おしらべ日記

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歳をとるのも悪くないと思える人生作り

汗かき地蔵

2011年11月12日 | 
先日の高野山で。

帰り道で風も無いのに草が揺れていた事もそうだか、
少し不思議だったこと、もうひとつ。



これも奥之院に向かう高い杉の木立を歩いていた時のこと。

ふっと臭いがした。
ん~?これは汗?と思ったらミ夫も「なんか汗くさくないけ?」
湿気があり黴くさいとか土臭いとは違う、そぅミ子の胴着の臭いと同じ間違いない汗の臭い(;~∧~;)
なんなんだろね~こんなとこでと、不思議に思いながらも忘れてしまったころ。
小さな祠があった。
何が奉られてるのかと見れば、書いてあるのは

「ちょっ!これ!汗かき地蔵やって!ちょっちょっ!」
暫く聞こえないふりしてずんずん進んでいくミ夫も見たはず。
きっと怖かったのだろう(笑)

その時はそそくさとその場を離れてしまったけれど、帰りにゆっくり立て札を読むとそのお地蔵さんは、参った人の悪行を身代わりに受けそれが汗となって流れるとかなんとか(曖昧だけどたぶんそんな感じ)

その前にミロク石を持った二人、共にすっごく重く感じたよね(重いほど悪人らしい)
思えばこの数日、私達えらい散財しました。ソファーにラグにテレビ、ミ子にローチェスト、奈良に行って今日高野山…
通っただけの、わたしらから滲み出る物欲という煩悩が、地蔵さんに臭うほどの汗を掻かせてしまったのだろうか。
違うかも知れないけど、代わりに強欲を落としてもらったと感謝して、これからは気持ち入れ替えて謙虚にいこうよと言う私の言葉にヘラヘラ笑いで応えるミ夫。
絶対に怖くて仕方なかったに違いない(笑)
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