長内敏之のブログ

その日の出来事など、いろいろ

若者の自殺

2010-05-13 23:19:04 | まち歩き

 今日、5月13日の夕刊の記事は、「2009年の1年間に全国で自殺した3万2千8百45人の年代や動機別の統計を発表しました。前年比で596人(1,8%)増加しました。1998年に3万人を超えて以来、12年連続で3万人を超えていると報道されています。原因は「うつ病」などの健康問題がもっとも多く、ついで経済・生活問題、職場の人間関係などです。経済問題を詳細に見ると「失業」「生活苦」「就職失敗」の項目があります。「就職失敗」は前年より4割も増加して、そのうち20代が最多だった。」とのことです。

私はここまで読んだら、涙がこみ上げてきました。人生の中でもっとも希望に満ちているだろ年代で、もっとも非正規雇用が横行して、この世代の半分は正社員になれない、そして、仕事がない。そのことが、自分は生きている資格がないと思い込んで、自分をせめてしまう。

死ぬのはやめよう、生きよう。

私は、ここのところ、連日生活相談に追われています。どれも深刻な相談です。このような社会の荒廃は、長く続いた、自民党、公明党の政治がもたらしたものです。民主党の政権になったら変わりますと公約して、政権獲得した民主党は全くの腰砕けです。

 このまま庶民は生きる希望も失っていくのだろうか。

それとも頑張って、国民が主人公の新しい時代を自分たちの手で作り出すのだろうか。人間の社会が、間違いなく人間の集団でできているのだから、社会を変えたい、よくしたい、暮らしやすくするぞ、そんな思いを強くして、集めて、力にする必要があります。政治を変える力にです。

7月の参議院選挙は、心ならずも希望を失って、いのちを絶ってしまった若い人たちの弔い合戦の思いもこめて、国民が主人公の国を日本共産党の躍進で作りましょう。あなたの力を、日本共産党の勝利のために寄せてください。