還り見れば酔生夢死か?

80歳代の聾人でネットの話題を書いています。足が悪いので家で得ることが出来るネット情報と私自身の唯我独尊の偏向文です。

賄賂の文化の行方

2014-09-04 04:50:09 | 政治

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http://mainichi.jp/opinion/news/20140731k0000m070162000c.html 以下全文

余録:中国のゼネコン社員が政府の役人に賄賂として…

毎日新聞 2014年07月31日 02時30分

 中国のゼネコン社員が政府の役人に賄賂として乗用車を用意したが、役人は言う。「わしは賄賂など受け取ったことはない」。社員は「お役人様が清廉(せいれん)な方なのは承知しております。わたくしどもはこの車を10元でお売りしたいのです」

▲しばらく考えて役人は言った。「それならば2台買おう」−−相原茂(あいはら・しげる)さんの「笑う中国人」(文春新書)で紹介されている中国の風刺小話である。「権銭交易」とは権力とお金との交換を表す中国語だが、この交易は日本円で1兆4000億円の利を生むこともある

▲一昨年まで中国共産党の政治局常務委員だった周永康(しゅう・えいこう)氏とその親族らから押収されたという資産のことである。習近平(しゅう・きんぺい)指導部は「重大な規律違反があった」として汚職容疑の立件・調査を行うことを決めた。周氏の周辺では300人以上が拘束されたとの報道もある

▲「虎もハエも一網打尽(いちもうだじん)にする」とは党幹部の汚職に不満を募らせる国民向けに腐敗の一掃をうたった習指導部の公約である。江沢民(こう・たくみん)元国家主席に近く、治安や法務の要職を歴任、石油業界を権力基盤とした超大物である周氏が「虎狩り」の格好の標的となったわけだ

▲政治局常務委員という最高指導部の経験者の汚職摘発は初めてとなる。ただ誰が腐敗告発の対象とされてもおかしくない権銭交易の権力構造の内側の話である。この虎退治が習主席の独裁的権力の強化をもたらすのか、はたまた虎同士の新たな争闘を呼び起こすのか

「腐敗に反対せねば国が滅びる、本当に腐敗に反対すると党が滅びる」党の元老だった陳雲(ちん・うん)の言葉といわれる。究極のジレンマに直面する習体制である。

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  つぶやき

>「腐敗に反対せねば国が滅びる、本当に腐敗に反対すると党が滅びる」・・・けだし名言である。現代の中国の現状をよく言い表していると思う。

習近平 主席の「トラもハエも打つ」はかなりなところまで進んできている。これで党内に反発が出てこないなら習近平の実力かも? だれも彼に逆らえなくなる。

それが 世界にとり怖い。専制政治(独走体制)の完成は往々にして戦争を生む。

 

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