還り見れば酔生夢死か?

80歳代の聾人でネットの話題を書いています。足が悪いので家で得ることが出来るネット情報と私自身の唯我独尊の偏向文です。

澄み切った秋空と「終の我家」

2006-10-10 05:17:19 | Weblog
ここ2~3日素晴らしい秋の空を自然は見せてくれた。

このような澄み切った空を見るのは久し振りではないか?

空気も美味しく感じる。

ここ我家の建つ場所は少し小高い山(?)の上だ。

標高78m と近くの小学校の校門にある三角点の標点の案内に記してあった。

我家の前の6m幅の前面道路はメインのバス道路から2本ばかし裏通りになっている所為か暴走族の爆音もない。

最もこの道路は直線距離も短く街灯は水銀灯のようで非常に明るい。

家はボロッチイが日当たりもよく、環境は静かでよい。

標高は僅か80m足らずだが冬、数年に一度、雪がたまに降り少し積もるが、然し麓に下りると全く雪の形跡はない。

自然って正直なものだ。

夏も涼しい!だが麓に下りると茹だる暑さを感じる。

空気も麓とかなり異なるようだ。

カミさんは麓の空気は汚れて嫌だとよく言う。

おまけに北海道の空気はいいと嫌味ともいえることも言う。

すかさず

「では北海道に移住するか?」と言うと

「寒いから嫌だ」と言う。

勝手なものだ。

北海道に居たカミさんの姉妹も定年後 千葉、東京に移住して来ている。

いいところもあれば、その反面もある。

100% 住みよいところはないようだ。

でも三浦半島は住みやすいところと思う。

或る真冬、私の伯母が急逝されたので 夜 田舎に帰省した時に弟の家に着いたら留守であった。

困ったね。

少し夜の散歩でもするかと昔、思い出のある川の土手に行った。

川は満潮で満月の月が煌々と川面に揺らいでいた。

見上げれば夜の空は月が一点輝きまるで昼のような感じを受け暫し昔の思い出に浸った。

急逝された伯母は二人姉妹で妹のほうであった。

姉の伯母は気性が激しく妹の伯母は気が優しく私の世話もよくして頂いた。

いろんな思い出を一人静かに彷徨う。

土手に暫く立っただけでコートだけの故か寒さが凄く身体は直ぐに冷え切ってしまい急ぎ弟の家に行く。

思えば私が子供の頃は、このような底冷えのする寒さは感じた経験はない。

改めて岩国がこのように寒い場所だったと知る。

瀬戸内海の側であり、もっと暖かいところだと思っていた。

それとも、長年この場所に住んだために三浦の自然に身体が順応したためか?

冬 東京に行っても寒さが違う。

反対に三浦の方(南)に少し下っただけで、またより暖かさを感じる。

現役時代、現場周りで三浦半島をよく巡回したことがあるが横浜では雪が積もり車にチェンが必要だったが追浜近くなると道路の雪はなくなりチェンを外した経験がある。

これは今も同じようだ。

この歳になると、もう三浦のこの場所からは離れて住む気にはならない。

住めば都とはよく言ったものだ。

予報では今日の青空が終わりのようだ。

秋の終わりの思い出に今日は少し散歩でもするか?

12、500歩といかないまでも・・・  


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