“季節の変わり目“と言うとなんだか、おかしな連想をしますが、太極拳の教室の夏休みも終わり、前日は久し振りに教室に集まり練習をした。
男子更衣室でお互いに顔を合わせると
「や~ァ 生きていた・・・?」な~んて、不躾な挨拶も何処かノンビリとして微笑ましい。
「○○さんも元気そうだな~」
皆さんみんなお年寄りで穏やかな方ばかりである。
だからこそ、こんな挨拶も出来る。お互い笑いながら
「もう 忘れちゃったな~・・・」
「俺もだよ~」
「俺なんか、ジュニアがドッチを向いているかスッカリだ!」みんな、忘れた話で花盛りとなりお互いに笑いが絶えない。
更衣室で練習着に着替えながらの会話も弾む。
皆さん忘れたのは太極拳のトウロ(順番)である。
習っているのは、総合太極拳、規定楊式、32式剣(ツルギ)、簡化24式、ジュニア太極拳①、ジュニア太極拳② とイロイロある。
殆どの方がもう2~3年以上はやっておられる。
この教室で我輩が主に習っているのは「総合太極拳」だ。
習い始めて半年!それも、コレなら一人でなんとか形らしきものがやれるな・・・と思った時に夏休みに入った。
教室が夏休みでも時に自分で我家の近くの公園でやってみるが、どうもいけない。
早朝一人で太極拳をやっていると必ず次の式(形)が途中で判らなくなる。
そこで動作が止まる。このように躓(ツマズ)くと、そこで動作が止まってしまい、次の形を思いださない。
一度 躓(ツマズ)くと、後で何度やっても何故かまた同じところで蹴躓く!
太極拳で動作が止まることは致命傷である。
試合なら減点対象の最大点である。
我輩は次の動作が出ない時は、構わず即座に思い出す他の式(規定楊式、48式、簡化24式 等)に変えて、そこから変えた式が終わるまでやる。
混合となるが、コレもこれで一局である。
久し振りの教室は夏休みなど無かったように何時もと同じように開始された。
本来 教室は午後2時から始まることになっているが皆さん早く集まるので今は1時45分から、先ずジュニア太極拳①、②を2回連続する。
このジュニア太極拳も結構 身体を使う。
これだけで太った我輩のシャツは汗でびっしょりとなる。
2時過ぎから正式の練習に入るが練功十八法の前段だけで、またもやシャツは汗で濡れる。
以後 “簡化24式”を音楽に合わせて行う。
教室の生徒が多いので二組に分かれての練習である。
我輩は大体 前の組で行う。後の組の方は前の組の練習を見ている。
我々の組が終われば後の組の出番である。
我輩は何時ものように教室の窓側に立ち彼らの練習を見ていて、ふと気が付くと今まで傍の窓から入っていた風が反対側の入り口から吹き込んでいる。
おや?風向きが変わっている。
側で立って後の組の24式を見ている同僚のTさんに
「風の向きが変わってきましたね?」
と問いかけると、彼も
「ホント!」と驚いていた。
季節が変わったのだ。
窓側から反対側の入り口に行くと吹き込む風が涼しく気持ちがいい。
思わず「秋だな~ァ」と呟いた。
教室では未だ24式の音楽が鳴り皆さん気持ちよさそうに身体を動かしていらっしゃる。
この後は規定楊式と総合に再び分かれて、ソレゾレ舞う。
我輩は規定楊式の組みに入り半惚けの記憶を辿(タド)り 無我の境地(?)で舞うのだ。
練習は4時までだが、どうしても4時を過ぎる。
本来 練習は2時間だが実質は3時間に近い。
汗ダクダクで終了となり、夏休みが終わった最初の練習は終わった。
まさに季節の変わり目を感じた新しい太極拳教室の風景でもあった。
このような感じを受けたのも初めてである。
歳の所為かな~ァ?TVで放映される台風の爪跡の報道が痛ましい!
(前段略)
いまだ覚めず池塘(ちとう)春草の夢
階前の梧葉(ごよう)已(すで)に秋声 朱子
我輩の頭の中には「桐の葉」ならぬ霧が漂ってきたようだ。
男子更衣室でお互いに顔を合わせると
「や~ァ 生きていた・・・?」な~んて、不躾な挨拶も何処かノンビリとして微笑ましい。
「○○さんも元気そうだな~」
皆さんみんなお年寄りで穏やかな方ばかりである。
だからこそ、こんな挨拶も出来る。お互い笑いながら
「もう 忘れちゃったな~・・・」
「俺もだよ~」
「俺なんか、ジュニアがドッチを向いているかスッカリだ!」みんな、忘れた話で花盛りとなりお互いに笑いが絶えない。
更衣室で練習着に着替えながらの会話も弾む。
皆さん忘れたのは太極拳のトウロ(順番)である。
習っているのは、総合太極拳、規定楊式、32式剣(ツルギ)、簡化24式、ジュニア太極拳①、ジュニア太極拳② とイロイロある。
殆どの方がもう2~3年以上はやっておられる。
この教室で我輩が主に習っているのは「総合太極拳」だ。
習い始めて半年!それも、コレなら一人でなんとか形らしきものがやれるな・・・と思った時に夏休みに入った。
教室が夏休みでも時に自分で我家の近くの公園でやってみるが、どうもいけない。
早朝一人で太極拳をやっていると必ず次の式(形)が途中で判らなくなる。
そこで動作が止まる。このように躓(ツマズ)くと、そこで動作が止まってしまい、次の形を思いださない。
一度 躓(ツマズ)くと、後で何度やっても何故かまた同じところで蹴躓く!
太極拳で動作が止まることは致命傷である。
試合なら減点対象の最大点である。
我輩は次の動作が出ない時は、構わず即座に思い出す他の式(規定楊式、48式、簡化24式 等)に変えて、そこから変えた式が終わるまでやる。
混合となるが、コレもこれで一局である。
久し振りの教室は夏休みなど無かったように何時もと同じように開始された。
本来 教室は午後2時から始まることになっているが皆さん早く集まるので今は1時45分から、先ずジュニア太極拳①、②を2回連続する。
このジュニア太極拳も結構 身体を使う。
これだけで太った我輩のシャツは汗でびっしょりとなる。
2時過ぎから正式の練習に入るが練功十八法の前段だけで、またもやシャツは汗で濡れる。
以後 “簡化24式”を音楽に合わせて行う。
教室の生徒が多いので二組に分かれての練習である。
我輩は大体 前の組で行う。後の組の方は前の組の練習を見ている。
我々の組が終われば後の組の出番である。
我輩は何時ものように教室の窓側に立ち彼らの練習を見ていて、ふと気が付くと今まで傍の窓から入っていた風が反対側の入り口から吹き込んでいる。
おや?風向きが変わっている。
側で立って後の組の24式を見ている同僚のTさんに
「風の向きが変わってきましたね?」
と問いかけると、彼も
「ホント!」と驚いていた。
季節が変わったのだ。
窓側から反対側の入り口に行くと吹き込む風が涼しく気持ちがいい。
思わず「秋だな~ァ」と呟いた。
教室では未だ24式の音楽が鳴り皆さん気持ちよさそうに身体を動かしていらっしゃる。
この後は規定楊式と総合に再び分かれて、ソレゾレ舞う。
我輩は規定楊式の組みに入り半惚けの記憶を辿(タド)り 無我の境地(?)で舞うのだ。
練習は4時までだが、どうしても4時を過ぎる。
本来 練習は2時間だが実質は3時間に近い。
汗ダクダクで終了となり、夏休みが終わった最初の練習は終わった。
まさに季節の変わり目を感じた新しい太極拳教室の風景でもあった。
このような感じを受けたのも初めてである。
歳の所為かな~ァ?TVで放映される台風の爪跡の報道が痛ましい!
(前段略)
いまだ覚めず池塘(ちとう)春草の夢
階前の梧葉(ごよう)已(すで)に秋声 朱子
我輩の頭の中には「桐の葉」ならぬ霧が漂ってきたようだ。
ブログを見て太極拳の奥の深さを感じています。ゆっくりな動きなので高齢者に出来るのではと思ってましたが、バランスよくゆっくり流れるように動くことは高齢者には無理ですし、形式も多く、遊び心では無理なことがよく分かりました。
太極拳の実演舞を見たいです。
下記のアドレスを開きスクロールして「24式太極拳」の上の段の画面の中の▷をクリックして下の再生(左端)をクリックしますと”読み込み”が始まり
約6分間の全トウロの演技が見られます。
http://gokui.blog4.fc2.com/blog-entry-1108.html
今日は本当にいいものを見せて頂きありがとうございます。
HPはアセセスが多いと動きが数秒止まります。私は今朝3時に見ました時は一瞬も止まらずスムーズな動きでした。
上手い方の太極拳は見ていても気持ちのよいものです。また、自分が下手と判っていても自然にやれば気持ちがいいものです。コレ宣伝??失礼
札幌にも支部がありますよ。道大会もあると思います。