたい。

ＩＱの低い疑い深い、くそ爺の感想だよ　

ヘッ　へッへッ　へ