おしらべ日記

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歳をとるのも悪くないと思える人生作り

湖東【観音正寺】

2009年10月22日 | 
※何者??









死ぬかと思った…
道が恐ろしくせまい。
車のすれ違いがギリギリで横は崖っぷちですがな(汗)

凄く急勾配な道を登ってきたので、ついた駐車場はかなり高い所にあった。
しかし狭いなぁ~これはここまで車で来るのはあまり歓迎されてない?歩けってことかしらねぇ(苦笑)
















そこからまた上る参道の先は、空は明るい青空なのに生い茂った茶色い葉っぱでほとんど光が届かない薄暗~い道。
グレーと茶色と深緑色を混ぜたみたいな重い景色に真っ赤な幟と前を行くお遍路さんの白い背中が気味の悪い一枚の絵みたい。

う~~~背中がぞくぞくっと来るぅ!←こんなのは嫌いじゃない













10分ほど歩くと一気に明るくなる。頭上は青空、ピカピカに元気な阿吽像が見えた。


  

















ほんとに新しいのね、平成五年に焼失して十六年に落慶と言うんだから、まだ五年ほど?
もちろん御本尊の千手千眼観音もまだ五年、艶々の肌からは白檀の良い香りが…
って、実はカレー粉みたいと思ったのはアタシだけ?(家にある白檀の象さんはカレー粉ではないのだが)
と思ったら後ろにいた女性も「そうそうそう!」と同調してくれてたからカレー粉なのだ(笑)←ちうか思い切り口にだしてたのね



この千手さん美人さんではありませんが、話す坊さまあまり良い感じしませんが、出来上がるまでのご苦労を聞いて想わず手を合わせてました。

まず五分の一の大きさでつくり、もう一度松の木でつくり
今度は実際の6メートルの大きさで松の木でつくり
これを600個に解体
そしてインドから届いたいくつもの白檀の木の塊から、600のうちの一つ一つと合う大きさのもを選び彫り出していく

そして最後にそれらを組み合わせて

出来上がり~

凄いわ、にっぽん人。



横で侍ってる婆藪仙人、こちらよいヨボヨボ感出てました。
綺麗な姿も好きですが、こんなんも凄く惹かれるのですね、面白いなぁ~
二十八部衆の中で一番ヨボヨボで人間臭い婆藪仙人。
三十三間堂など、ゆっくり流し見ていると婆藪仙人のとこで「なんで?(笑)」となる感じが面白かったりする。
ミロク子も見たかなぁ~(三十三間堂がコースに入ってるので)



三十三所観音曼陀羅のクリアケース、綺麗だったので自分のお土産に買った。
樂の唱歌入れるのに使おう♪

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (団子)
2009-10-23 17:01:46
住職の説法の立て札を読みながら行っていたら
ドキッ
とするようなのが1つくらいありますやろ。(笑)
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団子さん (ミロク)
2009-10-23 21:50:43
一つ、どころか…(苦笑)

だんだん先生に説教されてる気持ちになってきて不良母子は口答えばかりしてました。
いけませんなぁ~
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あの山道は。。 (つきうさ)
2009-10-26 20:18:07
こちらにお見えになっていたんですね~。
観音正寺までのドライブウェーは、スリル満点でしたでしょ~。
焼失する前に、一度、私もあの怖い怖い崖っぷちを走りましたぁ。
白檀がカレー粉とは(爆) こりゃ、面白い発見ですね。
そのあたりは、主婦ならではの感覚かも。私も嗅いでみたいです。

和尚さんは感じ悪かったですか(笑)
まぁ、再建されるまでご苦労なさったみたいですし、大目に見てあげてくださいませな。

猛烈に、「カレー粉臭」と「感じ悪ぅ~」を確かめたくなっております(爆)
今度、思い切って行ってみようかしら。
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つきうささん (ミロク)
2009-10-30 12:48:46
スミマヘンおそぅなりました~。
なんだか最近浮かない気分なんですよね…
世間はそんなに甘くないって感じ
意味わかんないですよね。でも今、そんな気持ちでやや暗め(笑)
そんな時こそ好きな物みたり好きな事したり、元気になりたいなぁ!

焼ける前に参ってらっしゃるんですか~。いいなぁ。
しかしあれだけの素晴らしい復活、寄進された信者さん達の思いに凄いもの感じますね~。
なのにカレー粉なんて
でもカレー粉なんざますよ
つきうささんにも嗅いでもらいたいわ~(笑)

来月は西明寺、行きます!
塔の壁画が開扉なのです
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