余録:だからどうとはいわないが今の中国語の「領土」も…

毎日新聞　2014年01月23日　00時36分（最終更新　01月23日　00時40分）

　だからどうとはいわないが、今の中国語の「領土」も「領海」も近代になって日本から伝わった和製漢語（わせいかんご）という。

政治、経済、哲学などの用語の日本からの逆輸出はよく知られるが、「服務」「幹部」も和製漢語と聞けば日本人も驚く

▲明治時代に西欧の言葉を翻訳するために大量製造された和製漢語だが、日本人はその前の時代も日本特有の言い回しを漢字で表してきた。

「談合」はその一つで、平安時代からの由緒ある和製漢語だという。辞書によると「かたりあふ」に当てられた漢字とみられる

▲「談合」が事業の入札などの不正な取り決めを指すようになったのは、むろん近代になってからだ。

土着の和製漢語にふさわしく、かつては日本の美風のようにいう人もいた。さすがに最近はそんな声も聞かれなくなったと思っていたら、どっこい伝統は健在であった

▲来年春に開業する長野−金沢間の北陸新幹線の融雪設備工事をめぐる談合疑惑について東京地検が設備工事会社社員の一斉事情聴取を始めた。

この疑惑ではすでに昨秋、工事を発注した独立行政法人と工事会社十数社に対し、公正取引委員会が強制調査に入っていた

▲どうやら各社は数年前から落札業者や入札金額を「かたりあって」決めていたようで、工事ごとに落札業者を記した「星取（ほしとり）表」なる表もあったとか。

落札価格が予定価格の９９％台という不自然な落札も多く、発注側が予定価格を業者側にもらしていた疑惑がふくらんだ

▲「談合柱」とは江戸時代の言葉で、話し合いや相談で柱と頼む人を指していた。談合を仕立てた「柱」の正体をもはっきりと見定めてほしい今後の捜査である。

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　　つぶやき

　相変わらず建設業では「談合」　があるようですね。私がゼネコンを去って２０数年。

こればかりは中々なくならないようです。　私は営業担当ではなかったが「話合い」　はよく聞いたものだ。

特に官庁工事では先ず殆どが「談合」で工事業者が事前に決まっていたと聞いていた。　その「談合」も時に順番が狂う。

　原因は「天の声」と称する天下り役人の存在であった。

ある地区では、その「天の声」を自認する天下り役人が官庁工事の全てを握っていて彼に逆らうと「日干し」になるとも言われて恐れられていた。　

勿論　工事予算金額は正確なもので落札価格が９９・９％　もあるという。　新入りなどの弱小企業は　この「天の声」のいい餌食になっていたという話もあった。　真偽は不明

　予算がきつく誰も応札しても落札しない。そこで　この弱小企業のお呼びである。

「次にいい仕事を回すから受けて呉れ・・・断ってもいいのだよ・・・ただその時はもうココでは仕事はないよ」・・・次の仕事と常連に加入の期待をして赤字の仕事に応札・・・然しそれからが大変。　　待てど暮らせど仕事はこない。

「天の声」に　もともと常連に入れる気がないのだから・・・。

　真偽の程は分からないが・・営業担当からよく聞く話だった。　

まァていのいい詐欺と言ってよいだろう？最近は知らないが・・・。

　私自身　ある役所の担当局長から非常に嫌な目にあっている。二度とその役所のその局長のところには行くことはなかった。然し　役所とはそういう局長が偉くなる処なのですね～　

福田赳夫元総理だったか？「天の声も時々変な声がある」　と言った。　

今朝は余り寒気を感じない。　然し外気温は　４度（午前６時）　やはり冬ですね～　

きょうは先日　激しい耳垂れを生じて耳鼻科病院に行って薬の処方を受けて一週間後に来なさい」と言われた一週間目である。

　耳垂れは止まっているが他に異常が見付からねばいいが・・・・。　歳をとると身体の色んなところに異常が発生する。

還り見れば酔生夢死か？