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http://mainichi.jp/opinion/news/20140925k0000m070143000c.html 以下全文
余録:「鉦や太鼓でさがす」は懸命に人さがしをする…
毎日新聞 2014年09月25日 01時20分(最終更新 09月25日 01時24分)
「鉦(かね)や太鼓(たいこ)でさがす」は懸命に人さがしをするたとえだが、その昔行方の分からなくなった子どもをさがすのに鉦や太鼓をたたいた名残である。民俗学者の柳田国男によれば町内の衆がちょうちんを持ち、夜通し大声で呼び歩くのが慣例だった
▲「関東ではまい子(ご)のまい子の何松(なにまつ)やいとくり返すのが普通であったが、上方辺(かみがたへん)では『かやせ、もどせ』とやや悲しい声で唱えてあるいた。……鉦太鼓でさがすというはじつは変なことだが、それは本来捜索ではなくして、奪還であったから仕方がない」(山の人生)
▲鉦太鼓の音には、神隠しをもたらすテングや鬼から子どもを奪い返す霊力が期待されたらしい。笹本正治さんの「中世の音・近世の音」によれば、その音は子が連れ去られた異界とこの世をつなぐ力があると思われたのだ
▲だが今月11日に行方が分からなくなっていた神戸市の小学1年、生田美玲(いくた・みれい)さんはむごたらしい遺体となって自宅近くの草むらで見つかった。一報以来、全国の人々が無事発見を祈って見守った警察や地域あげての懸命の捜索だったが、胸のつぶれるような結末である
▲警察は遺体の袋にあった遺留物から近所の47歳の男を割り出し、死体遺棄容疑で逮捕した。人見知りをしない明るい子だった美玲さんを襲ったのはいったいどのような魔の時なのか。聞けば耳をふさぎたくなるだろう真実を解明せねばならないこの事件の捜査である
▲児童が下校途中や放課後に連れ去られる事件は全国で相次いでいる。住民の目撃や通報で無事保護された例は多い。子どもを守るためにはいつなりとも鳴らしたい今日の地域社会の鉦と太鼓だ。
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つぶやき
実に悲惨な結末となり言うべき言葉さえ失う。 日本もここまできたかと嘆かわしい限りである。 このような事件を防ぐ方法はないのだろうか? 半世紀前の「向こう三軒両隣」の歌を思いだす。
隣 近所の付き合いが味噌・醤油の貸し借りができた時代でもあった。
なんとなく懐かしい。 今は鍵一つの社会で隣近所の付き合いも薄らいでいるようだ。
「衣食足りて礼節を知る」 から「衣食足りて礼節を失う」 どこか変な社会となってきたのでは?
ぼやき
今朝は冷える。台風がきているようだが窓を開けると屋外は風もなく真っ暗である。(午前 4時)
昨夜の天気予報では今朝は激しい雨に見舞われている予想だったがその様子はない。 小雨が降っているようである。 或いはこれから雨が激しくなるのかも?
膝がそれほど痛まないのが不思議である。若しかして天気が回復に向かっている?・・・?
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