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発信箱:「個性的」は悪口か=小国綾子
毎日新聞 2014年06月10日 01時51分(最終更新 06月10日 01時51分)
さて問題です。インターネット上で言われて、あなたが「悪口」と感じるのはどの言葉? (1)まじめだね(2)おとなしいね(3)天然だね(4)個性的だね(5)マイペースだね−−。
これ、無料通話アプリ「LINE」の運営会社が静岡大と研究中の、ネットコミュニケーションを学ぶ授業での質問だ。
静岡市立中のある2年生クラスで尋ねてみたら、一番多くの生徒が選んだのが、(4)番の「個性的だね」だったというから驚いた。
他人と同じであることに価値を置く同調圧力の強い彼らの人間関係では、ほめ言葉のはずの「個性的」すら悪口になってしまうのか。
子供や若者に急速に広まったLINEは、今や保護者の最大の悩みだ。
「子供が夜中までスマホを手放さない」「いじめの温床だ」「使用規制を」。
親からの苦情は学校や教育委員会、LINEのカスタマーセンターにも寄せられているという。
中には愛知県刈谷市のように、午後9時以降、保護者がスマホを預かるよう小中学校とPTAが呼びかけ、注目を浴びたところもある。
でも、スマホの使用を制限すればすべて解決、なのだろうか。
同じ授業でLINEにストレスを感じる場面を尋ねたところ「すぐ返信がない」の次に多かったのが「なかなか会話が終わらない」だったという。
会話を打ち切りたくても「もう寝るよ」と切り出せない人間関係。友達に「個性的だね」と言われることすら恐れる子供たち。
その向こうには「個性的」であるより、組織や集団で浮かないよう生きている親たちがいるのだろう。
そんな窮屈で切ない現実の方にこそ、今のLINE依存やスマホ依存の原因があるように思えて仕方ないのだ。(夕刊編集部)
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つぶやき
日本人を動かすには「みんな行ったよ」だそうです。一人では仲間外れにされ仲間から苛められるそうだ。 わが身を守るためには「みんなと同じでなければならない」ようだ。
上の記事の「いじめの答え」は「(4)個性的だね 」だそうだ。 学校が苛めの温床になっている感じを受ける。
「我が道を行く」ができない学校内 生徒社会・・・先生の指導力が問われるが・・・余計な事には口を出さない。
「見ない」 「言わない」 「聞かない」 の三猿先生が多いのかも?下手に首を突っ込めば自分の首が飛ぶ?
記事を拝見して、びっくりしました。
「個性的だね」は、最高のほめ言葉と思っている私です。
LINEも使いようによっては、素敵なコミュニケーションツールなのですが、子どもたちにとっては、いろいろと問題があるようですね。
個性を尊重できるような世の中に、なってほしいです。
それには、家庭も大切ですし、学校では、親子ともども伝えていかねばならないようですね。
私も同じに思っています。子供の世界はわかりません。
最近は教師の世界・子供の世界・家庭の世界・社会の世界・ それぞれ壁があるようです。
なかでも教師と生徒の壁は教師が気が付き取り除く努力が必要と思いますが、モンスターペアレントなど居て、どうやら教師の方々も「触らぬ神に祟りない」を決め込んでいるように見受けられます。
国が崩壊すれば家庭も崩壊します。満州引き上げ者の方々の悲惨な現実を知れば家族の分散など、よく分かると思うのですが何故か教えません。教師の方々も終戦時のことは知らないのでしょうね。終戦直後の日本の有様を知ってほしいです。