「高齢者講習のお知らせ」なるハガキが月初めに来た。
発信は○○県公安委員会○○県警察本部運転免許本部免許課 となっている。
なんと長ったらしい仰々しい名前だ。
先ず、この厳かな名前に小心な我輩は“畏れ入る”今回の運転免許の更新は大丈夫だろうか?と不安心が先走り、いやはや、情けないことに暫くはハガキを手にして“さて、どうしたものだろう”と思い悩む。
カミさんが
「あんた、何をしてるの?」
「うん、こんなものが来たよ」
「な~に?」
「これだ」
「高齢者講習ね」
「行けば・・・?」
「簡単に言うなよ」
「だって行かなければ免許の更新は出来ないよ」
「俺は耳が聞こえないし・・・。目も見えない。この頃なんだか頭も、おかしい?」
「何を心配してるのよ~」
「そんなことを言っても免許は欲しいのでしょ」全く、私の心の核心を突いたことをズバリと言う。
「然し な~ァ」まだ、我輩は心配な顔をしている。
「幾ら心配しても、やらなければ駄目なものはやるしかないのよ!」
「そうなんだがな~ァ」煮え切らない我輩は相変わらずハガキを見つめていた。
「それに何が書いてあるの?」
「いや~ァ 未だ見ていない」
「私が見ていい?」
「ああ・・・」カミさんにハガキを渡すとハガキは糊付けで封印してあり屏風のように開かれた。
「あらッ これは早く申し込まないと間近になると混むよ」
「直ぐに申し込んでおかないとダメ!」
「もしもし。横○賀ドライビング・スクールですか?」
あっと言う間にカミさんは電話をして問い合わせを始めている。
「おい」と言ったが聞こえないのか、電話は続いている。
「あんた、2月20日火曜日に決まったよ、都合はいい?」
「火曜日は手話の会の日だよ」
「そんなことを言ってる場合ではないでしょ」
「もう決めたから、20日の講習会を忘れないで・・・・」仕方ないか?カレンダーの2月20日の空白部に「高齢者講習9時と書く」まだ内容を見ていない。
ハガキを見ると
「講習に持参するもの」
①講習手数料:6150円
②運転免許証
③筆記用具
④高齢者講習のお知らせのハガキ。
「高齢者講習の内容」
①「座学」:安全運転の知識
②実車:安全運転の方法など
③運転適正検査:身体機能、性格、行動などの検査確認
大体以上のようなものだった。
気にしていた「惚けの検査」の記載がない。
記載は無いが運転適正検査の中に含まれているのかな?と、また、心配になる。
「おい、20日の日は俺を会場に連れてゆけよ」
「あんな近いところは自分で行ったほうが早いよ」
「そんな、ことを言わないで連れて行け!俺は場所を知らないのだ。朝も早いしな・・・」
「場所は夫婦橋を渡ったら直ぐ左だよ」それなら我家から15分くらいか?掛かっても20分だ。
「然しな~ァ、初めてのことだ」
「連れてゆけよ~ゥ」 と言うことでカミさんは
「いいよ」我輩の不安を察したか?不承不承?承知した。
「それまでに、必要なものは揃えて置いてね、あんたは何時も、その場でアレを忘れた。これを忘れたと、大騒ぎをするから、それだけはないようにね!」
と念を押された。
早速、100円ショップで買っておいたA4サイズのケースに必要なものを揃えて、
「よし!これでいい。後は車に入れっ放しの免許証を入れるだけだ」 用意は整えた。
(その②)に続く・・・あとは皆さんの想像の通りで展開します。
みなさん、ご心配をお掛けいたしました。次回にまたイロイロと弁解を致します
発信は○○県公安委員会○○県警察本部運転免許本部免許課 となっている。
なんと長ったらしい仰々しい名前だ。
先ず、この厳かな名前に小心な我輩は“畏れ入る”今回の運転免許の更新は大丈夫だろうか?と不安心が先走り、いやはや、情けないことに暫くはハガキを手にして“さて、どうしたものだろう”と思い悩む。
カミさんが
「あんた、何をしてるの?」
「うん、こんなものが来たよ」
「な~に?」
「これだ」
「高齢者講習ね」
「行けば・・・?」
「簡単に言うなよ」
「だって行かなければ免許の更新は出来ないよ」
「俺は耳が聞こえないし・・・。目も見えない。この頃なんだか頭も、おかしい?」
「何を心配してるのよ~」
「そんなことを言っても免許は欲しいのでしょ」全く、私の心の核心を突いたことをズバリと言う。
「然し な~ァ」まだ、我輩は心配な顔をしている。
「幾ら心配しても、やらなければ駄目なものはやるしかないのよ!」
「そうなんだがな~ァ」煮え切らない我輩は相変わらずハガキを見つめていた。
「それに何が書いてあるの?」
「いや~ァ 未だ見ていない」
「私が見ていい?」
「ああ・・・」カミさんにハガキを渡すとハガキは糊付けで封印してあり屏風のように開かれた。
「あらッ これは早く申し込まないと間近になると混むよ」
「直ぐに申し込んでおかないとダメ!」
「もしもし。横○賀ドライビング・スクールですか?」
あっと言う間にカミさんは電話をして問い合わせを始めている。
「おい」と言ったが聞こえないのか、電話は続いている。
「あんた、2月20日火曜日に決まったよ、都合はいい?」
「火曜日は手話の会の日だよ」
「そんなことを言ってる場合ではないでしょ」
「もう決めたから、20日の講習会を忘れないで・・・・」仕方ないか?カレンダーの2月20日の空白部に「高齢者講習9時と書く」まだ内容を見ていない。
ハガキを見ると
「講習に持参するもの」
①講習手数料:6150円
②運転免許証
③筆記用具
④高齢者講習のお知らせのハガキ。
「高齢者講習の内容」
①「座学」:安全運転の知識
②実車:安全運転の方法など
③運転適正検査:身体機能、性格、行動などの検査確認
大体以上のようなものだった。
気にしていた「惚けの検査」の記載がない。
記載は無いが運転適正検査の中に含まれているのかな?と、また、心配になる。
「おい、20日の日は俺を会場に連れてゆけよ」
「あんな近いところは自分で行ったほうが早いよ」
「そんな、ことを言わないで連れて行け!俺は場所を知らないのだ。朝も早いしな・・・」
「場所は夫婦橋を渡ったら直ぐ左だよ」それなら我家から15分くらいか?掛かっても20分だ。
「然しな~ァ、初めてのことだ」
「連れてゆけよ~ゥ」 と言うことでカミさんは
「いいよ」我輩の不安を察したか?不承不承?承知した。
「それまでに、必要なものは揃えて置いてね、あんたは何時も、その場でアレを忘れた。これを忘れたと、大騒ぎをするから、それだけはないようにね!」
と念を押された。
早速、100円ショップで買っておいたA4サイズのケースに必要なものを揃えて、
「よし!これでいい。後は車に入れっ放しの免許証を入れるだけだ」 用意は整えた。
(その②)に続く・・・あとは皆さんの想像の通りで展開します。
さすが くそ爺です
みなさん、ご心配をお掛けいたしました。次回にまたイロイロと弁解を致します
ありがとう。