おしらべ日記

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歳をとるのも悪くないと思える人生作り

湖北【渡岸寺( オマケ・能楽資料館) 】

2010年10月08日 | 
十月六日(水)

空と風は青く清々しく、なんとも気持ちの良いこんな日は、どこかに行かねばもったいない。

という訳で、ちょっと頑張って湖北の渡岸寺に行ってきた。



お天気も良いし今日は他にも参拝者がちらほら、賑わっている。

宝物館の十一面観音さまもぐるっと周りを囲まれ、すこし恥ずかしげ?

…でもないかな。
エキゾチックな美しい横顔は、三年ぶりにお会いしたけど、やはり凛とした気品に溢れている。
スーパーモデルなみのプロポーション、190センチで体重43キロ。
これは知らなかった。
一木造りなのでかなり重いのだろうなと思っていたら、内側をくり抜いてあるのでこの軽さらしい。
中を空洞にする事でひび割れしないようになっている。
空胴とは言え、自分よりかなり軽くてちょっとショック(苦笑)
しっかし!スタイル良すぎ。

膝まである腕から流れ落ちる天衣のラインがとても綺麗で、手に触れれば溶けてしまいそうなほど軟らかくて軽くて極上の、この世ではありえない肌触りの、それは美しい衣なのだろうな~。
くびれた細い腰を少し捻った、品よく色っぽいお姿に、今日もまた大きく深いため息をつき帰りましたとさ。


時間がまだあったので、その後は浅井能楽資料館へ行く。

江戸時代作の能面や、秋のこの季節に合わせたいくつかの装束が展示されていた。
触れることは出来ないけど、ガラスの壁も何もなく目の前に素材が見れるのが良い。
感想は当たり前だけど、やはり舞台で演者が着付けている方が綺麗。
近くでみると、あまり着物も織物も詳しくないので、ふーむ…なるほど…意外に…ふつう?
もう少し華やかなものを見ると違ったのでしょうかね。
季節変わればまた展示も変わるのだろうか。
それならまた行ってみたい気もするが、700円はちと高いかな(苦笑)



賤ヶ岳SAで食べた栗のソフトクリームが大変に美味しかったです!!
これはまた食べたい!
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2 コメント

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Unknown (団子)
2010-10-08 16:01:21
向源寺へ行ってきたんですか。
相変わらず「世界最高の美」でしたか。
ミロのビーナスなんか足下にも近寄れないほどの美しさですね。
ここは 何度行っても良いですね。

ここは自治会管理のお寺さんですから
うるさい坊主が居ないのがまた良いですね。(笑)
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団子さん (ミロク)
2010-10-08 21:25:56
そりゃーもぅ!
相変わらずの余裕の美しさでしたよ
造った人がホントみてみたいです。
そして兵火から救いだし土中に埋めて護った村人達も素晴らしいです

煩い坊さま
確かに
いらしたのは地元の方。
『私が小さい頃には厨子に入っとられました』
と話されるのがまた温かみがあり、そして少し誇らしげで、大切にされてるんだなぁと思いました。

でもやっぱり宝物館は好きになれません。
説明してくださった方もおっしゃってました。
指定文化財、仕方のないことなのかも知れませんけど…
それにトイレが驚くほど不似合いに新しくなってました
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