ジムから帰った時に電話のベルが鳴った。
カミさんが受話器を受け取り なにやら「うん・・うん」言っているようだ。
様子がおかしい?TVの音を消してみたが言っていることがよく分からない。
やがて電話は切れる。カミさんが力(チカラ)なくテーブルに座った。
「タミオさんが亡くなられたそうよ・・・」
「入院4日目だそう・・・」カミさんも目に涙を浮かべている。
タミオさんはカミさんの妹の旦那さんだ。
彼は体脂肪15%を切っていて毎朝 7~8Kmは歩いていた とても元気な方であった。
川柳など言っている場合ではないが・・・
「足腰を 鍛えに鍛え 癌で死に」・・・正にそれを地でいっている。
タミオさんは一昨年 肝臓に癌が見付かり大手術をして成功したと聞いていた。
退院後も元気で普段の生活に戻り普段の朝の散歩は続けていると便りを戴いたばかりだ。
彼は我輩との数年に一度の囲碁仇でもあった。
寂しくなった。また一人欠けた。享年 73歳・・。未だ若い・・・。
カミさんも我輩も房総半島の茂原(モバラ)まではゆけない。
委細を娘にたのむ。仕事を休んで行ってくれる。
我が家の居間の壁にタミオさんの彫った浮き彫りの婦人の裸身像がある。
幅 1.5尺 高さ 4尺 板厚 2寸・・・今風にいえば「レリーフ」と言うものか?
それに布をかけ冥福を祈る。
合 掌
未だ元気でいる私達も頑張りましょう。
そして自分の年齢を省みます。みんな何れ去りますが唐突に去られますと堪えますね。いい碁仇でしたから・・・。
日教組の活動家でよく議論?したものでした。「北方四島はロシアのものだ」が持論でしたね。
最近はスッカリそのようなことは言わなくなりこちらに来て社会との段差に気が付いたように感じました。
昨年我が家に訪れるが?と手紙が来ましたが、当方はそれどころでなかったので今年に延期してもらったばかりでした。悔やまれます。
末筆に成りましたが「ココちゃん」亡くなられたとか?奥様の嘆きも大変だったでしょう?べんさんも家事全般をしておられますがくれぐれもお身体に気をつけて下さい。
有難うございました。