長内敏之のブログ

その日の出来事など、いろいろ

どうやら潮目

2007-12-07 22:18:37 | インポート
 どうやら大きな政治的な潮目が来たようですね。
12月5日朝日夕刊、計画段階の区画整理事業訴訟制限判例変更か、の記事があります。
 国土交通省が全総を廃止して、国土計画を変更しました。人口減少がとまらなかったからです。
その結果、全国で10いくつかの道県で都市計画道路の見直しガイドライインが策定されました。
 日本の中で、都市計画のもっていた役割は巨大でした、人口減少の中で、その権威も、何もかも崩れ去ろうとしています。
今まで右肩上がりの、架空の前提であらゆる計画が作られました、まるでマルチ商法のように、マルチ商法が違法であるというのは人口は有限である以上必ず破綻するからというものですが、実は日本の経済政策も、都市計画もマルチ商法にとても似ていました。
 土地がやたら高いのも、商人も農民もそのままで商売を続けていればいいものを、落ち目になれば不動産屋になってしまう。
商売を続けていく人が、土地の値上がりを期待するわけがない、上手くいかない、長くないと考えたら、今度は一転土地の値上がりを画策する。土地投機に走るのは、行き詰まりを表現しています。
 今後迎える人口の減少社会にどのように向かうのでしょうか。
頭の中の転換が出来なとついていけませんよ。