40歳を少し過ぎた頃 ある機会に優雅な和服姿の女性を紹介された。
八千草 薫さんによく似た小柄なとても上品なご婦人である。
紹介された時に名詞を渡すと「随分とお若いのに・・・」と仰る。
当時の本社の「技術○長」の肩書きがものをいったのかも?
「いえいえ・・これでも40ウン歳です」と答えると
「失礼しました・・・・お忙しいのでしょうね?」
「ええ 時に徹夜もありますよ」と言うと
「お仕事大変なのですね」と言いながら友人とまた話をされていた。・・・と急に
「焼きものご趣味は?」と こちらに顔を向けられて聞かれた。
「えッ 焼き物ですか?」
「そうですがお好みの焼き物がありますか?」初対面ながら友人との話でそのようなことになったのかも?
「焼き物はトートがいいですね」と咄嗟に答えると
「トートって・・・?」と怪訝な顔をされた。友人が慌てて
「おい それじゃない 茶碗や皿だよ」と慌てて訂正して教えてくれたが・・・当方は??である。
「茶碗?皿?なんだ?」・・・どうも話しにならんようだった。
「トートってェ??」と、ご婦人が我輩に聞かれる。
友人がまた慌てて 「いや~コイツ建築のことばかり頭にあるようで・・・」と誤魔化したが?
「トートって初めてお聞きしましたのですが?」突込みが凄い・・・・。
友人が、またまた慌てて・・・
「いや 困ったなァ・・・トートはですね~ェ」と口ごもる
「実は建築で使う陶器でしてね~・・・」と言葉を濁した。
KYな我輩は何をそんなに慌てていると思ったくらいだ。
遂に友人は言った。
「トートとはですね~東洋陶器の製品で・・・なんと言いますか・・・つまり・・・ベンキなのです」・・・ 言っちゃった~という感じを受けた。
「ベンキ???」
「ええ 便器です」初めてご婦人は気が付かれたらしく我輩を見て目を伏せられた。
さて、これからどうなりますことやら???
我輩の失敗は鱒の養殖場となる。
きょうはこのくらい・・・。
帰りに
「それでは余り徹夜をされると身体を壊しますよ」と言われてご婦人とはお別れしたものだ。
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社説:一体改革は必要だ…国会と行政 (毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20111216k0000m070093000c.html
社説:一体改革は必要だ…国会と行政
◇増税と同時に身を削れ
消費増税の話が具体化すると、必ず出てくるのが「増税の前にやるべきことがある」という声だ。国民に負担増を求める前に予算の無駄を削り、公務員給与を引き下げ、国会議員数を減らす。そうして自ら身を削るのが先だという話だ。今回も民主党の小沢一郎元代表らがそれを理由に消費増税反対の声を強めている。
間違った主張ではない。しかし、この10年の政治を振り返れば、耳当たりのよい歳出削減先行論を振りまきながら、霞が関改革も国会改革も徹底せずにきたのが実態ではないか。「増税の前に」は、結局、何もしない=現状を変えないための言い訳になってきたとさえ思える。
小泉純一郎元首相は「国民が増税してくれというまで歳出を削れ」と号令をかけた。そして消費増税の必要性は認めながら「私が首相在任中は増税しない」と議論を封印した。だが、その後、歳出削減はさして進まず、国の借金は膨れあがった。
民主党も鳩山由紀夫元首相や小沢元代表らが主導して作った09年の衆院選マニフェストで新規政策の財源16・8兆円は無駄の削減や埋蔵金でひねり出すと公約し、鳩山氏は「消費増税はしない」と繰り返した。
当時、「政権が代われば財源はいくらでも出てくる」と強弁したツケが回ってきている。小沢元代表らは今も「マニフェストを守れ」という。それも聞こえはいいが、そもそも公約の中身がいいかげんだったのであり、反省すべきはそこだ。
本音なのだろう。増税反対派からは「これでは次の選挙が戦えない」との声が公然と聞こえる。国民や国ではなく、自分が困るから反対だといっているのに等しい。
財政を再建し、持続可能な社会保障制度を構築していくためには無駄の削減だけでは限界があることを私たちは民主党政権の2年余で改めて知った。一方、一体改革は待ったなしだ。
そう考えれば、もう「増税前に」を理由に先送りするわけにはいかない。両立させるには「増税と同時に断固実行する」と発想を切り替え、政治側も本物の覚悟を示すほかない。姿勢の問題なのだ。
にもかかわらず政府・与党が公務員給与の引き下げ法案など重要課題を放置したまま臨時国会を閉会してしまったのは、あまりにお粗末だ。国会議員の定数削減も手つかずに終わった。
「増税前」どころか、「増税と同時に」さえできないのでは、国民の理解を得るのは困難だ。せめて公務員給与法案は国会閉会中も与野党協議を続け、来年1月の通常国会冒頭で成立させてもらいたい。それが政治の最低限の責務である。
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記者の目:税と社会保障の一体改革・厚労省案=山田夢留
記者の目:税と社会保障の一体改革・厚労省案=山田夢留(政治部)
ひと:大島堅一さん 原発批判の立場で国の委員になった
毎日新聞 2011年12月16日 2時31分
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聾 見
落語にもありましたね~ェ 政治家とかけて・・・蝋燭と解く
その心は・・・我が身を削り周りを明るくする?だったか?
今の政治は いや民主党はまるで反対だ。
民主党とかけてなんと解く??・・・風邪を引いた鈴虫と解く
その心は・・・・ゼイゼイと泣いている。 (我輩の駄作です)失礼(リ~ン=金)
公約は剥がれるのが当たり前。嘘も方便 辺野古は「屁の粉」となり空気清浄器のインジケーターの色は黄色から真っ赤になっている。
「巧言令色少なし仁」を地でいっている。それでも未だ政権は放さない。
カンも真っ青????
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