近頃のお天気さんは、マコトに気まぐれで困ったものだ。
本屋さんから注文の本が入荷した電話連絡を受け、さて、例の電動自転車の出動と家の前に出るとポツリ・ポツリと顔に雨の粒が当たる。
コリャイカンと自転車を車庫の屋根の下に入れて・・・。
「お~い、雨だ~何かポンチョのようなものはないか?」と玄関のドアーを開けて怒鳴る。
「どうしたの~ォ?」
「雨だ~」
「雨 降っているの?」
「何でもいいから雨を避けるものを持って来い!」
「傘をさせば~?」
「バカ~!傘さして自転車に乗れるか?」やっとカミさんが玄関に出て来た。
しゃがみこみ外を見て
「雨なんて降っていないじゃないの?」
「降ってるから、言ってるんだ」
「なんでもいいから雨避(ヨ)けを持って来い!」少々頭に来てイラ・イラして来た。
ツベコベ言わずに出せ!というのだ。
「これでは?」と小さく折りたたんだ百円ショップのビニールのカッパを出した。
「それでいい・・・」兎に角、雨避(アメヨ)けの物を受け取り自転車のバケットに入れて本屋に向かう。
先ほど感じた雨の粒はもうしない。
あれッ 雨は上がったのかな?と思うが、空は今にも降りそうに曇っている。
本屋は駅前にある。
自転車では5分くらいだ。下りなので殆ど漕ぐ必要はない。
自転車が新しいだけブレーキの効きが凄くいい。
前の自転車は私の扱いが乱暴な所為かブレーキをかけるとキィ~キィ~と凄まじい嫌な音を出して歩いている方が振り向いた、くらいだった。
私は難聴で一向に気が付かない。
以前、カミさんが、偶然、私の自転車の嫌な音を聞き
「あんたの自転車 凄く嫌な音がして居るから買い換えたほうがいいよ」と言われていた。
今回は全く音がしなく、いくらブレーキをかけても静かなものだ。
それにブレーキの効きがいい。
路面が少し濡れているのでブレーキも気をつけて、かけなければと用心しながら下る。
本屋からスーパーに周り我輩のお菓子を買い帰途につく。
例の坂道にかかる。
今回は最初から最高の出力にして登り始める。
最初は坂の勾配が少ないので難なく登れるが、やがて心臓破りの坂になると、さすがに、しんどい。
胸が苦しくなるが、深く息を吸ってスピードを歩く、くらいに落として登る。
遂に坂を上り切る。が、息を切らせている。
我家の前の道路には勾配はない。
自転車は急に軽くなった。電動自転車にも少しは慣れたか?
幸いに、あれだけ騒いだ雨カッパは使わずにすんだ。
「おい、帰ったぞ!」玄関を開けるやいなや、奥のほうに怒鳴った。
返事がない?
出かけたのかな?とカミさんの車を見たが私の車の隣にチョコンとある。
居間に入るとカミさんは暖房機の前で毛布を被り気持ちよさそうに昼寝をしていた。
鬼の居ない間の昼寝か?
シャ~ないか・・・。テーブルに座り求めた本を開いた。
今回は黙って譲るか・・・我輩も寝たいのだがね。
お天気さんも気まぐれだが、我輩も負けずに気まぐれだ。
くそ爺にも仏心は未だ、あるようだ。ふッ ふッ ふ
そういえば、カミさんの寝顔なんて最近、見たことがないな・・・。
テーブルから 身を乗り出し そ~ォと カミさんの寝顔をのぞみこんだ。
あどけない顔をしているが言うことは結構きついことを平気で言う。
先日
と軽くいなされた。
*原作はサラリマン川柳の「この俺に 暖かいのは 便座だけ」を変えただけです。
本屋さんから注文の本が入荷した電話連絡を受け、さて、例の電動自転車の出動と家の前に出るとポツリ・ポツリと顔に雨の粒が当たる。
コリャイカンと自転車を車庫の屋根の下に入れて・・・。
「お~い、雨だ~何かポンチョのようなものはないか?」と玄関のドアーを開けて怒鳴る。
「どうしたの~ォ?」
「雨だ~」
「雨 降っているの?」
「何でもいいから雨を避けるものを持って来い!」
「傘をさせば~?」
「バカ~!傘さして自転車に乗れるか?」やっとカミさんが玄関に出て来た。
しゃがみこみ外を見て
「雨なんて降っていないじゃないの?」
「降ってるから、言ってるんだ」
「なんでもいいから雨避(ヨ)けを持って来い!」少々頭に来てイラ・イラして来た。
ツベコベ言わずに出せ!というのだ。
「これでは?」と小さく折りたたんだ百円ショップのビニールのカッパを出した。
「それでいい・・・」兎に角、雨避(アメヨ)けの物を受け取り自転車のバケットに入れて本屋に向かう。
先ほど感じた雨の粒はもうしない。
あれッ 雨は上がったのかな?と思うが、空は今にも降りそうに曇っている。
本屋は駅前にある。
自転車では5分くらいだ。下りなので殆ど漕ぐ必要はない。
自転車が新しいだけブレーキの効きが凄くいい。
前の自転車は私の扱いが乱暴な所為かブレーキをかけるとキィ~キィ~と凄まじい嫌な音を出して歩いている方が振り向いた、くらいだった。
私は難聴で一向に気が付かない。
以前、カミさんが、偶然、私の自転車の嫌な音を聞き
「あんたの自転車 凄く嫌な音がして居るから買い換えたほうがいいよ」と言われていた。
今回は全く音がしなく、いくらブレーキをかけても静かなものだ。
それにブレーキの効きがいい。
路面が少し濡れているのでブレーキも気をつけて、かけなければと用心しながら下る。
本屋からスーパーに周り我輩のお菓子を買い帰途につく。
例の坂道にかかる。
今回は最初から最高の出力にして登り始める。
最初は坂の勾配が少ないので難なく登れるが、やがて心臓破りの坂になると、さすがに、しんどい。
胸が苦しくなるが、深く息を吸ってスピードを歩く、くらいに落として登る。
遂に坂を上り切る。が、息を切らせている。
我家の前の道路には勾配はない。
自転車は急に軽くなった。電動自転車にも少しは慣れたか?
幸いに、あれだけ騒いだ雨カッパは使わずにすんだ。
「おい、帰ったぞ!」玄関を開けるやいなや、奥のほうに怒鳴った。
返事がない?
出かけたのかな?とカミさんの車を見たが私の車の隣にチョコンとある。
居間に入るとカミさんは暖房機の前で毛布を被り気持ちよさそうに昼寝をしていた。
鬼の居ない間の昼寝か?
シャ~ないか・・・。テーブルに座り求めた本を開いた。
今回は黙って譲るか・・・我輩も寝たいのだがね。
お天気さんも気まぐれだが、我輩も負けずに気まぐれだ。
くそ爺にも仏心は未だ、あるようだ。ふッ ふッ ふ
そういえば、カミさんの寝顔なんて最近、見たことがないな・・・。
テーブルから 身を乗り出し そ~ォと カミさんの寝顔をのぞみこんだ。
あどけない顔をしているが言うことは結構きついことを平気で言う。
先日
「この家で 暖かいのは 便座だけ」とカミさんに皮肉を言ったら、
すかさず
「その便座 今や古くて 故障する」
と軽くいなされた。
冷たいものだ。
*原作はサラリマン川柳の「この俺に 暖かいのは 便座だけ」を変えただけです。
我が家では出かける時「雨だ」と言うと「そう」
「傘」~「持っていけば・・」と一蹴されます。
osamuさんに仏心があるうちは捨てられないでしょう。(失礼)
寒いですね。
旭川とは比べるものではありませんが・・
>「雨だ」と言うと「そう」
「傘」~「持っていけば・・」と一蹴されます。
沼じじさまの奥様も、どうして、どうして、泰然自若とされていますね。
カミさんの頭の中を見たいと言うと、同じ事を言われました。
http://blog.goo.ne.jp/osamu330/e/0ed1f2001df9e7c155d8b2ef8a246d57
http://www.yamaha-motor.jp/pas/faq/index.html#03