川口順子参院環境委員長の解任劇・・・何だったの？

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金言:外交・政局、深い溝＝西川恵　毎日新聞　2013年05月10日　東京朝刊

　＜ｋｉｎ−ｇｏｎ＞

　最近、日本はその外交で相異なる姿を国民の前に見せつけた。一つは、安倍晋三（しんぞう）首相のロシアと中東３カ国歴訪のダイナミックな首脳外交。もう一つは、川口順子（よりこ）参院環境委員長の中国出張延期を理由とした、参院での野党による解任決議。二つの間の溝はあまりに深い。

　ゴールデンウイーク中、４カ国を訪問した安倍首相の首脳外交は、現地の報道を読むと二つの点でインパクトを与えたようだ。日本が新しいメッセージを携えて来てくれたことと、「顔の見える日本」を示したことだ。

　新しいメッセージでは、アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）のガルフニューズ紙が「安倍首相が橋の構築に成功」との見出しでこう書く。

　「日本とＵＡＥの関係は純商業的なものから、お互いの長期目標達成に向け、いかに助け合うかの共通戦略を含むものへ再定義されようとしている」「これまで湾岸のアラブ人と日本人との間に交流がほとんどなかった。安倍首相はこうした文化、政治面の乖離（かいり）に橋を懸けた」

　首相は歴訪前、訪問国のメディアと書面、対面インタビューを精力的にこなした。このため訪問先では大きく取り上げられ、中東政策に関する演説は訪問しなかったアラブの国々でも広く報じられた。

　駐印、駐仏大使を歴任した平林博氏は「外交では首脳自身が『国の顔』『歩く広告塔』だ。首脳のあらゆる側面がメッセージとなる」（「首脳外交力」ＮＨＫ出版）と指摘するが、歴訪はこれまで明瞭さを欠いた日本の顔（イメージ）をこの地域に示した。

　これが中長期的に国益に結実するかは今後のフォローアップにかかっている。ただここ数年、日本の首相が年１回の主要国首脳会議（Ｇ８サミット）など予定の決まった国際会議をこなすので精いっぱいだったことを考えると、日本外交が能動性と対外発信力を強めたことはいいことだ。

　その直後の川口環境委員長の解任決議である。中国訪問中、楊潔〓（ようけつち）国務委員との会談が決まり、１日滞在を延ばしたことが国会の権威を傷つけたというのである。しかし関係が悪化している中国と対話をもつことの重要性は言うまでもない。「委員会は延ばすからそちらの優先を」というのが常識的な考えだ。

　政治家は「外交を政争の具にはしない」ことを最低限の約束事にすべきである。外交政策で議論を戦わすのは当然だ。しかし外交を党利党略に利用することは外交そのものの足を引っ張り、国益をおとしめる。（専門編集委員）


ソース　　http://mainichi.jp/opinion/news/20130510ddm003070151000c.html
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つぶやき

　川口順子参院環境委員長の解任劇は何だったのかな～？　先日　委員長不在で副委員長でいつのまにか委員会は終わった。維新の党・みんなの党・・・共にその川口順子参院環境委員長の解任賛成理由が分かりません。

みんなの党は既に「あ変だ？の党」になって１８増２３減案提出などで国会をかき回して遊んでいる。

維新の党も「自民の改憲案怖い」このようなことを言い始めた。これではやがて両党共に消える。

アジェンダさんは兎も角　橋下さんには期待が大きかっただけに失望も多きい。

まるで今の日本は自由すぎて義務・責任が置き去りになっている。

尖閣列島～沖縄まで領土と言い始めた中国に対して　これでは日本の政界は１９世紀のアヘン戦争当時の清国さながらの現状ではないか？　

米国の中国に対する控えめな態度に中国は更なる新たな侵略に増長してくるだろう。

中国と言う国は戦争に負けるまでことを起こす国でもある。

つまり行き着くところまで行く国だ。たとえ滅亡してもだ。

これぞ　国破れて山河あり・・・となるまで猪突猛進？

きょうはジムに行く日である。衰えた身体に鞭を打とう。寝床から起き上がるだけでよろめいてしまう。膝関節がユニバーサル・ジョイントのようだ。踏ん張りが利かない。

午前５時半で既に外は明るく６時には庭に陽射しが射している。外気温は２０度　微風　快晴