二人の娘?
我輩には二人の娘?が居るが、娘と言っても、もう40歳台であるから、
いささか世間で言う娘とは異なるかも?
その娘も結婚はしているが、未だ子供がいない。と言うことで娘としておく。
この二人の娘は二つ違いで顔も性格も全く異質なものを持っているように感じる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あれは上の娘が小学生5~6年生の時か?あるとき、不意に
「お父さん・・スポーツは何かやっていた?」と聞く。
「やっていたよ」
「どんなスポーツ?」
「柔道だ!」
「柔道?」
「そうだ!」
「フ~ン 人を毬のように投げるんだ!」
「鞠のように人は投げられないよ」
「どうして?」
「人を毬のように遠くに投げることはできないなァ~・・・」
「だって柔道はいつも人を遠くに投げているよ」
「漫画や映画ではよく投げ飛ばすところがあるが、あれは作り物だよ」
「ほんとは転がすって言うのがイイカナ~ァ?」
「そう・・・じゃあ父さんは人を転がしていたんだ」
「いや 父さんは何時も転がされていたね」
「・・・・・・」
「詰まんないの・・・!」と、上の子は途端にそっぽをむいた。
その時 その我輩を何も言わずに、ただ、黙って、じ~と見つめていたのが下の子で、なにやら考えているようだった。
そうです。上の子は即決!即断型で我輩似・・・。
下の子は、直ぐに反応はしないで、なにやら考え込むカミさん似である。
上の子は反応は早いが多少大雑把な感じがしたものだ。
先日 娘の部屋を片付けている時になんと、上の子が小学校6年生のときの水泳の記録が出てきた。
50mを平泳ぎで1分01秒である。これは随分と早い!と感心したが、
学校内のクラスではいいタイムのようだったが、それでも
地区大会に出られるタイムではなかったらしい?
下の子はなんとなく反応は普通だが、繊細なところがある。
この下の子が、小学生の4~5年生の時に、ある日 学校から帰って自分の机で一人泣いていたそうだ。
カミさんが、それとなくわけを聞くと、宿題の雑巾を作って学校に持っていったのだが、その雑巾を見て先生から
「お母さんに手伝ってもらってはいけないと注意したでしょう!」と頭から叱られたと言って涙をこぼしていた。とか?
勿論 カミさんは材料の布きれや裁縫道具を渡したことで雑巾を作っているのは知っていて、子供から作り方を聞かれる毎に、縫い方や細かい作り方は教えたそうであるが、一切 手出しはせずに全てを子供に任せていたそうだ。
その話を聞いた時に我輩は即座に
「おい お前 学校の先生に電話して“手伝いなんか、していない“ と言ってやれよ。子供が可愛そうだ!」と言うと、カミさんは
「今更そんなことを言って何になるのよ~」
「○子はそんな弱い子ではない!」と(苦情の申したてを)放置したのだ。
これには、我輩も、参った!参った!で、まだまだ、修行が足りないと感じさせられたものだ。
予断ながら上の子の顔は我輩そっくりで小さい頃 近所の人から
「あらッ お父さんによく似ていること!」と屡(シバシバ)言われていたようだ。
このことは上の子は随分と嫌がっていたな~ 気持ちは分かる。
上の子はそういうわけで我輩と一緒に歩くことを嫌っていた。
反対に下の子は、苗字を言うまで我が家の子とは分からなかったそうだ。
今は背丈が高く(我輩より少し高い)痩せている。
下の子は我輩夫婦の子とはとても思えない?多少カミさんの妹には似ているかな?
・・・・・・・・・・・・・・・・
ところで、きょう(22日)も車で耳鼻科の病院に出かけたが、とても暑い日で診察治療が終わり車に帰ると、なんと車内の温度は38度まで上っていた。
ドアーを開け車内の空気を入れ替えてクーラーを入れたが冷えるまで駐車場で暫く出るのを待った。
これで夏も終わり?
撫子の暑さ忘るる野菊かな 芭蕉
写真はGoogle 画像より拝借 ↑
我輩には二人の娘?が居るが、娘と言っても、もう40歳台であるから、
いささか世間で言う娘とは異なるかも?
その娘も結婚はしているが、未だ子供がいない。と言うことで娘としておく。
この二人の娘は二つ違いで顔も性格も全く異質なものを持っているように感じる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あれは上の娘が小学生5~6年生の時か?あるとき、不意に
「お父さん・・スポーツは何かやっていた?」と聞く。
「やっていたよ」
「どんなスポーツ?」
「柔道だ!」
「柔道?」
「そうだ!」
「フ~ン 人を毬のように投げるんだ!」
「鞠のように人は投げられないよ」
「どうして?」
「人を毬のように遠くに投げることはできないなァ~・・・」
「だって柔道はいつも人を遠くに投げているよ」
「漫画や映画ではよく投げ飛ばすところがあるが、あれは作り物だよ」
「ほんとは転がすって言うのがイイカナ~ァ?」
「そう・・・じゃあ父さんは人を転がしていたんだ」
「いや 父さんは何時も転がされていたね」
「・・・・・・」
「詰まんないの・・・!」と、上の子は途端にそっぽをむいた。
その時 その我輩を何も言わずに、ただ、黙って、じ~と見つめていたのが下の子で、なにやら考えているようだった。
そうです。上の子は即決!即断型で我輩似・・・。
下の子は、直ぐに反応はしないで、なにやら考え込むカミさん似である。
上の子は反応は早いが多少大雑把な感じがしたものだ。
先日 娘の部屋を片付けている時になんと、上の子が小学校6年生のときの水泳の記録が出てきた。
50mを平泳ぎで1分01秒である。これは随分と早い!と感心したが、
学校内のクラスではいいタイムのようだったが、それでも
地区大会に出られるタイムではなかったらしい?
下の子はなんとなく反応は普通だが、繊細なところがある。
この下の子が、小学生の4~5年生の時に、ある日 学校から帰って自分の机で一人泣いていたそうだ。
カミさんが、それとなくわけを聞くと、宿題の雑巾を作って学校に持っていったのだが、その雑巾を見て先生から
「お母さんに手伝ってもらってはいけないと注意したでしょう!」と頭から叱られたと言って涙をこぼしていた。とか?
勿論 カミさんは材料の布きれや裁縫道具を渡したことで雑巾を作っているのは知っていて、子供から作り方を聞かれる毎に、縫い方や細かい作り方は教えたそうであるが、一切 手出しはせずに全てを子供に任せていたそうだ。
その話を聞いた時に我輩は即座に
「おい お前 学校の先生に電話して“手伝いなんか、していない“ と言ってやれよ。子供が可愛そうだ!」と言うと、カミさんは
「今更そんなことを言って何になるのよ~」
「○子はそんな弱い子ではない!」と(苦情の申したてを)放置したのだ。
これには、我輩も、参った!参った!で、まだまだ、修行が足りないと感じさせられたものだ。
予断ながら上の子の顔は我輩そっくりで小さい頃 近所の人から
「あらッ お父さんによく似ていること!」と屡(シバシバ)言われていたようだ。
このことは上の子は随分と嫌がっていたな~ 気持ちは分かる。
上の子はそういうわけで我輩と一緒に歩くことを嫌っていた。
反対に下の子は、苗字を言うまで我が家の子とは分からなかったそうだ。
今は背丈が高く(我輩より少し高い)痩せている。
下の子は我輩夫婦の子とはとても思えない?多少カミさんの妹には似ているかな?
・・・・・・・・・・・・・・・・
ところで、きょう(22日)も車で耳鼻科の病院に出かけたが、とても暑い日で診察治療が終わり車に帰ると、なんと車内の温度は38度まで上っていた。
ドアーを開け車内の空気を入れ替えてクーラーを入れたが冷えるまで駐車場で暫く出るのを待った。
これで夏も終わり?
撫子の暑さ忘るる野菊かな 芭蕉
写真はGoogle 画像より拝借 ↑
>モンスターペアレント
そのように感じる事柄が多くなったようです。先生も大変だと思います。わが子可愛さに流されるのでしょうか?
「オレ・オレ詐欺も其処を突いているように感じます」冷静な判断は難しいです。わが子は40になっても50になっても子は子のようです。
気が付くことを気楽にコメントください。有難うございました。また来て下さい。
とてもほほえましく読ませていただきました。
雑巾の件では、娘さんは、先生の言葉に傷ついたことでしょうね。
うちも性格がずいぶん違います。
囲碁でよくわかりました。
お姉ちゃんは勝てば大勝、負ければ大敗。
妹は、石橋を叩いてもなかなか渡れない堅い碁です。
同じお腹から出てきても、ずいぶん違いおもしろいです。
まァ これからは娘共の時代ですから・・。
下の子は初めて先生から注意を受けたらしいです。随分とショックだったようですが、直ぐに立ち直ったようです。今はケアーマネージャーをしています。
カミさんの姉妹は皆 学校の先生で真面目一方で砕けた話は出来ません。今は全員定年で外国旅行に精をだしています。
カミさんは別に文句は言いませんが私が気にしています・・・。