撮影:みたらし団子のたれ さん
チケット ゲットだぜぇー♪♪♪♪( ´θ`)
サトシか( ̄▽ ̄)?ってな具合に、チケット片手に絶好調な先週土曜のワタクシでしたが
二日前より酷い偏頭痛が。。。
頼みのマクサルトもきかんし。
前日は仕事。
昼からは吐き気も酷くなり、言葉を発する度にヤバい何かが出てしまいそうな危険を感じ、その何かをお客さまの顔にぶちまけてしまっては大惨事とギブアップ、一時間ばかり早退させてもらいました。
頭ぐるぐるだしお腹ゲロゲロだし、死ぬぅ~死ぬぅ~泣きながら運転して帰ってきました。
ところが、ソファーに倒れこみ意識を無くして一時間後、目覚めるとスッカリ痛みも吐き気も無くなってるではねぇですか!!(喜)
こりゃ、気力で治したか!(≧∇≦)と、安心していたら、、、
今日、9時くらいから怪しい雲行きに。
すぐさまマクサルト様に参上してもらうもやっぱり効かず(´Д` )
でもでも!行かない訳には行かない!
12時になり、助っ人のスマトリプタン様投入!
昨日よりマシ?( ̄Д ̄)てなくらいでしたが、行って参りました。
楽しみにしていた舞台です。
もうドキドキ! (…の、ズキズキ;´Д` )
先に入ったR子さん達は並んでらした先生にご挨拶出来たとか。
いいなぁ~すっかり出遅れてしまいました。
場所はいつも通りの正面よりの中正。
そして端っこで前は通路、いつでも逃げられる場所ね(パニック障害者はコレ大事 笑)
席に着き、まだ一時間もあるので受付でもらったパンフをみていました。
すると謡が全て書かれた紙があり、しかし現代語訳はありません。
難しいけどあらすじは予習していったので何とかなく分かります。分からないなりにも言葉の美しさが見ているだけでも伝わります。
が、頭が痛い。
あかん、じっくり読めんかったとです(´Д` )
ピーク時に始まった高砂は前場は意識朦朧の中でした。
おじいさんが袖をロングにされたのを見て ああそろそろ明神さまが出てくるなと、しっかり見なきゃ!と背筋のばす。
(それまではたぶん頭振ってたアカン奴やったかと…笑)
颯爽と現れた住吉明神、キレッキレの神舞がカッコ良かでした。
囃子も凄ーい(≧∇≦)
大鼓と小鼓もしっくりと、テンポの良い太鼓も加われば、ロックのドラムのようでノリノリになってきます。
地謡も迫力、観世流の謡の声って うわぁ~( ´ ▽ ` 人 ってなります。
頭痛いの忘れちゃいました。
狂言は鬼瓦。
千三郎さん、久しぶり。
てか こちらでは和泉流なので大蔵流をまず見ることがありません。
萬ヲタ時代に何曲か見た記憶はあります。
いろいろアレンジされてて、とても面白かったのを覚えています。
唐相撲だ!!あれは和泉流より断然面白かったな。
殿様千三郎、のびのびと朗らかで元気の良い声。
鬼瓦の顔が誰かに似ているんだが~う~ん、、、と 考える所からもう既にジワジワと面白い。
あ!国元の女共に似ていると思い出し、泣いたり笑ったり。
短い曲でしたが、最後は笑い止めでなんともおめでたい感じで終わるのも良かったです。
そして、天鼓。
味方玄さん、シテ(後)
今では敦賀の舞台もなくなり、なかなか観られないので楽しみにしていました。
たしか、2年前にも味方さんで天鼓を見ましたが半能。
今回は親の悲しみと哀れみとの前場から繋がる後場で、より感動的だろうなとわくわく。
しかし、ズキズキもかなりきてる。
あー!このしつこい頭痛が恨めしやぁ(T_T)
天の鼓を差し出せとの帝の勅命にそむき呂水に沈められた我が子の形見の鼓にゆっくりと近付く老人。
主を無くした鼓は誰が打っても鳴らなかったのに、老人が打つと親子のしるしとばかりに澄んだ美しい音が鳴った。きっとこの時 老人は、我が子の声を聞いたと感じたことでしょう。
。・゜・(ノД`)・゜・。
最近、こう言うの弱い。歳とったか?(笑)
これには帝も感動!てな訳で、罪人の家の者だったのが一転、夫婦には財宝を下しさらには管弦講を行い弔いもするとのこと。
老人は帰されるのだが。
湖のほとりで管弦講で弔っていると天鼓の霊が現れるのですな。
これが本当に綺麗で、天から降りてきたまさに天使のよう、、、に 偏頭痛持ちのオバハンにもハッキリと見えましたがな(笑)
この天鼓、お母さん(になる)がお腹の中に鼓が入る夢みて懐妊したそうで。
誰かと似てるよね~彼は白い象さんだけど(≧m≦)
そして鼓は天から降ってきたとか。
その鼓と共に成長していった天鼓君だから、音楽的天才少年になり。その鼓は一身一体。
そりゃ いくら帝の勅命でも譲れないよね~しかも少年ってくらいだからまだ子供なんじゃないかな。
いやだいやだーぜったいいやだー!
的、に。
で、捕らえられ鼓は奪われ我が身は生きたまま湖に沈められます。
酷いわぁ。。。
でも 弔ってもらえて嬉ピ!! と、これまでを恨むでもなく喜んで出てくるなんて、けな気やなぁ~!(TωT)ウルウル
でもそれが、本当の弔いで浄化で救いなんだなぁ。
だからこそ、清らかで純粋無垢な天鼓の舞に感動しました。
ただただ 鼓が打てる喜びと、その奏でる音と見せる情景の美しさを充分に想像させて貰える舞でした。
樂の舞が終わってからだったか、天鼓のとっても美しい所作がありました。
ゆっくりと面を上げて つぃ…と横を見る。
その場面だけ光りが差していて
天鼓が透明になって浄化されたように見えました。
小書がついて樂は盤渉に。
先生の笛、高級奏法過ぎて 私が稽古している樂とは全く別物ですね。当たり前ですが。弟子仲間、みな口を揃えて「凄過ぎる!」その一言でした(笑)
そして観世流の謡は音楽、聞いていても華やかで楽しいですね。
残念だったのは、謡が書かれた紙をめくる ペラッ…って音がわりとでかかった事。
みんな一緒にめくるからね(^_^;)
帰りはまだ頭痛と吐き気は止みませんでしたが、行って、行けて良かった。
ああ。こんな素敵な舞台がもっともっと見たいなぁ。
.
チケット ゲットだぜぇー♪♪♪♪( ´θ`)
サトシか( ̄▽ ̄)?ってな具合に、チケット片手に絶好調な先週土曜のワタクシでしたが
二日前より酷い偏頭痛が。。。
頼みのマクサルトもきかんし。
前日は仕事。
昼からは吐き気も酷くなり、言葉を発する度にヤバい何かが出てしまいそうな危険を感じ、その何かをお客さまの顔にぶちまけてしまっては大惨事とギブアップ、一時間ばかり早退させてもらいました。
頭ぐるぐるだしお腹ゲロゲロだし、死ぬぅ~死ぬぅ~泣きながら運転して帰ってきました。
ところが、ソファーに倒れこみ意識を無くして一時間後、目覚めるとスッカリ痛みも吐き気も無くなってるではねぇですか!!(喜)
こりゃ、気力で治したか!(≧∇≦)と、安心していたら、、、
今日、9時くらいから怪しい雲行きに。
すぐさまマクサルト様に参上してもらうもやっぱり効かず(´Д` )
でもでも!行かない訳には行かない!
12時になり、助っ人のスマトリプタン様投入!
昨日よりマシ?( ̄Д ̄)てなくらいでしたが、行って参りました。
楽しみにしていた舞台です。
もうドキドキ! (…の、ズキズキ;´Д` )
先に入ったR子さん達は並んでらした先生にご挨拶出来たとか。
いいなぁ~すっかり出遅れてしまいました。
場所はいつも通りの正面よりの中正。
そして端っこで前は通路、いつでも逃げられる場所ね(パニック障害者はコレ大事 笑)
席に着き、まだ一時間もあるので受付でもらったパンフをみていました。
すると謡が全て書かれた紙があり、しかし現代語訳はありません。
難しいけどあらすじは予習していったので何とかなく分かります。分からないなりにも言葉の美しさが見ているだけでも伝わります。
が、頭が痛い。
あかん、じっくり読めんかったとです(´Д` )
ピーク時に始まった高砂は前場は意識朦朧の中でした。
おじいさんが袖をロングにされたのを見て ああそろそろ明神さまが出てくるなと、しっかり見なきゃ!と背筋のばす。
(それまではたぶん頭振ってたアカン奴やったかと…笑)
颯爽と現れた住吉明神、キレッキレの神舞がカッコ良かでした。
囃子も凄ーい(≧∇≦)
大鼓と小鼓もしっくりと、テンポの良い太鼓も加われば、ロックのドラムのようでノリノリになってきます。
地謡も迫力、観世流の謡の声って うわぁ~( ´ ▽ ` 人 ってなります。
頭痛いの忘れちゃいました。
狂言は鬼瓦。
千三郎さん、久しぶり。
てか こちらでは和泉流なので大蔵流をまず見ることがありません。
萬ヲタ時代に何曲か見た記憶はあります。
いろいろアレンジされてて、とても面白かったのを覚えています。
唐相撲だ!!あれは和泉流より断然面白かったな。
殿様千三郎、のびのびと朗らかで元気の良い声。
鬼瓦の顔が誰かに似ているんだが~う~ん、、、と 考える所からもう既にジワジワと面白い。
あ!国元の女共に似ていると思い出し、泣いたり笑ったり。
短い曲でしたが、最後は笑い止めでなんともおめでたい感じで終わるのも良かったです。
そして、天鼓。
味方玄さん、シテ(後)
今では敦賀の舞台もなくなり、なかなか観られないので楽しみにしていました。
たしか、2年前にも味方さんで天鼓を見ましたが半能。
今回は親の悲しみと哀れみとの前場から繋がる後場で、より感動的だろうなとわくわく。
しかし、ズキズキもかなりきてる。
あー!このしつこい頭痛が恨めしやぁ(T_T)
天の鼓を差し出せとの帝の勅命にそむき呂水に沈められた我が子の形見の鼓にゆっくりと近付く老人。
主を無くした鼓は誰が打っても鳴らなかったのに、老人が打つと親子のしるしとばかりに澄んだ美しい音が鳴った。きっとこの時 老人は、我が子の声を聞いたと感じたことでしょう。
。・゜・(ノД`)・゜・。
最近、こう言うの弱い。歳とったか?(笑)
これには帝も感動!てな訳で、罪人の家の者だったのが一転、夫婦には財宝を下しさらには管弦講を行い弔いもするとのこと。
老人は帰されるのだが。
湖のほとりで管弦講で弔っていると天鼓の霊が現れるのですな。
これが本当に綺麗で、天から降りてきたまさに天使のよう、、、に 偏頭痛持ちのオバハンにもハッキリと見えましたがな(笑)
この天鼓、お母さん(になる)がお腹の中に鼓が入る夢みて懐妊したそうで。
誰かと似てるよね~彼は白い象さんだけど(≧m≦)
そして鼓は天から降ってきたとか。
その鼓と共に成長していった天鼓君だから、音楽的天才少年になり。その鼓は一身一体。
そりゃ いくら帝の勅命でも譲れないよね~しかも少年ってくらいだからまだ子供なんじゃないかな。
いやだいやだーぜったいいやだー!
的、に。
で、捕らえられ鼓は奪われ我が身は生きたまま湖に沈められます。
酷いわぁ。。。
でも 弔ってもらえて嬉ピ!! と、これまでを恨むでもなく喜んで出てくるなんて、けな気やなぁ~!(TωT)ウルウル
でもそれが、本当の弔いで浄化で救いなんだなぁ。
だからこそ、清らかで純粋無垢な天鼓の舞に感動しました。
ただただ 鼓が打てる喜びと、その奏でる音と見せる情景の美しさを充分に想像させて貰える舞でした。
樂の舞が終わってからだったか、天鼓のとっても美しい所作がありました。
ゆっくりと面を上げて つぃ…と横を見る。
その場面だけ光りが差していて
天鼓が透明になって浄化されたように見えました。
小書がついて樂は盤渉に。
先生の笛、高級奏法過ぎて 私が稽古している樂とは全く別物ですね。当たり前ですが。弟子仲間、みな口を揃えて「凄過ぎる!」その一言でした(笑)
そして観世流の謡は音楽、聞いていても華やかで楽しいですね。
残念だったのは、謡が書かれた紙をめくる ペラッ…って音がわりとでかかった事。
みんな一緒にめくるからね(^_^;)
帰りはまだ頭痛と吐き気は止みませんでしたが、行って、行けて良かった。
ああ。こんな素敵な舞台がもっともっと見たいなぁ。
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やっぱり幽雪さんはじめ片山三兄弟…もう全員亡くなりましたが…のお力もあったんでしょうね~
そして玄さんも、人気ありますね
端正なたたずまいってんでしょうか、品のある方ですよね♪あの方の天鼓はきっと素晴らしかったでしょうね
天鼓は確かに殺されてるのに恨まないグチグチいわないって何とも素晴らし少年ですわねぇ!!
そうか、受胎からして凡人とは違ったのか…知らなかった(*´-`)
白像と言えば、江口も最後白像に載って天に上っていくんですよね
去年お仕舞いのお稽古をしてお葬式によく謡われるって意味が分かりました
良い曲です。
江口(大阪東淀川に今も地名が残ってます)の遊女やったそうですが、昔の遊女は徳も教養も深かったんですなぁ…
鼓のお相手、良いですね!何を吹かれるんですか!?
そう言うの一緒に曲を作り上げるって感じがして良いなぁ♪
どうも長々と失礼しました…m(__)m
言いたかったのは
とにかく、とっても良かったです!!
良い舞台みると、もっともっと!ってなっちゃっうから後が、しばらく辛い(^_^;)
しかしあんな豪華な舞台を、招待券で催されるなんて、観世流はやっぱり凄いですね~。
職場によく見えるお客様が昔から幽雪先生のところに稽古に行かれてて、とても良い先生だったと。良い先生にはまた良いお弟子さんがつくものなんですかねぇ。
江口は普賢菩薩になって天に昇ったのですよね~。西行とやりあうくらいだから、教養も徳もあったのですね、今でいう銀座の一流ホステス いや ママか( ̄▽ ̄)
来月の舞台は羽衣と右近で声をかけていただきました。
序之舞と破之舞です。
新しい能舞台は楽しみではあるんですが、、、
何回やらせてもらっても不安でいっぱいです(^_^;)
頑張って稽古します!
ひめさんも!良い舞台になりますように♪
楽しい観能日記でした。
ほんまに気に入ってますので、よろしく。
p.s
頭痛、油断も好きもあらしまへんな。
想像力妄想力豊かなひとりっ子なので( ´艸`)
偏頭痛ってやつは、なんの前触れもなく。
体調もですが、季節や温度湿度にも左右されますから(´Д` )
小学生のころからのお付き合いですのでもはやもぅ私の個性(笑)だと思って諦めています。