余録:「今は学校に行くという如く昔は師匠の許に行くと…

毎日新聞　2014年06月27日　00時08分（最終更新　06月27日　00時13分）

　「今は学校に行くという如（ごと）く昔は師匠の許（もと）に行くと言った。学校本位と師匠本位、これ今昔教育の相違である」。大正時代の古老の言葉という。子供時代に学んだ寺子屋を振り返っての話である

▲その寺子屋経験者への大正時代の調査によると「師匠が寺子（生徒）を慈愛した」と答えた者が８９％、「師匠を尊信している」という寺子が実に９７％、その親たちにおいても師匠を「尊敬」という回答が８７％だった。寺子屋の師匠は村の尊敬を一身に集めていたのだ

▲教育学者・乙竹岩造（おとたけ・いわぞう）の調査を小泉吉永（よしなが）著「『江戸の子育て』読本」（小学館）から孫引きさせてもらった。師匠たちは子供らに手習いを教えたばかりでなく、難しい問題では卒業生や村民の相談にのり、争いがあれば仲裁に入って事をおさめる役割も果たしたという

▲こちらは現代の中学校教員への経済協力開発機構（ＯＥＣＤ）の国際調査である。日本の先生は部活動や事務に時間を費やし、勤務時間は最長だった。ご先祖ゆずりの熱心さゆえかとも思うが、事務に追われ生徒を「慈愛」するいとまがないのならば本末転倒（ほんまつてんとう）だろう

▲今一つは自分の指導力への自信の乏しさが目立つ。学級の秩序維持や学習指導についての自己評価は各国平均を大きく下回る。こちらも指導力向上にむけた研修への参加意欲はあっても、多忙でできないのが実情という。これでは生徒の「尊信」の実感は得られまい

▲先の寺子調査で面白いのは師匠が「優秀だった」というのは５６％で、残りは「普通」と答えていた。寺子もその辺はクールに見ていたのだ。今は「尊信」の再生へ、先生方の忙しさの緩和を図りたい。

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つぶやき

　卒業式の「仰げば尊し」や「蛍の光」がなくなった。「蛍の光」は３番の歌詞が問題らしい？

３）筑紫のきわみ陸の奥
海山遠くへだつとも
その真心はへだてなく
ひとえに尽くせ国のため　　　　　

↑ 日教組の先生方には　この「お国のため」がきに触るらしい？

「仰げば尊し我が師の恩」　そのような先生は見当たらない？なにせ「我々は労働者だ」と先生自身が一時そのようなことを言っていた。今は自分たちのことをなんと言っているのだろう？

イジメを黙認・或いは「知らぬ・存ぜぬ」で子供が自殺してもホントのことは言わない。

言えば自分の首が飛ぶ。それこそ「生徒の一人や二人。。。」である。

現在の学校でも江戸時代の寺子屋のような師弟関係の回復が望まれる。

モンスター・ペアレントがいても排除できる制度も欲しい。　校長に権限（人事権）がないもの気になる。

学校の運営は日教組の職員が握っていると聞く。つまり職員会議が学校の方針を決め校長はお飾りだと言うことらしい？　事件が起こればその広報官が校長だということらしい？

これらはだいぶ前に聞いたことであるので現在はどうなのか分からぬがホントの事が話題にならない。　全てが塀の中である。然し　依然として子供の自殺は続いている。

マスコミによれば先生は雑用に追われているとか？　どうもこれでは雑用の合間に授業を行っているのかも？　無責任ないいたい放題であるが・・・。

つぶやき　（２）

　きょうで今年の半分が過ぎ去る。早いものである。明日からは「文月（フミズキ）」に入る。

「梅雨あけ」も後　１～２週間のことだろう。沖縄はすでに梅雨は明けたという。

横須賀の外気温は朝は２２度～２３度で日中は２５度以上はある。ただ　今はシト・シト雨か？空は曇天である。

アジサイの花がそこかしこに綺麗に咲いているのが目立つ。

昨日　某電気店に行き目指すパソコンを見てきたが１５万の値札がついていたが　その他に設置・セットで１万と少し追加金が必要らしい？　ネットもイニシャル・コストとランイング・コストと　お金がかかることよ。

還り見れば酔生夢死か？