「老齢講習会」 昨日が、その日<2/20>だった。
私の体調は、なんとなく優れなかったが、そんなことを今更言っても仕方ない。
黙ってカミさんに従う。
朝、8時少し過ぎたところで家をでる。
カミさんが車を運転しながら
「あんた、忘れ物は無いでしょうね?」
「ウン、ないよ」
「お金は?」
「持ってきた」
「ハガキは?
「ある」
「免許証は?」
「エッ、?」
「ほい、しまった車に入れッ放しだ」
言わないコッチャアない!早速だよ め!
カミさんは何も言わずに近くの交差点でハンドルを我家に向かって切る。
免許証を車から出し
「助かったよ」
「もう、(忘れ物は)ないよ、若しあったら、もう運転は止める」
カミさんは黙って会場に向かい運転をしている。
目的の夫婦橋を渡る。
「もう、直ぐだよ」
「時間はまだ30分以上はあるよ」
「大丈夫だったな」ところがである。
行けども、行けども肝心の講習所がない!
「おい、どうしたのだ」
カミさんも「おかしいね?」としきりに呟き始めた。
「そこらで人がいれば俺が聞く、止めろ」歩いている方に聞いたが慌てた所為か聞いた相手が婆さんだった。
「知らないね」しまった、若い人に聞かなければ・・・。
通勤の方と思える女性の方に聞くと
「私、最近引っ越したばかりなのでわかりません」まるで外人に聞いているようだ。
カミさんも苛苛(イライラ)してきたようだ。
「あんた、携帯を持っているでしょう?」
「ほい、忘れてた。持っているよ」
「携帯で聞いたら?」
「俺はメールしか使わない、お前電話をしろ」
「私は使ったことがないよ」
急いで講習会場の番号を打ち込み相手の呼び出し音を確かめ、カミさんに渡す。
カミさんが場所をイロイロと聞いている。
どうも講習会の場所はカミさんの思い違いだったらしい?
夫婦橋とは全く関係ない。
北久里浜駅から久里浜駅に向かい京急線に沿って行くとバス停の内川新田の手前の国道の左側(東側)にある。
京急久里浜駅から北久里浜駅に向かい歩いて10分も掛からないのでは?
しまった、とばかりUターンして改めて会場に行く。
会場の入り口では担当者が待って居られた。
少々驚いた。
担当者の方から
「○○さんですね?」
「ハイ、○○です。遅れましてすみません」
「会場はこちらです」その方が親切に案内をされた。
教室には既に20人くらいの受講者の方が座っておられた。
身体の前後にA4くらいの大きさの「ゼッケン」を着けたエプロンをつけ着席する。
すると私の到着を待っておられたように講義が始まった。
講義のあとに「動体視力」「夜間視力」の検査を受けた。
私の検査結果
「動体視力」
両眼測定
静止視力:0.8
動体視力:0.4:平均 <速度30Km>(ミス:0)
以上の結果は70歳~74歳では「ふつう」とある。「夜間視力」
「両眼視力」
視力回復時間 53秒 (70歳~74歳):ふつう
「眩光下視力」 0.6 (70歳~74歳:ふつう)
試験車は、なんとマニアル車であった。
女性一人と男性3人が試験者に指導者と共に乗り指導者が先ずコースを廻る。
とても一回ではコースは覚えきれるものでないな?と思ったら指導者は
「コースを覚える必要はありません。全て事前に私が言います」
「さあ、最初は△△さんですね。どうぞ。免許の試験ではありませんので気楽にして下さい。皆さんは既に熟練者ですから・・・」
最初の方は、やはり、かなり緊張をして居られるようで運転者の後部座席に座っている私の身体がガタッと発車のたびに前後に揺れる。
運転中も蛇行が多い。
後ろの席で見ていた私も、このようになるのかな~ァ と少し心配になる。
3人目の女性は
「私 ギアの車は運転したことがありません・・・・」と指導者にアレコレと発車前に聞いている。
「ロウが これで、セカンドは、こう入れます。セカンドまでしか使いません」と親切に指導員は説明をされていた。
いよいよ発車である。
「ハイ、其処を左に廻って、ハイ、そこの左の16番コースに入って・・・・」と車の位置に従って次々に指導員の方が指示を出されていた。
100mばかりの直線コースでは凄まじいエンジン音だったが指導員の方は別に何もおっしゃらない。
車は始発点に無事到着した。
指導員の方が「ご苦労さまでした」と言われた、あとはいよいよ最後の番の私の番になったがマニアル車は幸いに慣れていたのでギア・チェンジもスムーズに出来たと思う。
近頃の車は滅多にノッキングなど起こさない。馬力がある所為かと思う。
発車から終点の発車場所の始点まで無事運転を終わる。
「今日は何方も特に、ご注意を申し上げる方はいらっしゃいませんでした。よかたですね。ご苦労様でした。あとは先ほどの教室に行って下さい」
再び教室に戻り講習所の所長の挨拶があり終了証書が渡された。
「この終了証書は警察署での免許更新のときに提出して下さい。再発行はしませんので大事に保管をして下さい。若し 既に本日が誕生日の一ヶ月に達している方は、これから更新の手続きをされたほうがいいと思います」
と注意を受けて全て終了だ。全て終わったのは丁度12時前だった。
講習所の担当の皆さんありがとうございました。大変親切な方々ばかりで感謝に耐えません。厚くお礼を申し上げます。
最大の心配だった「認知症」の検査はなかった。
あとは所轄警察署に行き免許の更新手続きをするのみだ。
更新の時には視力検査があるらしい。
出口の駐車場にカミさんが車で待っていた。
帰宅後はグッタリと疲れていた。
カミさんに
「今日はアリガト」と言って昼の食事も、そこそこで温風の前で昼寝に入った。
でも疲れたな~
/////////////////////////////////////////
夕方、目が覚めても気分が優れず、食欲もなく夕食は止める。
そのまま寝込む。
やはり歳だな~ァと思う。もう75歳だものね~ェ
こんなことぐらいで精神的、また体力的に参るとは情けない。
日頃の空元気(カラゲンキ)も出ない。
くそ爺の体調は、まだ回復していない。
(その③)に続く・・・・
私の体調は、なんとなく優れなかったが、そんなことを今更言っても仕方ない。
黙ってカミさんに従う。
朝、8時少し過ぎたところで家をでる。
カミさんが車を運転しながら
「あんた、忘れ物は無いでしょうね?」
「ウン、ないよ」
「お金は?」
「持ってきた」
「ハガキは?
「ある」
「免許証は?」
「エッ、?」
「ほい、しまった車に入れッ放しだ」
言わないコッチャアない!早速だよ め!
カミさんは何も言わずに近くの交差点でハンドルを我家に向かって切る。
免許証を車から出し
「助かったよ」
「もう、(忘れ物は)ないよ、若しあったら、もう運転は止める」
カミさんは黙って会場に向かい運転をしている。
目的の夫婦橋を渡る。
「もう、直ぐだよ」
「時間はまだ30分以上はあるよ」
「大丈夫だったな」ところがである。
行けども、行けども肝心の講習所がない!
「おい、どうしたのだ」
カミさんも「おかしいね?」としきりに呟き始めた。
「そこらで人がいれば俺が聞く、止めろ」歩いている方に聞いたが慌てた所為か聞いた相手が婆さんだった。
「知らないね」しまった、若い人に聞かなければ・・・。
通勤の方と思える女性の方に聞くと
「私、最近引っ越したばかりなのでわかりません」まるで外人に聞いているようだ。
カミさんも苛苛(イライラ)してきたようだ。
「あんた、携帯を持っているでしょう?」
「ほい、忘れてた。持っているよ」
「携帯で聞いたら?」
「俺はメールしか使わない、お前電話をしろ」
「私は使ったことがないよ」
急いで講習会場の番号を打ち込み相手の呼び出し音を確かめ、カミさんに渡す。
カミさんが場所をイロイロと聞いている。
どうも講習会の場所はカミさんの思い違いだったらしい?
夫婦橋とは全く関係ない。
北久里浜駅から久里浜駅に向かい京急線に沿って行くとバス停の内川新田の手前の国道の左側(東側)にある。
京急久里浜駅から北久里浜駅に向かい歩いて10分も掛からないのでは?
しまった、とばかりUターンして改めて会場に行く。
会場の入り口では担当者が待って居られた。
少々驚いた。
担当者の方から
「○○さんですね?」
「ハイ、○○です。遅れましてすみません」
「会場はこちらです」その方が親切に案内をされた。
教室には既に20人くらいの受講者の方が座っておられた。
身体の前後にA4くらいの大きさの「ゼッケン」を着けたエプロンをつけ着席する。
すると私の到着を待っておられたように講義が始まった。
講義のあとに「動体視力」「夜間視力」の検査を受けた。
私の検査結果
「動体視力」
両眼測定
静止視力:0.8
動体視力:0.4:平均 <速度30Km>(ミス:0)
以上の結果は70歳~74歳では「ふつう」とある。「夜間視力」
「両眼視力」
視力回復時間 53秒 (70歳~74歳):ふつう
「眩光下視力」 0.6 (70歳~74歳:ふつう)
試験車は、なんとマニアル車であった。
女性一人と男性3人が試験者に指導者と共に乗り指導者が先ずコースを廻る。
とても一回ではコースは覚えきれるものでないな?と思ったら指導者は
「コースを覚える必要はありません。全て事前に私が言います」
「さあ、最初は△△さんですね。どうぞ。免許の試験ではありませんので気楽にして下さい。皆さんは既に熟練者ですから・・・」
最初の方は、やはり、かなり緊張をして居られるようで運転者の後部座席に座っている私の身体がガタッと発車のたびに前後に揺れる。
運転中も蛇行が多い。
後ろの席で見ていた私も、このようになるのかな~ァ と少し心配になる。
3人目の女性は
「私 ギアの車は運転したことがありません・・・・」と指導者にアレコレと発車前に聞いている。
「ロウが これで、セカンドは、こう入れます。セカンドまでしか使いません」と親切に指導員は説明をされていた。
いよいよ発車である。
「ハイ、其処を左に廻って、ハイ、そこの左の16番コースに入って・・・・」と車の位置に従って次々に指導員の方が指示を出されていた。
100mばかりの直線コースでは凄まじいエンジン音だったが指導員の方は別に何もおっしゃらない。
車は始発点に無事到着した。
指導員の方が「ご苦労さまでした」と言われた、あとはいよいよ最後の番の私の番になったがマニアル車は幸いに慣れていたのでギア・チェンジもスムーズに出来たと思う。
近頃の車は滅多にノッキングなど起こさない。馬力がある所為かと思う。
発車から終点の発車場所の始点まで無事運転を終わる。
「今日は何方も特に、ご注意を申し上げる方はいらっしゃいませんでした。よかたですね。ご苦労様でした。あとは先ほどの教室に行って下さい」
再び教室に戻り講習所の所長の挨拶があり終了証書が渡された。
「この終了証書は警察署での免許更新のときに提出して下さい。再発行はしませんので大事に保管をして下さい。若し 既に本日が誕生日の一ヶ月に達している方は、これから更新の手続きをされたほうがいいと思います」
と注意を受けて全て終了だ。全て終わったのは丁度12時前だった。
講習所の担当の皆さんありがとうございました。大変親切な方々ばかりで感謝に耐えません。厚くお礼を申し上げます。
最大の心配だった「認知症」の検査はなかった。
あとは所轄警察署に行き免許の更新手続きをするのみだ。
更新の時には視力検査があるらしい。
出口の駐車場にカミさんが車で待っていた。
帰宅後はグッタリと疲れていた。
カミさんに
「今日はアリガト」と言って昼の食事も、そこそこで温風の前で昼寝に入った。
でも疲れたな~
/////////////////////////////////////////
夕方、目が覚めても気分が優れず、食欲もなく夕食は止める。
そのまま寝込む。
やはり歳だな~ァと思う。もう75歳だものね~ェ
こんなことぐらいで精神的、また体力的に参るとは情けない。
日頃の空元気(カラゲンキ)も出ない。
くそ爺の体調は、まだ回復していない。
饂飩(ウドン)が伸びた素麺(ソーメン)のようになっている。
(その③)に続く・・・・
市か何かの講習会ですか?年一度の誕生月検診の度に年を感じ、心配事がふえます。
osamuさん、良い結果出る事を祈ってます。
またそれを表現する文章力に引きずり込まれます。
「ツーといえばカー」夫婦の自然体の会話が
気を使っていないようで osamu爺さんの指先まで
知り尽くした奥さんのしたたかさを感じます。
「あんた しっかりしてよ!!」と奥さんの声が聞こえるようです。
私も今夏二度目の高齢者講習に行きます。きょう眼科で普通車免許は大丈夫と太鼓判(勝手に)押されたので更新してきます。
osamuさん一日も早い体調快復を・・。
画像加工アドバイス有難うございました。
>市か何かの講習会ですか?
失礼、耄碌しまして、運転免許の高齢者講習でした。
今年75歳になり、初めての高齢者講習で、私のもイロイロと心配事があり、内心とても不安でした。
お陰さまで何とか終了しました。あとは、警察署に行き免許更新手続きのみとなりました。
お心使い ありがとうございあました。
何時もコメント有難うございます。
ご夫婦で一緒に囲碁をなさるとは羨ましい限りです。
依田名人が、ご当地の出身とは始めて知りました。
こちらで年に4~5回ある大会に著名人の参加は私 如きには判りません。後で○○さんも見えていました。と噂で聞くくらいです。
今日は暖かい日で15度もありました。でも、何故か風が冷たくなって来たようです。我家の近くの「小松が池」の桜はもう葉桜になりました。
先日の大会で7~8歳の子供(6段格)が大の大人を相手の対局を、そばで3~5分間 見ましたが子供の打つのが早いのに驚きました。直感ですかね~?
邪魔になってはと直ぐに離れましたが・・・。
ありがとう ございまた。
「・・・・・・」