この年(77歳)とは?
相変わらず膝が痛くて満足に歩けないので(太り過ぎ!)整形病院に通っている。
昨日(22日)も整形病院に行き、もの凄く痛い注射を膝に打っていただく。
この注射!余り頂きたくは、ないのですが、頂かないと治らない!
注射の前に
「どうですか?」と聞かれて、注射をされる。その後で
「転ばないで下さいね」と必ず、お医者様から言われる。
整形科に来られる患者さんには原因が転んで故障が発生した患者さんが多いのでしょうね。
この注射を打って治療室を出る時は、膝の痛みは全く感じない。
すたすたと歩ける。そ~と、このことを看護婦さんに聞くと
「麻酔が効いているのですね・・・」
と言われた。ガックリ!
どうやら、注射液の中に少量の麻酔薬が混入(?)してあるようだ。
暫くすると(10分から30分)何故か?その時の身体の調子?で無痛の時間が異なるが、いつの間にか、また、痛みを感じるようになる。
この治療室を出て最初に歩く時の気分は堪らなくいい!
これが自然な歩きだ!このように歩ければ”もう死んでもいいな”と思うから不思議だ。
待合室には私のような年寄りの方が多い。
若い学生さんは滅多に見ない。
いや~見ることは皆無と言ってよい。
私が診察、治療を受ける時間は午前9時開院の時間に合わせて行くために子供さんの来る時間帯でないゆえかも?
この整形科病院での待合時間は長くて1時間、普通は20分足らずが多い。
病院の待合室の表情は、それぞれの病院で大変な違いがある。
この整形科病院では殊更お年寄りの方が多く大方の方が杖を使用されている。
以前、先生に「私も杖を使ったほうがいいですかね?」と尋ねたことがあるいが、先生は
「杖?」と怪訝(ケゲン)な顔をされた。幸いにまだに杖には縁がないようだ。
太極拳を長年している所為か?歩く姿勢や座った姿勢はいい。・・・と自分では思っている。
背筋を伸ばすことが自然に身についたのかも?
大きく、ゆったりと歩く、こう書くと、いかにも落ち着いた大人(タイジン?)と想像するが、実際は見るに耐えないペンギン歩きである。
駅の階段は使用せずに常に障害者用エレベーターを使用している。
我輩の歩く姿は右に傾き、左に傾く、そして時に膝の痛さに耐えかねて思わず顔を顰(シカ)める。実に情けない姿を晒(サラ)す爺でもある。
昨日、昼食にあるお店に行った。
いつもなら奥の仕切りのある4人かけの席に案内されるのだが、その時は何故か?12人かけの四角い寄り合い席のテーブルの場所に案内された。
気分屋の我輩は直ぐに出ればよかったのだが、腹も空いているし、今更 よそに行くのも面倒だ!と、そのまま、その席で我慢をした。
その席は家の中央にあり、やや薄暗い。
座ると直ぐにお茶とメニュウーが出されたが、ろくにメニュウーは見ないで何時ものものを注文する。
料理が来るまで手持ち無沙汰であった。文庫本の持参を忘れていた。
仕方ないか?と見慣れたメニュウーであるが、料理のメニュウーでも見ようかと、少し離れたところに置かれたメニュウーを取り上げた。
途端にあろうことか?お茶碗がヒックリ返った。
テーブルの上はお茶で洪水となる。
直ぐにお店の方を呼び我輩の粗相を謝り、お茶で洪水のテーブルを示した。
テーブルに予め置いてあった他のお客さん用の紙ナフキンや、箸も濡れているようだった。
「すみませんね~ェ」とテーブルを拭いている女性の店員さんに改めて謝るが・・・。
「・・・・・・」と無言である。
お昼時で忙しい最中に・・・というところか?背中が
「これだから年寄り爺は・・・」と言っているようだ。
我輩の僻(ヒガ)み?
然し、お茶碗はメニュウーの上に置かれていたとしか思えない。
我輩が取り上げたのはメニュウーだからだ。
不幸にして其処が薄暗い席で視力の弱い我輩はメニュウーの上に置かれたお茶に気がつかなかったようだ。
(メニュウーの鏡紙は黒くてテーブルと同色?)
まァ 起きたことは仕方ないが、これからは我輩も気をつけよう。
やがて料理が運ばれてきたが、なんとなく味が冴えない。
そそくさと食事を済ませ、そのお店をあとにした。
車を運転しながら、ふと後ろを見ると、いつの間にか?パトカーがぴったりと後ろにくっ付いていた。
反射的に速度計を見ると速度は50Kmに近い?
驚いてブレーキをユックリと踏み、ゆるやかに35kmくらいに落とし、そのまま走る。

その道路は最近と言っても3~4年前に出来た広い道路(上下4車線)であるが連結する道路が狭いためか?速度制限は30Kmと厳しい。
後ろのパトカーは多分?道角(ミチカド)にいて前を走る車の様子を見ていたのだろうと思う。
そこへ50Km?近いスピードで走り去る我輩の車を見て直ぐに追跡 速度計測をこころみたのかも?よくは分からないが、我輩が速度を落とした時は、正にサイレンを鳴らす間際と思う。
好意的に考えれば、我輩の車の後ろには紅葉マークが貼ってある。
即座に速度を落とした我輩の車に対して捕まえようか?
許してやろうか?と瞬間 迷われたのかも?
少し走ったところに交差点があり赤信号で停車した。
バックミラーで後ろを見ると相変わらずピッタリとパトカーが付いて停まっていた。
その交差点でパトカーは右折し我輩は直進した。
“ふ~ゥ!” 危なかった。
家に着いて居間に入るとかみさんは漢字クイズに夢中である。
「ただいま~」
「お帰り」
と言うが、顔はクイズの問題を見ている。
「食事は?」
「食ってきた」
「そう・・・」
と返事はしながら、未だ、なにやら考えている。
我輩は我輩で危なかったな~と10分前の出来事を振り返って、これまた自分のことだけ考えている。
そして、そのことは黙っていた。
居間の室内が自棄に湿っぽく少々暑い!
「おい!クーラーをいれないか?」
「・・・・・・・」
昨日が夏至(21日)であったが、今は梅雨の真っ只中!
かみさんが立ち上がりどこかに行った。
居間に帰ったときに、その手に扇風機があった。
湿った空気をかき混ぜても・・・と思うが、扇風機でも風が当たれば気持ちはいい。
カミさんは、また漢字クイズに取り掛かった。
我輩も我が家のテーブルの指定席に座り静かに「交代寄合伊那衆異聞」を読み始めた。
家の中ではステテコに薄い下着のシャツである。
典型的な古典のじじさまだ!
ピ~ン・ポーンとチャイムがなると大変だ!
我輩一人の時は慌ててズボンを履き上着のシャツを着る。
往々にしてTシャツを裏返しに着ることも再々である。
単なる裏返しならまだいい。
シャツの前に印刷した絵柄が背中に映っていることもある。
玄関に出てみると“○○の塔“の勧誘だったり・・・・・。
この勧誘される方は何故か?何時も二人組である。
いつも何かと忙しい・・・・。
相変わらず膝が痛くて満足に歩けないので(太り過ぎ!)整形病院に通っている。
昨日(22日)も整形病院に行き、もの凄く痛い注射を膝に打っていただく。
この注射!余り頂きたくは、ないのですが、頂かないと治らない!
注射の前に
「どうですか?」と聞かれて、注射をされる。その後で
「転ばないで下さいね」と必ず、お医者様から言われる。
整形科に来られる患者さんには原因が転んで故障が発生した患者さんが多いのでしょうね。
この注射を打って治療室を出る時は、膝の痛みは全く感じない。
すたすたと歩ける。そ~と、このことを看護婦さんに聞くと
「麻酔が効いているのですね・・・」


どうやら、注射液の中に少量の麻酔薬が混入(?)してあるようだ。
暫くすると(10分から30分)何故か?その時の身体の調子?で無痛の時間が異なるが、いつの間にか、また、痛みを感じるようになる。
この治療室を出て最初に歩く時の気分は堪らなくいい!
これが自然な歩きだ!このように歩ければ”もう死んでもいいな”と思うから不思議だ。
待合室には私のような年寄りの方が多い。
若い学生さんは滅多に見ない。
いや~見ることは皆無と言ってよい。
私が診察、治療を受ける時間は午前9時開院の時間に合わせて行くために子供さんの来る時間帯でないゆえかも?
この整形科病院での待合時間は長くて1時間、普通は20分足らずが多い。
病院の待合室の表情は、それぞれの病院で大変な違いがある。
この整形科病院では殊更お年寄りの方が多く大方の方が杖を使用されている。
以前、先生に「私も杖を使ったほうがいいですかね?」と尋ねたことがあるいが、先生は
「杖?」と怪訝(ケゲン)な顔をされた。幸いにまだに杖には縁がないようだ。
太極拳を長年している所為か?歩く姿勢や座った姿勢はいい。・・・と自分では思っている。
背筋を伸ばすことが自然に身についたのかも?
大きく、ゆったりと歩く、こう書くと、いかにも落ち着いた大人(タイジン?)と想像するが、実際は見るに耐えないペンギン歩きである。
駅の階段は使用せずに常に障害者用エレベーターを使用している。
我輩の歩く姿は右に傾き、左に傾く、そして時に膝の痛さに耐えかねて思わず顔を顰(シカ)める。実に情けない姿を晒(サラ)す爺でもある。
昨日、昼食にあるお店に行った。
いつもなら奥の仕切りのある4人かけの席に案内されるのだが、その時は何故か?12人かけの四角い寄り合い席のテーブルの場所に案内された。
気分屋の我輩は直ぐに出ればよかったのだが、腹も空いているし、今更 よそに行くのも面倒だ!と、そのまま、その席で我慢をした。
その席は家の中央にあり、やや薄暗い。
座ると直ぐにお茶とメニュウーが出されたが、ろくにメニュウーは見ないで何時ものものを注文する。
料理が来るまで手持ち無沙汰であった。文庫本の持参を忘れていた。
仕方ないか?と見慣れたメニュウーであるが、料理のメニュウーでも見ようかと、少し離れたところに置かれたメニュウーを取り上げた。
途端にあろうことか?お茶碗がヒックリ返った。
テーブルの上はお茶で洪水となる。
直ぐにお店の方を呼び我輩の粗相を謝り、お茶で洪水のテーブルを示した。
テーブルに予め置いてあった他のお客さん用の紙ナフキンや、箸も濡れているようだった。
「すみませんね~ェ」とテーブルを拭いている女性の店員さんに改めて謝るが・・・。
「・・・・・・」と無言である。
お昼時で忙しい最中に・・・というところか?背中が
「これだから年寄り爺は・・・」と言っているようだ。
我輩の僻(ヒガ)み?
然し、お茶碗はメニュウーの上に置かれていたとしか思えない。
我輩が取り上げたのはメニュウーだからだ。
不幸にして其処が薄暗い席で視力の弱い我輩はメニュウーの上に置かれたお茶に気がつかなかったようだ。
(メニュウーの鏡紙は黒くてテーブルと同色?)
まァ 起きたことは仕方ないが、これからは我輩も気をつけよう。
やがて料理が運ばれてきたが、なんとなく味が冴えない。
そそくさと食事を済ませ、そのお店をあとにした。
車を運転しながら、ふと後ろを見ると、いつの間にか?パトカーがぴったりと後ろにくっ付いていた。

反射的に速度計を見ると速度は50Kmに近い?
驚いてブレーキをユックリと踏み、ゆるやかに35kmくらいに落とし、そのまま走る。

その道路は最近と言っても3~4年前に出来た広い道路(上下4車線)であるが連結する道路が狭いためか?速度制限は30Kmと厳しい。
後ろのパトカーは多分?道角(ミチカド)にいて前を走る車の様子を見ていたのだろうと思う。
そこへ50Km?近いスピードで走り去る我輩の車を見て直ぐに追跡 速度計測をこころみたのかも?よくは分からないが、我輩が速度を落とした時は、正にサイレンを鳴らす間際と思う。
好意的に考えれば、我輩の車の後ろには紅葉マークが貼ってある。
即座に速度を落とした我輩の車に対して捕まえようか?

許してやろうか?と瞬間 迷われたのかも?
少し走ったところに交差点があり赤信号で停車した。

バックミラーで後ろを見ると相変わらずピッタリとパトカーが付いて停まっていた。
その交差点でパトカーは右折し我輩は直進した。
“ふ~ゥ!” 危なかった。

家に着いて居間に入るとかみさんは漢字クイズに夢中である。
「ただいま~」

「お帰り」

「食事は?」

「食ってきた」

「そう・・・」

我輩は我輩で危なかったな~と10分前の出来事を振り返って、これまた自分のことだけ考えている。
そして、そのことは黙っていた。
居間の室内が自棄に湿っぽく少々暑い!
「おい!クーラーをいれないか?」

「・・・・・・・」

かみさんが立ち上がりどこかに行った。
居間に帰ったときに、その手に扇風機があった。
湿った空気をかき混ぜても・・・と思うが、扇風機でも風が当たれば気持ちはいい。
カミさんは、また漢字クイズに取り掛かった。
我輩も我が家のテーブルの指定席に座り静かに「交代寄合伊那衆異聞」を読み始めた。
家の中ではステテコに薄い下着のシャツである。
典型的な古典のじじさまだ!
ピ~ン・ポーンとチャイムがなると大変だ!
我輩一人の時は慌ててズボンを履き上着のシャツを着る。
往々にしてTシャツを裏返しに着ることも再々である。
単なる裏返しならまだいい。
シャツの前に印刷した絵柄が背中に映っていることもある。
玄関に出てみると“○○の塔“の勧誘だったり・・・・・。
この勧誘される方は何故か?何時も二人組である。
いつも何かと忙しい・・・・。

日常生活での思わぬ失敗は増え、赤面することが多くなりました。年齢からくる失敗とは認めたくありません。
枯れ葉マークをつけてパトカーにつかまらなくてよかったですよ。私も老人暴走族的な所があるので気を付けます。
紹介の文庫本「大江戸定年組」を求めにほんやに行きます。
身体は自分で思うよりはるかに弱っているように感じるこの頃です。なまじっか体力だけは!が裏目にでたようです。
また、これから少しづつ膝や体重調整に入ります。3日坊主かもしれませんが?