大島恵真(おおしま・えま)の日記

児童文学作家・大島恵真の著作、近況を紹介します。
絵本作家・大島理惠の「いろえんぴつの鳥絵日記」もこちらです。

今年もよろしくおねがいします

2012年01月05日 | ごあいさつ
みなさま、本年もよろしくおねがいいたします。

昨年は、デザインをやめ、イラストの仕事も限られたものだけにし、
校正の仕事をしつつ、小説と児童文学の投稿にチャレンジしはじめた年でした。
同人誌や研究会にも入会させていただき、刺激をもらっています!
まだまだ勉強中で、文章の作家になれたわけではありませんが、
今年からもこの道を真っすぐ歩いていきたいと思います。
いつも応援してくださっているみなさま、支えてくれているみなさま、
ありがとうございます!

(今年は、小さなイラストコラムの連載がはじまりそうです☆またご連絡します)

年末は、国立天文台で木星を見たり、N饗の第九を三階の三角席ではじめて聴いたりして、
突発的な校正の仕事をこなしながらも充実したときをすごしました。
そういうわけででもないのですが、年賀状が今年は、年明けになってから出すこととなり、
みなさまには申し訳ないことになってしまいました…。
言い訳をします。なぜなかなか年賀状を出すことができなかったかといえば、
よい絵が描けなかったからです!
なにも暮れの忙しいときに描かなくても、あるものを使えばいいじゃん
ということになりそうですが、
せっかくだから、いまの気分を色に託して…なんて思っていたのがいけなかったです。
今年は、時間をみつけては、心にとまった色を紙に広げていきたいです。

本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
みなさまにとって、おだやかで活気あふれるよい一年となりますよう!

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2011年・ごあいさつ

2011年01月06日 | ごあいさつ
みなさま、どんなお正月と年末をお過ごしでしたか?
本年も、どうぞよろしくおねがいいたします。

お正月くらい水彩でよい絵を描こうと思ったものの描けないまま、
6日になってしまいました。
○○のために、という理由では、なかなか描けないものですね!
やはり、この風景、この物、人や動物を描きたい!という欲求があって、
はじめて絵は成立するものですね(あたりまえか)。

年末には、テレビでドガを見て、彫刻のすばらしさに驚きました。
なんでも晩年になって、目が悪くなって彫刻に転向したということですが、
個人的には絵よりもずっとダイレクトですばらしいと思いました。
必要に迫られて才能が開く(もちろん、絵もすばらしいですが)なんて
人生は先が読めないですね!

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今年もおわります

2010年12月30日 | ごあいさつ
今年もあと1日となりました。
お正月準備にいそがしい方、旅行中の方、お仕事している方、そのどれでもない方も、
みなさま、よいお年をお迎えくださいませ。

昨年の年賀状をつくったのがつい先日のことのような昨今です。
昨年は、文字の世界でチャレンジをしたいと思い、
『折々の歌』からめでたそうな歌をえらんでのせたんだっけな、
などとやっぱり昨日のことのように思い出します。
その願いが叶ったかかどうかは自分ではわかりませんが、
来年もひきつづき、願いを込めたいと思います。

文字で好きなことを始めると、不思議に絵も愉しくなってきて
自分らしいタッチかどうかはわかりませんが、
今年はのびのびと絵を描くこともできました。
いずれ、仕事につなげたいと思っています。

今年読んだ印象的な本は、『秘密の花園』(岩波少年文庫)です。
まだ実は最後を読み中ですが、とても好きな一節がみつかりました。
魔法をかける、というものです。
魔法を正しくかければ、すべてのことはかなう。
間違ってかけると、それなりになる。
思いを念じ、実現できる1年であればと思います。
みなさまにも、よい思いのよい1年でありますよう。
来年もまた、よろしくおねがいいたします!

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2010年あけましておめでとうございます

2010年01月02日 | ごあいさつ
お正月からよいお天気がつづいていますね。
本年もよい1年になってほしいですね。

上京していた母を送って、地下鉄に乗っての帰り路。
中吊りの雑誌の広告を見ていました。
いまは雑誌は売れないらしいですね。自分も10年以上前から買っていません。
ネットでだいたいの情報は調べることができるし、
買ったところでたまるし。

でも、私は20代しばらくまで、メディアに憧れる人でした。
表現をして、それをメディアに載せる・・・ということしか、考えていなかったと思います。
そのメディアでも親しみのあったものが、雑誌と、本、でした。
雑誌は、実家にいた頃は、知らない世界を教えてくれる唯一のツールで、
上京してからは、通勤電車や帰省の電車のなかで、固有の世界を提供してくれる友でした。
あの当時のような憧れや親しみがなくなったのは、それなりの年になってしまったからなのか、
雑誌の質が変わったからなのか、他のメディアが出てきたからなのか・・・?

きょう、ふと中吊りを眺めていて、雑誌もいいもんだな、と思いました。
自分で検索しなくても、情報をコンパクトにパッケージングして提供してくれる。
クリックじゃなくて、紙をめくる動作が必要なだけ。
目が疲れない(やっぱり年をとったのでしょうか)。
もちろん、ネットでもそういうものはあるのでしょうが。

ところで、3日間、私の母が上京していたのですが、
今回、驚くべき話をききました。
それは、母が子どもだった頃(昭和20年頃ですね)、
お葬式のときの棺桶は、村の人たちで作っていた、ということです。
お正月から不謹慎ですみません。
そして、村の人たちですべての準備をし、遠くの親戚には歩いて教えにいき、
東京など、離れている親戚にだけは電報で知らせたということです。
メディアに依存して少女時代を過ごした自分と比べて、何も言えず、
時代も変わりましたね・・・という感想をもつのがやっとでした。

母は、本や雑誌を読みません。
必要なかったのだと思います。
その母が、珍しく、デジカメというものを買いたいというので、
夫にネットで調べてもらい、3人でカメラ量販店へ行きました。
昭和は遠くなったみたいだけど、平成をもっとたくさん楽しみたいものです。

さきほどの話の続きですが、
母の村では、電球をとりかえるのにも電気屋さんにお金を払ったことがなく、
お産の際にも産婆さん(婦人科とかはなかった)にお金を払ったことはなく、
詳しい事は覚えていないが、どうも、村でやとって(電気屋さんと産婆さんは長屋に住んでいた)、
給料のようなものを払っていたのではないか、ということでした。
なんだか社会主義の国みたいですが、
砂糖と塩と足袋以外は村で調達できたので、そういうしくみが成り立っていたんでしょうか。
(水は井戸、燃料は薪)

私は、美大時代から、お金の発生しない仕事は受けてはいけない、と授業で教わり、
会社でも、安い仕事はしてはいけない、と教わってきました。
つまり、高い仕事を、高い完成度で仕上げること、ということだと思います。
でも、母の話をきき、この仕事でお金をいただく・・・とはどういうことか、考えてしまいました。

私は貧乏な環境で育ちましたが、そのわりには、
生まれてこれまで、お金持ちになりたい!お金を稼ぎたい!と思ったことはなく、
好きなことをして暮らしたい。が、願いでした。
現実に好きなことで暮らすには、好きな事を仕事にするのが一番なので、
その道にようやくたどりつきました。
でも、好きな仕事だけでは、生活はまったくできないとわかりました。
そすると、仕事、と、好きな事、は、離してもいのかもしれない・・・とも思えてきます。
フリーランスの方がたと、そんなお話をしてみたいと思います。

本年も、どうぞよろしくおねがいいたします。
みなさまにも、よいお年となりますよう☆


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本年もありがとうございました

2009年12月30日 | ごあいさつ
2009年も、もう終わりですね。
大人になると、1年が短くなるといいますね。
たしかに、あっというまでしたが、ふりかえってみると
けっこういろいろなことをしたり、いろいろなことがあった1年でした。
大人になると、最近の記憶がなくなるのかなあ?

今年も、さまざまなお仕事をいただき、ありがとうございました。
また、本を買ってくださったり、読んでくださったみなさま、ありがとうございました。
今年は、ちょっと新しいことを始めた年でもありました。
そこでであったいろいろな方たちに刺激を受け、
自分とはなんなのか?? すこし考え始めた年でした。

新しいこととは、文章です。
20歳の頃に、文章を書く人になりたいと思い、
その後、制作会社にライターとして雇ってもらいました。
はじめて書いた文章が印刷物になったときの喜び、いまも忘れません。
さらにその後、フリーとなり、自分の作品を作るために一番いい表現方法は・・・
と考えて、絵本を選びました。
2009年、ほぼ10数年ぶりに文章に正面から向かってみて、
また、以前のような喜びを感じる事ができ、
絵についても、まったく違う角度から、取り組むようになりました。

子どもの頃に、いちばん感動したのは、NHK教育でやっていた、
四角い図形が三角などにばらばらになり、チョウになったりする、
短い番組でした(ある方から、タングラムというものだと教えていただきました)。
音声は、トライアングルみたいな音だけで、解説も声もなく、
ただそれだけなのが、かえって想像力をかきたてたのかも。

2010年は、絵であれ文章であれ、好きな事を第一にやる年にしたいと思います。
そうすることで、社会に貢献できたり、人様に喜んでいただけたら
Happyなのですが・・・。

年末に、珍しく、ちゃんとした手帳を買ってみました。
日記としてつけることもできる、ミニダイアリーです。
机の上に新しい手帳が乗っているのを見ると、
すてきな1年が約束されているようで、なんだかうれしくなります♪
みなさまも、新しく、すばらしい1年を迎えられますよう・・・☆
来年もまた、よろしくお願いいたします。

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本年もよろしくおねがいします♪

2009年01月07日 | ごあいさつ
※イラストは、『凹んだって、だいじょうぶ』(岸本葉子編著/清流出版)より

きょうは七草、お正月もおわりました。
年末には、テレビで、上記単行本の著者の岸本さんのお姿を拝見して感動したり、
やっぱり第九をみて感動したり(いつか歌ってみたい・・・アハハ)、
除夜の鐘の大きな音に驚いたり、それらしく過ごしました。
そして3日からは、絵本の絵! なんたって4月発行予定です。
朝方、編集さんから、作家さんのご意見も含め、
最後のチェックをいただいて、あとは描くのみ!となりました。

今年の暮れとお正月は、けっこういっしょうけんめいやりました。
大掃除、お飾り、お料理・・・私としては、です。
門松、に、白い紙のようなものがついていますね。
年末に夫が、「うちの門松にもあの白いのをつけたい」と言って、
買うのはいやだから自分でつくると言って、
家々の門松をじっくり見たり(怪しいですね)、スーパーで売ってるのを見たりして
作り方を習得したみたいで、それらしいものを作ってくれました。
調べたところ、門松とかは「よりしろ」といって、歳神様をお迎えするためのものだそうですね。
そこについている白い神は、「紙垂」といって、「しで」と読むそうで、
「四手」とも書かれるということで、4つの紙垂れになるのだそうです。
で、作り方を覚えた夫は、コピー用紙をちょきちょき切って、
7つも紙垂れをつくっていました。
ラッキーセブンですね。
でも、なんだか目立つので、5つに減らしてもらいました。
四手じゃなくて、五手、ですね。
よいことがたくさん、みなさまにも、われわれにも、
生き物たちにもある1年となるよう、
よぶんの1つは、自然界のために!

新年からよいお天気がつづいています。
ことしもこんな晴天の希望あふれる1年になるといいですね。

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よいお年を☆

2008年12月27日 | ごあいさつ
※イラストは、『凹んだって、だいじょうぶ』(岸本葉子編著/清流出版)より

今年もみなさまにはお世話になりました。
絵本を買ってくださった方、ありがとうございました。
図書館で読んでくださった方、ありがとうございました。
お仕事をくださった方々、ありがとうございました。
みなさまの応援で、また創作をすることができます!

年内締め切り予定の、絵本の絵を、来年に納品をのばしてもらいました。
私のグズグズ鉛筆で、もうしわけありません。
でも、締め切り間近になると、描き足りないところがいろいろ出てきて・・・
ぜったい、よいものに仕上げます。またお知らせいたします。
作家さんによる、すてきなお話です。お楽しみに!

今年の夏、願い事手帖なるものを、つくりました。
願い事を、ただただ書き連ねていくのです。
わたしの書いた願い事、たとえば
1・庭にキチョウがやってくる
2・タイガー立石『とらのゆめ』が適正価格で手に入る
などです。このほかにも、もっとあります。欲望は限りないですから・・・。
1は、ハギの植木を買ってきたら、翌日にはキチョウがやってきて、産卵までしてくれましたし、
2は、ビリケン出版さんから、復刻版?が出たそうです。
願い事ってかなうんだ! 私は驚いたものでした。
みなさんも、この年末は、いろいろな願い事、書かれてみては?
すてきな気分で新年を迎えられるかも☆

らいねんもどうぞ、よろしくおねがいいたします。
みなさまにとってよいお年となりますよう、
お祈りいたします。

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2008あけましておめでとうございます

2008年01月01日 | ごあいさつ
昨年の印象的なできごと
●はじめてチョウの幼虫をさわることができた!
●赤ちゃんと近づけた!
●パステルと水彩にめざめた!
●さまざまな児童文学に感動した!
●鳥と絵と音楽が、ひとつのものになってきた!

さきほど、家族で、芸術劇場をみていましたら
ロバート・カーセン演出の歌劇タンホイザーを再放送していました。
私的には、昨年いちばん、心に残ったオペラでした。
晩年は、こころゆくまで音楽を楽しんで暮らしたいです。

そして今年、子どもの心によりそいたい。
イラストでは初心に帰り、ドローイングをがんばりたい。
音楽を正面からきちんと愛し、鳥たちを静かな目で観察し
作品をつくり続けたいとおもいます。

みなさま 今年も1年どうぞよろしくおねがいいたします。
どなたにもよい年でありますよう、お祈りいたします。

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あけましておめでとうございます2006年

2006年01月07日 | ごあいさつ
あけましておめでとうございます。

昨年は、初めて絵本を出すことができ、初めて個展をひらくこともでき
多くの方に応援いただいて、たいへんうれしい1年でした。
また単行本や雑誌で、鉛筆の挿し絵の依頼もありました。
物語にそって絵を描くのは楽しいですね。

今年は寒い冬です。
庭のまわりの鳥たちは丸まる太って元気いっぱいです。
がんばって春をむかえてほしいです。

公園には色のあせた落葉がたくさん。
きれいなので拾ってきました。

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