都立高専交流委員会ブログ

都立高専と城南地域の中小企業(特に製造業)との交流・連係を図り、相互の利益と地域社会・地域経済の発展を目指します。

2016.05.25~05.30 モンゴル 日本式高専 など 訪問 セミナ- 開催

2016年07月17日 | Weblog
2016.05.25~05.30 モンゴル 日本式高専 など 訪問 セミナ- 開催
 
 
 5月25日~5月30日 の モンゴル訪問
 現地の 日本式高等専門学校 3校、現地の日系企業の などを訪問させていただくと共に
 「インターンシップ就職セミナー」に参画させていただきました。
 
 このモンゴル訪問の画像を、公開させていただきます。
 
 この訪問の報告は 下記 に
 
 合わせて、ご笑覧いただけば幸いです。
 
 
 順不同となりますが、下記の画像を掲載させていただきました。
 
モンゴルの国会:政府庁舎/
ウランバートル市 中心部/
インターンシップ就職セミナー(モンゴル日本センター)と終了後の記念撮影/
モンゴル高専の日本語学習/
モンゴル高専 工場 工作室:工作機械等 設備の整備が急務!!/
新モンゴル高専 航空機クラブ部室:新モンゴル学園は、日本の教育がモデル。
:日本と世界に留学生を送ることを目的にした モンゴル私立学校のトップ/
モンゴル科学技術大学付属高等専門学校 航空工学について臨時講義
:机 椅子 も 日本から持ち込んだもの/
モンゴル賛光精機 精密機械メーカーの部品を製作
:本社は埼玉県の100名余りの中小企業/
モン・シバザキ 自動車のブレーキ部品を製造 現地で工作機械を部分改造
:本社は埼玉県の100名余りの中小企業/
會沢モンゴル(會澤高圧コンクリート) 現地で冬季に生コンを生産 建築工事を可能にする
:北海道 国内 アジアに、多くの生コン工場 コンクリート製品工場を保有/
国が計画した中間層向けマンション
:この施行者 ナショナル建設 が、日本的経営の信奉者で、モンゴル高専 協力会会長
:マンションの規模は2千戸以上 70㎡ 450万円程度/
民主革命のリーダー ゾリグ(中央右で眼鏡をかけている)
:1998年 政争の渦中 首相に推される直前に暗殺される。/
モンゴル科学技術大学高等専門学校:ものづくりコンテスト
:26kgの加重に耐える 楊枝の橋 を製作/
校舎の写真は モンゴル高等専門学校(モンゴル工業技術大学)/
おしゃれなレストラン/
民族衣装で歌う/
観光地の風景   など
 
 
 
東京中小企業家同友 大田支部 都立高専交流委員会 
 
グローバルコミッション 田中基茂
東京都大田区山王 2-3-3 6F
TEL 5746-3041 FAX 5746-3081
gc-t@ac.auone-net.jp
 

 


その2  7月6日 都立高専交流委員会 運営会議 の ご案内 / 英国のEU離脱? で問われるもの / モンゴル 日本式高専 などの訪問の ご報告

2016年07月17日 | Weblog
  ☆★☆☆ 都立高専交流委員会 よりのご案内 2016.07.05 その2 ☆☆★☆
 
 
 モンゴル(日本式高専他)訪問の 画像 を添付させていただいた関係で、
 2回に分けて、ご案内させていただくことになりました。
 
 
1.7月6日 都立高専交流委員会 運営会議 の ご案内   
2.英国のEU離脱? 液状化する世界を変革する能動的一歩を!
  (ここまで、直前のブログで ご案内済み です。)
 
3.モンゴル(日本式高専などの)訪問 と これからの課題
  
  
  
 モンゴル(日本式高専などの)訪問 と これからの課題
 
  
    モンゴルの国会決議が、高等専門学校を正式に制度化
 
 
 5月25日~30日 の
 モンゴル(日本式高専など)の訪問では、多くの皆様に、大変お世話になりました。
 
 私共の産学連携でお世話になった 西山先生 中西先生 が
 現地に張り付いて、学生指導を進めてきた モンゴル の 日本式高専 ですか
 
 3年前、モンゴル工業技術大学(IET)に、最初のモデルクラスが誕生
 2年前には、モンゴル科学技術大学、新モンゴル工科大学(新モンゴル学園)に
 高等専門学校が設置され、3校体制で運営されてきました。
 
 本年4月14日には、モンゴル国会(国家大会議)で、
 工業高等専門学校を高等教育機関として制度化する「モンゴル高等教育法」の改正案が
 82.5%の賛成多数で可決成立しています。
 
  モンゴルでは、多くの青年が日本の高等専門学校に留学
 (国別留学者数ではマレーシアに次ぐ2位/現在の文部科学大臣も日本の高専卒業生)
 母国の工業化に貢献するために、日本と同様な高専を創りたいという
 これらの留学生出身者とこれに協力してきた先生方の念願が、軌道に乗りつつあります。
 
 この時期に進められたのが
 日本でのインターンシップの実現、卒業後の採用、
 人材育成を通じた現地の中小企業育成を目的とした モンゴル訪問 です。
  
  
   インターンシップ 就職 セミナー と 日系企業などの訪問
 
 
 現地では、3校の高等専門学校を訪問させていただくとともに、
 「インターンシップ 就職セミナー」を開催、
 
 参加した100名余りの学生に、
 日本でのインターンシップ実施、卒業後の日本での進路選択、
 現地での中小企業育成について、メッセージを送らせていただきました。
 
 精密機械や自動車の部品を加工する2社の日系企業
 (いずれも本社は埼玉県の従業員100名余りの企業、日本人駐在員なしで
  運営される現地法人は30名程。いずれも盛況、事業拡大を計画)
 
 厳寒で建設工事ができなかった冬季に操業する生コンプラントを建設し、
 建設工事の通年施工を可能にした 會沢/モンゴル
 (本社は苫小牧の 會沢高圧コンクリート)、以上3社の日系企業を訪問。
 
 また、経営者が日本的経営を信奉する現地の 中核建設会社 ナショナル建設 が
 モンゴル高専(企業)協力会の会長をされており
 オーナー、関係者とお話させていただき、ビジネス連繋のオファーをいただくと共に
 国が計画し、この会社が建設中の2千戸を超えるマンション群を見学させていただきました。
 
 その他、市街などの雰囲気を含め、前回のメールの最後と 今回のメールの冒頭 に、
 画像で、報告させていただきましたので、ご覧いただけば幸いです。
 
 
 現地で活躍する日系企業の 本社 をご紹介させていただきます。
 (本メール冒頭の 現地法人の画像 を、併せてご覧いただけば幸いです。)
 
  株式会社 シバサキ製作所 / モン・シバサキ
  賛光精機 株式会社 / モンゴル賛光精機
  會澤高圧コンクリート 株式会社 / 會澤 モンゴル
 
 
    気 位 が 高 く 結 束 す る 国 民 ?!
 
 
 今回のモンゴル訪問では、
 
 すべての関係者の皆様の手厚いおもてなしをいただき
 また、お会いし、接することができた モンゴルのすべての皆様 に
 心あたたく接していただくことになりました。
 
 首都/ウランバートルの街では、
 プリウス、ランドクルーザーなどが走り回り、
 乗用車の7割程度を日本車が占めているでしょうか?
 時間によっては、激しい渋滞になります。
  
 急増する人口は300万人、うち140万人余りがウランバートル在住。
 特に、20代の人口が多く、新生児も急増しています。
 
 大学の進学率も 60%以上 と高く、
 モンゴル科学技術大学だけで在校生が3万人を超えるとのことです。
 
 現地で第一に感じたことは、
 同行の白井氏が、「アジアでなくヨーロッパ」と言われていましたが
 街の雰囲気がとても 清潔で、整頓され、秩序だっていることです。
 これは、モンゴルの方々の 気位(きぐらい) 心位 の高さを表すものでしょう。
 
 「インターンシップ 就職セミナー」では、日系企業の関係者が
 市場やビジネス連携を進める上で、信頼を担保する原則について
 「嘘をつかない……」と言う言葉で述べていましたが
 
 一つの国民が社会生活を送っていく上で
 共通する信念(生活信条)を共有していくことは大切なことです。
 
 大国中国とロシアに挟まれたモンゴルは、アジアでは 特殊な立場に立つ国 になりますが、
 国の人口規模が小さい ということは、
 それだけ、国民の強い結束をつくりだす上での 有利な条件 となります。
 
 これが、この国を支える最大の力(の一つ)になるのでは …… と、思います。
 
 資源の輸出や国民経済の基盤で、中国に深く依存するモンゴル です。
 けれども、街に漢字の表記は見られません。
 
 国民の中に親日感情が広がり、東北大震災では、
 モンゴル国家公務員全員が、給与の1日分を被災地に寄付しています。
 
 二つの大国に挟まれた困難な政治環境にあるモンゴル
 一方、アジアの非主流派文明の結晶というべき道を歩んできたのがわが国でしょう。
 
 この二つの国(国民)がつくってきたものに、
 共鳴しあう何かがあることが感じられます。
 
 
 モンゴル国が、この地域において独自の地位、立場を確立していくことは
 私共のパートナーシップにとっても、
 東アジアの地域にとっても、大変、有益なことに違いありません。
 
 
        工作機械等、学校の設備充実が急務
 
  ものづくりと国内産業の内発的発展のための協力を!
 
 
 さて、私共の課題ですが、
 
 現地の高等専門学校に、最低限の工作機械、工具、設備などを整えることが
 急務の課題なっているでしょう。
 
 この訪問に先立ち、関係者にお願いさせていただき
 大田区で廃業する工場の工作機械、工具、電気工事の検査機器など
 中古の機器の提供をしていただける何人かの方に、
 すでに、お願いをさせていただき、帰国後も、
 これらの機器を、モンゴル現地に送り届ける準備をさせていただいております。
 
 現地が、何故日本に期待するのか、何を期待するのか …… といえば
 自国の産業基盤を自ら自身の手で担っていく条件を一からつくっていくことにあるでしょう。
 
 目先の利害を成り立たせ、満足させるだけではなく、
 持続可能な発展を可能とする産業、経済システムを創り上げていくこと
 それを外から持ち込むのではなく、その内発的な展開を可能とする条件をつくっていくことが、
 私共が協力させていただく眼目となるはずです。
 
 この条件を、私共が関与する現地の教育機関に整備していき
 内発的なものづくり人材育成の基盤を、現地に作っていくことこそ
 私達の最初の取り組みになるように思います。
 
 このこと抜きに、
 来年(3~4年生)のインターンシップも有効には機能しないでしょう。
 
 ここから始めて
 
 来年度以降の課題、
 インターンシップ、卒業後の採用、中小企業育成を含む
 私共のパートナーシップをつくっていかなくてはならないと思います。
 
 腕力で進めたり、結果だけを求めてことを運んでも、
 うまくいかない場合が出てくると思います。
 
 私共の現状に合致した地道なモデルをつくるとともに
 長期的展望を持ち、「小さく生んで大きく育てる」ことが、
 必要とされているでしょう。
 
 どのような道筋を通って、なにを進めるのか
 その道筋で問われる課題等について、
 比較的明瞭な認識をもって、ことを進めていきたく考えております。
 
 
   実践的な産業政策の形成が課題となるモンゴル
 
 
 モンゴル側に問われるのは、
 産業(人材育成)政策を確立することであるように思われます。
 
 今から150年以上前、幕末期(明治維新の前)の日本では、
 
 黒船来航による近代西欧の脅威に対して、
 300諸藩(独立性の高い地方政府)を代表する有力な諸藩(雄藩)が
 独自の近代産業形成の取り組みや、海防(国防)のための鋳砲(大砲製造)事業などを
 次々と進め、これが、明治維新の原動力の一つとなりました。
 
 薩摩藩の集成館
 佐賀藩の精錬方(下記「幕末維新期の佐賀藩」)
 などが有名ですが
 
 日新堂をつくった 南部藩(岩手県/徳川幕府側)では、
 民間資本を動員し、10座(基)およぶ 木炭高炉製鉄所 を 建設し、
 そこに、数千名の人々が働いていました。
 (幕末における製鉄と冶金教育) 
 
 例えば
 ヒューゲニン著「リェージュ国立鉄製大砲鋳造所における鋳造法」といった
 海外からもちこまれたたった 一冊の技術書 をもとに、
 近代製鉄や、西洋の軍事大国に対抗する大砲製造を進めるもの であったり します。
 
 物事に、実践的に取り組み、
 その経験を蓄積していくことが、どれほど大切か? ということでしょう。
 
 (当方は高く評価するものではありませんが)
 富国強兵/殖産興業 を 進めた 明治政府 も、
 官営事業により、近代産業を自ら自身の手で、直接、立ち上げようとしてきました。
 (その多くは経営破綻)
 
 第2次世界大戦において、
 国力で劣るわが国が、それでも世界を相手に戦うことができた理由の一つは
 優秀な技術者を航空機産業(軍用機生産)に、集中的に投入し
 ゼロ戦などの戦闘機を開発、生産したことによります。
 
 戦後は、ここで育った技術者が、自動車産業などに吸収され
 わが国産業の 国際競争力の基盤 が 形成されることになりました。
 
 少なくとも、政府の政策と民間の努力が交差するところで、 
 わが国の産業形成が進められたのは事実だと思います。
 
 
 大学進学率が高いのは良いことですが
 (中国も、2000年前後から大学の入学者を急増させ
  15年間で、大学の卒業者数を7倍[2015年/749万人]に拡大しています。)
 
 それが、国力や産業力の強化に(直接 また 間接的に)
 どのように、結びついているかこそが大切です。
 
 高等専門学校確立の試みは、
 これらの点を見直すきっかけの一つとなるものかも知れません。
 
 
  「日本人とは何者なのか?」を、改めて考える
 
 
 今回の訪問で考えさせられたことの一つは、
 
 日本人とは 何者なのか? ということです。
 
 当方、ほとんど勉強をしておらず、
 時間があれば学習したい点であるのですが
 
 最近は、血清についての遺伝子分析や
 遺跡などから発掘される人骨のDNA分析などの精度が上がり
 日本人の 主な 人種的な起源 は、
 アジアの北方 にあることが明らかになりつつあるようです。
   
 一方、稲作に代表されるように、南のアジアの文明を受けいれ
 朝鮮半島などを介し、南の中国、北の中国 と 向かい合ってきた のが わが国 です。
 
 相当早い段階から、世界のGDPの3%程度は、維持をし続け、
 
 西欧近代化の衝撃が世界をめぐるなかでも
 独立を守って、戦前は英国と、戦後は米国との同盟を結んで
 欧米諸国と向かい合ってきたのも 日本人 です。
 
 この日本人を形成する 多次元複合方程式 について、
 
 わが国の国民自身が、より深く考えることができれば、
 国際社会でのわが国の地位やあり方もまた、変わっていくように思います。
 
 
 
1. モンゴルの国会/政府庁舎
2. ウランバートル市 中心部
3. インターンシップ就職セミナー(モンゴル日本センター)
4. モンゴル高専の日本語学習
5. モンゴル高専 工場 工作室 / 工作機械等 設備の整備が急務!!
6. 新モンゴル高専 航空機クラブ部室 / 新モンゴル学園は、日本の教育がモデル、
  日本と世界に留学生を送ることを目的にした モンゴル私立学校のトップ 
 
  クリックしていただくと大きくなります。
 
 
 

 
  
 
7.  モンゴル科学技術大学付属高等専門学校 航空工学について臨時講義
   机 椅子 も 日本から持ち込んだもの
8.  モンゴル賛光精機 精密機械メーカーの部品を製作
   本社は埼玉県の100名余りの中小企業
9.  モン・シバザキ 自動車のブレーキ部品を製造 現地で工作機械を部分改造
   本社は埼玉県の100名余りの中小企業
10. 會沢モンゴル(會澤高圧コンクリート) 現地で冬季のコンクリート打設 建築工事を可能にする
  北海道 国内 アジアに、多くの生コン工場、コンクリート製品工場を保有
11. 国が計画した中間層向けマンション。
  この施行者 ナショナル建設 が、日本的経営の信奉者で、モンゴル高専 協力会 会長
  マンションの規模は2千戸以上 70㎡ 450万円程度
12. 民主革命のリーダー ゾリグ (中央右で眼鏡をかけている)
  1998年 政争の渦中 首相に推される直前に暗殺される。
 
  クリックしていただくと大きくなります。
 
  
 
 
 
  
  
  
 さて、7月6日の 都立高専交流委員会 ですが 
 
 インターンシップ実施の課題や、
 モンゴルの日本式高専をめぐる人材育成への協力、
 中小企業家経営塾 や 学生海外派遣、新カリキュラム実施などの課題に
 どう取り込んでいくのか?
 
 などを課題とさせていただきたく考えております。
 
 どうぞ、よろしくお願い申しあげます。
 
 
 
東京中小企業家同友会 大田支部 都立高専交流委員会
 
グローバル・コミッション 田中基茂
東京都大田区山王 2-3-3 6F
TEL 5746-3041 FAX 5746-3081
 

 

7月6日 都立高専交流委員会 運営会議 の ご案内 / 英国のEU離脱? で問われるもの / モンゴル 日本式高専 などの訪問の ご報告 その1

2016年07月17日 | Weblog
 3年ぶりとなりますが、ブログへの活動報告を再開させていただきます。
 
 
 
   ☆★☆☆ 都立高専交流委員会 よりのご案内 2016.07.05 その1 ☆☆★☆
 
 
 平素よりお世話になります。
 
 すでに、多くの皆様にご案内済みの
 都立高専交流委員会 運営会議(明日/7月6日) の 他
 
 5月末に訪問させていただいた
 モンゴル(日本式高専)訪問の報告などをさせていただきます。
 
 私共では、多くの方にご参画いただき、
 産学連携 を 産業都市の地域機能 として発展させていきたく考えております。
 
 皆様との開かれた意見交換の中からこそ、私共の活動の将来が見えてまいります。
 多くの皆様に、私共の活動にご参加いただきたくご案内させていただきます。
 
 
1.7月6日 都立高専交流委員会 運営会議 の ご案内   
2.英国のEU離脱? 液状化する世界を変革する能動的一歩を!
 
3.モンゴル(日本式高専などの)訪問 と これからの課題
  (モンゴル訪問の報告は、次のメールに続きます。)
  
 
 
  7月6日 都立高専交流委員会 運営会議 の ご案内
  
 
■ 日 時 平成28年7月6日(水) 午後6時30分より
■ 会 場 有限会社 グローバル・コミッション 会議室 
      大田区山王2ー3ー3 野口ビル 6階  03-5746-3041
      JR大森駅 西口 すぐ(正面)    
      上島珈琲店(2F タパスタパス)のあるビルですが
      ビルの入口は、右手の階段を登った3F 英会話教室 横 となります。
 
■ 議 題 本年度の実践的課題を中心に
 
   1.都立高専交流委員会の活動の目的 と 今年度方針 について
   2.インターンシップの実施/会社説明会の報告とこれからの課題
   3.モンゴル高専(+現地日系企業)の視察、交流、現地セミナー報告
     ~~国境を超えた人材育成、中小企業育成の新しい課題の一歩へ~~
   4.高専の授業/中小企業家経営塾 と これからの相互連携の課題
   5.中国/大連で、学生に海外学習の機会を!(日系企業/大連理工大学等)
     本年の 大連学生海外派遣 のあり方や、課題設定 について
   6.その他
 
■ 参加お申込みにつきましては、
     当方にご一報の上、直接、会場へお出かけください。
 
 多くの皆様、会外の方のご参加を歓迎しております。
 これを機会に、私共の活動にご参画いただけば幸いです。 
 
 
 
 英国のEU離脱? 液状化する世界を変革する能動的一歩を!
 
 
      液状化する世界の向こうに《ニューノーマル》を!
 
 
 いたるところで「変調」の速度が速まる世界
 英国の国民投票で、EU離脱の投票が50%を超え、世界にショックが広がりました。
 国内景気の自律的な成長の道筋が見えない中、
 世界の変調に、悲観的な気分に陥っている方々が少なくないかも知れません。
 
 当方が注目したのは、
 「若年層 大半が『残留』」という 日本経済新聞の記事です。
 
 先日の EU残留と再投票を求めるデモの担い手もこの世代です。
 
 「ナショナリズムは小児病、それは人類の麻疹(はしか)である」といったのは
 アインシュタイン だそうですが
 
 マーストリヒト条約発効により、
 共同市場としてのEUが成立して、30年近くになります。
 新しい市場の上に、新しい世代 が 確実に育っているでしょう。
 
 私達は、新しい世代に、過去の観念の奴隷となることを強要するのではなく
 新しい課題を提示し続けていかなければならないでしょう。
 
 
 ニョーノーマル(新常識/新常態/新秩序)へ!! …… 出立する年に!
 液状化する世界の 向こう に 我々のビジョン と 出立に歩み を!
 
 これが、本年度 の 都立高専交流委員会 方針とさせていただいたものです。
 
 50年~100年単位で考えた
 ニューノーマル(新常識/新常態/新秩序)ヘ 一歩を踏み出す年
 けれども、その眼前には、液状化する世界 が広がっていくだろう ……
 それ故に、我々のビジョンは、
 その(液状化する世界の 向こう側(先)に形成(結実)させていく、とするものです。
 
 昨年、シャルリー・エブド社襲撃事件 などを 念頭に
 液状化する世界 という現状認識を 活動方針の冒頭 に 入れさせていただきましたが、
 
 それから一年余りで、米国の大統領候補選出にもみられるように
 国際秩序の液状化は、先進国の国内統治の根幹を揺るがすところまで進んでいます。
 
 
    民主主義の政治システム と 国民の関係 の 再構築 を
 
 
 民主主義による統治システムは、
 正しい(妥当な)選択を 保証 する政治システムではありません。
 
 むしろ、
 国民自身が(間接にであれ、直接にであれ)社会の意思決定を 自ら自身の手 で行い、
 その結果に 自らが責任を負う ことによって発展していく政治システムです。
 
 多数派形成 は、
 意思決定 と 執行の責任主体、プロセスを結びつけ、明確化するために必要なことです。
 
 ところが、今回の 国民投票 は、
 法的な拘束力のない投票結果 を、政府が任意に執行する とするもので、
 意思決定 と その執行の責任 や 執行プロセス を 関連付けることが 放棄 され
 執行の主体 や 執行プロセスが 宙に浮いてしまう ことになりました。
 
 「多数派(多数決)」による意思決定もまた、
 その妥当性 や それが考え抜かれた決定 であることを 保証 するものではありません。
 もちろん、少数派を「黙らせる」ことを目的とするものでもありません。
 
 4か月という短い準備期間によって行なわれた国民投票です。
 再度の国民投票を求める署名が400万人を超え、
 ツイッターでは、「離脱への投票を後悔している」という書き込みで
 あふれている……と、報道されています。
 
 むしろ、今回の国民投票を通じて、
 本当の国民的議論を始めていくことが問われているでしょう。
 
 追い詰められているのは 既存の統治システム です。
  
 「我が国の政党を誰が仕切るのか、国を統治するのは誰か、
  そもそもこの国は誰によって構成されているのかという点がひどく混乱している」
 (ロイター記事/キングス・カレッジ・ロンドン アナンド・メノン教授/欧州政治・外交論)なか
 
 英国は、第一次世界大戦で崩壊したハプスブルグ帝国(オーストリア)の道を歩むのか?
 といった見方もありますが
 
 結局のところ、
 試行錯誤を経た、国民の冷静な判断能力の有無 が、全てを決していくでしょう。
 
 既得権の擁護や、何者かに(誰に??)不信感をぶつけるような投票行動では
 その結果に責任を負うことができないことが体感される度合いに応じて
 私達は、破滅から抜け出していくことができるでしょう。
 
 
   50年 100年 を単位とし、時代 を 次世代へ と結ぶ 連鎖 を
 
 
 さて、人生80年時代(社会人50年時代)の今日
 次世代の産業人材育成を進める産学連携の 時間感覚 は 100単位 となります。
 
 過去の観念や経験が、
 そのまま、新しい時代(新しい50年)に、通用するはずもありません。
 
 私達に要求されているのは、
 過去の総括、産業社会が直面している巨大な環境変化を踏まえ
 
 これからの課題、それを踏まえた 現在進行形の取り組み を
 次世代の担い手に示していくことになるでしょう。
 
 
 識者が想定しない事態が、次々と進み、ドミノ倒しのように、
 国際社会の秩序喪失 が 進んでいくことも 否定はできない 現状ですが
 
 液状化する世界の中に、
 現状変革の能動的な一歩を進めていく中でこそ、次の時代は切り開かれるでしょう。
 
  
 
 以下、モンゴル 訪問 の 報告は、続けて送信させていただくメールに、掲載させていただきます。
 現地での画像 その1 を、ご覧いただけば幸いです。
 
1. モンゴルの国会/政府庁舎
2. ウランバートル市 中心部
3. インターンシップ就職セミナー(モンゴル日本センター)
4. モンゴル高専の日本語学習
5. モンゴル高専 工場 工作室 / 工作機械等 設備の整備が急務!!
6. 新モンゴル高専 航空機クラブ部室 / 新モンゴル学園は、日本の教育がモデル、
  日本と世界に留学生を送ることを目的にした モンゴル私立学校のトップ 
 
  クリックしていただくと大きくなります。
 
 
 

 
 
 
 
東京中小企業家同友会 大田支部 都立高専交流委員会
 
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2014.02.06  都立高専交流委員会 運営会議  レジメ

2014年02月06日 | Weblog
 
    2014.02.06  都立高専交流委員会 運営会議  レジメ 
 
 
 
 
1.来年度の活動方針/課題について
  
  …… 「坂の上の坂」を登る 実践的一歩 を踏みだす年に!
 
 
  交流30周年を踏まえ、産学地域連携の新しいステ-ジヘ
 
  地域の産業 と 地域の研究/産業人材育成機関が、
  共に発展し、新しい可能性を切り開く産学連携を
 
 (組織の内部で進める産学連携ではなく、組織の外へ踏み出し、
  産業、産業技術発展と人材育成の広いリソ-スを獲得し、創造的に運用する産学連携)
 
  学校  …… 地域の産業と共に歩む地域教育:研究機関
  産業界 …… 次世代の担い手の育成を地域の産業の担い手の手で
 
 
 
 
 個々の課題について …… 多様な課題を機動的な役分担で実施していく
 
 
 ・ 中小企業家経営塾 第13期 講師候補 案 (5名)
 
   情産部会より …… 1名
   下町ボブスレ-など …… 昭和製作所 舟久保和利 氏 大田工連 舟久保氏 ご子息
   内田さんより …… ㈱サタコ 青沼三郎 氏 (気体、液体、熱の制御機器) 
   天野さん …… ??
        ……  
 
   中小企業家経営塾は、来年度から担当教授が変わります。
   12年間お世話になった遠山先生、新任教授を囲み、これまでを振り返るとともに
   これからの課題、また、わが国の産業、企業の課題を考える会合を持ちたいと考えています。
 
 
 
 ・ 中小企業家経営塾/学生海外派遣の継続実施
  
   従来通り、大連とし、経済グロ-バル化がもたらす課題を深く考える機会を学生に与える。
   今後の展開についても、より広い可能性を考えていく機会にしたい。
   9月7日(日)~13(土) / 9月8日(月)~14日(日)
 
 
 
  ・ インタ-ンシップ会社説明会の実施 と インタ-ンシップ学生受け入れの継続的拡大
 
   昨年は、5月15日に実施 …… そろそろ、準備を始めます。
   実施後の経験交流会については、事前に日程設定を
 
 
 
 ・ 産学(学校との)交流会の実施
   (交流30周年を踏まえ、今後の課題について議論を深める)
 
   パネルディスカッション等の形式で …… 新年度が始まった後の適当な時期に(6~7月)
 
 
 
 ・ 産学共催のシンポジウム「テクノシティ城南コミュニティカレッジ」 
 
   10月26日(日) 産技祭 を予定
 
   植松電機/カムイスペ-スワ-ク 植松努氏 を中心に  志はNASAより宇宙に近く!!!
   新産業創造拠点とそのための共同の取り組みを! 進めていくために 
 
 
 
 ・ 新年度よりのカリキュラム改訂により、産学連携(同友会提案)により二つの授業を実施
 
   平成26年度カリキュラム改訂 …… 実際の実施は 4年後(平成26年入学の4年生) 
 
   ① キャリアデザイン教育 …… 同友会の共同の力で
    白川氏、高瀬氏、別府氏(社会人基礎力)、企業訪問、企業と学生の交流会
 
   ② 変容する我が国産業とわが国の競争力基盤(日本産業論) 
    わが国産業の形成、発展をおさえ、経済のグロ-バル化によるわが国産業の変容を中心に
    (変容する産業界にその担い手として出ていくとは、その基本的な羅針盤を手にするために)
    外部招へい講師を中心に
  
   4年後の実施となるため、委員会の運営会議などで、内容を煮詰めていきたいと考えています。
 
 
 
 ・ 委員会の定期的開催 …… 年5回程度
 
   年間スケジュ-ルの事前確定と、その都度の課題を明確にして開催 
 
 
 
 ・ 図書館「中小企業家経営塾のコ-ナ-」へとの書籍寄贈の継続的実施
 
 
 

 
 
 
 
2.長岡技術科学大学 福澤 康 教授  
 
  …… 絶縁性セラッミックスに放電加工 技術的展開について 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
3.長岡技術科学大学 福澤 康 教授  
  
  …… 城南地域に研究室と産学連携プロジェクト立ち上げについて 
 
 
 
 
 
 

 

2月6日 交流委員会 運営会議 / 2月7日 中小企業家経営塾 他 の ご案内

2014年02月06日 | Weblog
   ☆★☆☆ 都立高専交流委員会 よりのご案内 2014.02.04 ☆☆★☆
 
 
 皆 様
 
 平素より、大変、お世話になります。
 
 都立高専 中小企業家経営塾 も、
 今週の金曜日が、本年度の最後の講義となりました。
 
 木曜日に開催する 委員会の運営会議 には、
 絶縁性セラミックスに対する放電加工する新しい技術を温めてきた
 長岡技術科学大学の 福澤康 教授を、ゲストに、お迎えいたします。
 産学連携の新技術、新事業創造拠点形成へと議論を深めていきたく考えております。
 
 
1.2月6日(木) 都立高専交流委員会 運営会議 (6時30分~ PiO にて)
  ゲストスピ-カ- 長岡技術科学大学 教授 福澤康 氏
  絶縁性セラミックスに対する放電加工 と 産学地域連携プロジェクト立ち上げ
 
2.2月7日(金) 中小企業家経営塾 三菱鉛筆 常務取締役 中村 文俊 氏
  お客様視点と社員の情熱が高付加価値商品を生む
  ~~世界をリ-ドする日本の筆記用具/その技術と商品開発~~
 
3.品川区 新製品 新技術 クラスタ-フェア / おおた工業フェア  
     
 
 
     2月6日(木) 都立高専交流委員会 運営会議
 
 
■ 日 時 平成26年2月6日(木) 午後6時30分 より
■ 会 場 大田区産業プラザ 6階 G会議室
 
■ 議 題  1.来年度活動方針
      2.ゲストスピ-カ- 長岡技科大 教授 福澤康 氏 によるプレゼン
      3.上記を踏まえた 産学連携プロジェクト たちあげについて
 
 
 2月6日(木)の 都立高専交流委員会 運営会議 では
 放電加工の新技術によるベンチャ-起業について、ご案内させていただきます。
 
 詳しくは、当日 福澤康 教授に、お話しいただきますが
 この技術は、補助電極と放電プロセスで生じる カ-ボン被膜 を使って、
 窒化ケイ素などの 絶縁性セラミックス を 放電加工 するものです。
 
 福澤康 教授は、あるきっかけにより、20年以上前に、この技術を発見
 以降、その実用化に向けた課題解決を進め、その障がいを克服してきました。
 
 50ミクロン x 3.5ミリの微細な電極を、数10秒で切削加工するなど
 様々な関連技術が開発されるとともに
 燃料電池の高効率化のためのジルコニアの加工なども可能……とのこと、
 研究室レベルの技術としては、大変、熟成度が高いものとなっています。
 
 
 今回のお話は、
 今年度で定年退官される 福澤康 教授が、これに伴い
 実家のある東京で、若手ドクタ-と共に、ベンチャ-起業する意向によるもの
 ともに起業を進めたり、協力する企業を求めています。
 
 やはり、放電加工やマイクロ加工を専門とされる
 都立高専の 吉田政弘 教授にご紹介をいただいたものですが
 
 すでに、福澤教授、研究室のドクタ- 花岡氏、吉田先生を交えた
 最初のミ-ティングが開催されています。
 
 今回は、
 産学による地域連携プロジェクトを、どのように立ち上げていくのか? と
 一歩、前へ踏み出す議論を進めていきたく考えています。
 
 多くの皆様にご参画いただきたく、ご案内させていただきます。
 
 ご興味のある方は、当方にご一報の上、 gc-t@ac.auone-net.jp
 会場にお集まりいただきますようお願い申し上げます。
     
 
 
 
     2月7日 経営塾 三菱鉛筆 常務取締役 中村 文俊 氏
  
 
 本年度の最後の中小企業家経営塾は、三菱鉛筆 の 中村 文俊 氏 となります。
 
■ 日 時 2月7日(金) 午前10時25分 ~ 12時
■ 会 場 東京都立産業技術高等専門学校 品川キャンパス
      西棟6階 PBL多目的教室 (参加費 無料) 
 
■ 昼食懇談会 中小企業家経営塾終了後(正午より1時間程度)
        学校にて、講師を囲み昼食懇談 (弁当代千円程度)
  
 
 次々と新製品を開発し、
 世界に類例のない商品ラインナップを誇る日本の筆記用具。
 その精密性、機能性が、世界から高く評価され続けてきました。
 
 この分野では、世界最大の輸出国として、30年にわたり世界に君臨してきたわが国
 その地位が揺らぎ始めたのは、21世紀に入ってからです。
 
 中国等、新興国の低価格製品が、世界に出回り、市場を席巻するかに見えました。
 これに対して、我が国企業は、研究開発を怠らず、高付加価値化で対応、
 
 三菱鉛筆では
 従来にない滑らかな書き味を実現した油性ボ-ルペン/ジェットストリ-ム、
 常にとがった芯で書くことができるシャ-ペン/クルトガ、
 圧縮空気でインクを押し出し過酷な環境での筆記を可能にしたパワ-タンク
 
 パイロットでは、
 消せるボ-ルペン/フリクションボ-ル などの新製品を生みだし、
 
 市場の信任と独占的な地位を再構築、
 三菱鉛筆も、パイロットも、昨年度は 過去最高益 を更新しています。
 
 
 今回は、
 機械系の技術者として三菱鉛筆に入社した中村氏に、
 その技術、商品開発、経営理念についてお話しいただきます。 
 
 
 
     品川区(今週)と大田区(来週)の工業フェア
 
 
 品川区/大田区の恒例の展示会が、下記のように開催されます。
 セミナ-なども開催されますので、ご案内させていただきます。
 
 
 2月4日は、第10回 品川区 新製品 新技術 クラスタ-フェア
 
 おおた工業フェア 2014 は、2月13日~15日
  
 
 
 さて
 長岡技科大教授 福澤 氏の件につきましては、
 よい立地の研究室を立ち上げるとともに、
 地域連携による多様な実用化、製品化の試みを進めていきたく考えています。
 
 上記の二つの展示会にもおいでいただき、
 関係者と情報交換、意見交換を進めさせていただく予定です。
 
 今後とも、宜しくお願い申し上げます。
 
 
 
グロ-バルコミッション 田中基茂
東京都大田区山王 4-19-6 4F
TEL 5746-3041 FAX 5746-3081
gc-t@ac.auone-net.jp

2月7日 中小企業家経営塾 第5講 世界をリ-ドする日本の筆記用具

2014年02月06日 | Weblog
 皆 様
 
 
 平素より、都立高専との産学連携事業では、大変、お世話になります。
 
 本年度の 中小企業家経営塾 も、最終講 となりました。
 今回は、三菱鉛筆 株式会社 常務取締役 中村文俊 氏に、お話しいただきます。
 
 世界の先端を快走するわが国の筆記用具 …… さて、そのお話は ……
 
 
 
        2月7日(金) 都立高専 中小企業家経営塾 平成25年度 第5講
   
 高付加価値商品は お客様視点と社員の情熱から生まれる
  
          世界をリ-ドする日本の筆記用具 / その技術と商品開発  
     
        講師 :三菱鉛筆 株式会社 常務取締役 中村 文俊 氏
  
 
■ 日 時 2月 7日(金) 午前10時25分 ~ 12時
■ 会 場 東京都立産業技術高等専門学校 品川キャンパス
      西棟6階 PBL多目的教室 (参加費 無料) 
 
■ 昼食懇談会 中小企業家経営塾終了後(正午より1時間程度)
        学校にて、講師を囲み昼食懇談 (弁当代千円程度)
 
 
 
   世界をリ-ドする日本の筆記用具、その『ものづくり』から学ぶ   
 
 
 次々と新製品を開発し、世界に類例のない商品ラインナップを誇る日本の筆記用具。
 その精密性、機能性が、世界から高く評価され続けてきました。 
 
 三菱鉛筆 株式会社 は、創業128年を迎える総合筆記用具メ-カ-の老舗です。
 
 21世紀に入り、中国の低価格製品が世界に大量に出回るなか、
 研究開発投資を怠らず、高付加価値化を進めることにより、独自のポジションを構築、
 過去最高益を更新しています。
 
 従来にない滑らかな書き味を実現した油性ボ-ルペン/ジェットストリ-ム、
 常にとがった芯で書くことができるシャ-ペン/クルトガ、
 圧縮空気でインクを押し出し過酷な環境での筆記を可能にしたパワ-タンク など、
 
 世界に評価される商品群がどのように生み出されたのか?
 
 機械系の技術者として三菱鉛筆に入社した中村氏に、
 その技術、商品開発、経営理念についてお話しいただきます。
 
 ① 会社概要 
 ② ボ-ルペンの種類・特徴 
 ③ ボ-ルペンの隠れた技術 
   → 加工 → インク → 金型・成形 → 機構 → 設備 → 品質  
 ④ お客様視点と社員の情熱が結実する商品開発  
 ⑤ まとめ/経営理念 
 
 
■ 三菱鉛筆 株式会社 と 常務取締役  中村文俊 氏 について
 
 三菱鉛筆㈱ は 明治20年創業。
 1901年、わが国で初めて、鉛筆の量産に成功、逓信省に納入。
 
 1958年に販売を開始した
 三菱鉛筆 uni/Hi-uni は、世界最高品質、全22硬度の世界一の硬度幅を誇る。
 
 売上の50%はボ-ルペン、
 売上高の5%以上を製品開発に投下、新製品を開発している。
 
 コア技術を化粧品、カ-ボン製品、繊維染色などの新事業に展開。
 昨年度(平成25年12月期)は、最高益を更新。
 
 
■ 都立高専 中小企業家経営塾 について
 
  都立高専 中小企業家経営塾 は、私共とこの学校が共同で実施ている授業です。
  1時間の講義のあとグループ討論をおこないます。
  企業の皆様には、学生のコミュニケーションの促進役として、
  このグループ討論に ご参加いただきます。

1月17日 中小企業家経営塾 第4講  創立90年企業に新風を吹き込む! の ご案内 

2014年01月15日 | Weblog
 皆 様
 
 
 平素より、都立高専との産学連携事業では、大変、お世話になります。
 
 本年度の 都立高専 中小企業家経営塾 第4講は、
 1月17日(金)、
 
 第1講の 旭東ダイカスト 後継者 山森勝利 氏に続き、若手の後継者、
 しかも、昨年トップに就任したばかりの 女性経営者
 株式会社 田野井製作所 田野井優美 さんにお話しいただきます。
 
 
 
  1月17日(金) 都立高専 中小企業家経営塾 平成25年度 第4講
   
        創立90年企業に新風を吹き込む!
  
      
~~ 身に起こる事のとらえ方でその先が変わる ~~  
 
   講師 :株式会社 田野井製作所 代表取締役 田野井 優美 氏
                 http://www.tanoi-mfg.co.jp/index.php#.UtfAg5CCiUk 
  
  
■ 日 時 1月17日(金) 午前10時25分 ~ 12時
■ 会 場 東京都立産業技術高等専門学校 品川キャンパス
      西棟6階 PBL多目的教室 (参加費 無料) 
 
■ 昼食懇談会 中小企業家経営塾終了後(正午より1時間程度)
        学校にて、講師を囲み昼食懇談 (弁当代千円程度)
 
 参加お申し込みは、下記にて、お願い申し上げます。 
 
 
 
    兄弟の中から選ばれた女性後継者/新第二創業期へ!
 
 
 ものづくり欠かすことのできない“ネジ”…… 
 
 株式会社 田野井製作所 は、1923年創業。
 以来、ねじ加工工具、タッップとダイズの専門メ-カ-として歩み、
 高度なノウハウを蓄積、
 
 特に、部品にめねじを刻む“タップ”では、
 独自の技術開発によるオンリ-ワン製品のライナンナップにより、
 世界のユ-ザ-から高い信頼を得ています。
 
 業界では、大きなシェアを持つわけではないこの企業が、
 世界経済のグロ-バル化 や リ-マンショック という環境激変のなかで、
 どのように事業を継承し、どのような将来展望を描いていくのか?
 
 この時期に、兄弟の中から後継者に選ばれたのが、田野井 優美 さんです。
 留学先の米国から戻り、
 会社に入って10数年、取締役に就任して5年、
 
 経営理念/ビジョンの再構築と現場改革が並行して進められています。
 従業員も若返り、部署を超えたチ-ムによる改善のプロセスが見える化されるなど、
 すでに、多くの成果がもたらされています。
 
  会社説明/沿革 
  入社までの経緯 
  入社してから今日まで 
  今後どんな事を思い描いているか 
 
 
■ 株式会社 田野井製作所 と 代表取締役  田野井優美 氏 について
 
 株式会社 田野井製作所 は、大正12年11月創業。
 以来、タップ、ダイスの専門メ-カ-として歩む。
 資本金 5000万円、従業員161名、埼玉県、宮城県に工場を持つ。
 
 平成20年度「元気なモノ作り中小企業 300社」(経済産業省/中小企業庁)に選定。
 東京都ベンチャ-技術大賞、モノづくり部品大賞、中小企業新製品・新技術賞などを受賞。
 マルチタップ、ITタフレットなどの製品で国際特許を持つ。
 
 田野井 優美 氏は、経営改革を進め、昨年、代表取締役に就任。 
 
 
■ 都立高専 中小企業家経営塾 について
 
  都立高専 中小企業家経営塾 は、私共とこの学校が共同で実施ている授業です。
  1時間の講義のあとグループ討論をおこないます。
  企業の皆様には、学生のコミュニケーションの促進役として、
  このグループ討論に ご参加いただきます。
 

都立高専交流委員会 写真ニュース 中小企業家経営塾 ③ / 新現役ネット 技術総合支援G 白川欽彦 氏

2013年12月30日 | Weblog
 
   ☆★☆☆ 都立高専交流委員会  写真ニュース 中小企業家経営塾 ③ ☆☆★☆
 
  
  
 12月20日(金)の 都立高専 中小企業家経営塾 平成25年度 第3講
 新現役ネット 技術総合支援グル-プ(GSSG) 白川欽彦 氏 による
 
 《企業に持続的成長をもたらすメカニズムとは?
  【ものづくり】概論 ~~ 目指せ!【ものづくり】のプロを!!》 の
 
 画像を掲載させていただきます。
 
 住友金属工業で、技術に関係する職種を包括的に経験された 白川欽彦 氏
 最後に、トップとして、赤字に陥った米国の子会社を再建することを任されます。
 
 そのご経験をお話しいただいた前半、
 そこに異文化の理解などを含む、米国での会社経営の話しが入り
 後半は、スモ-ルベ-スボ-ル(日本のものづくり)から入って
 前半のご経験を踏まえた、
 組織運営のマネ-ジメントのあり方、考え方としてまとめられました。
 
 1時間30分(講義1時間/グループ討論30分)の授業ですが
 大変、濃密な時間を経験することになったことが、
 画像からも、ご理解いただけると思います。
 
 
 
 (画像はクリックすると大きくなります。
 
  もう一度クリックすると、更に、大きくなります。)
 
 
 
      
 授業の風景
 
 
     
 講義する 白川欽彦 氏
 
 
    
 授業に集中する学生 / 聴講する同友会のメンバ-
 左は、授業にお見えになった 荒金善裕 校長
 
 
 
 白川氏に 質問 する学生 / 右は 内田亨 塾長
 
 
   
 グル-プ討論 ①
 
 
 
 グル-プ討論 ② 学校の卒業生 須永謙 氏を交えて
 
 
      
 グル-プ討論 ③ 同友会/GSSGのメンバ-を交えて
 
 
  
 グル-プ討論 ④ 荒金校長先生を交えて
 
 
 
 グループ討論の課題について、お考えを述べる 荒金善裕 校長
 
 
   
 グループ討論の内容を発表
 
 
     
 授業のまとめをする 白川 氏
 

都立高専交流委員会 写真ニュース 中小企業家経営塾 ② / アールシーソリューション 栗山章 氏

2013年12月30日 | Weblog
 
   ☆★☆☆ 都立高専交流委員会  写真ニュース 中小企業家経営塾 ② ☆☆★☆
 
  
  
 11月22日(金)の 都立高専 中小企業家経営塾 平成25年度 第2講
 アールシーソリューション 株式会社 代表取締役 栗山章 氏 による
 
 《行動しなければ何も変わらない!
  ~~ 小さな事を始める/始めたら続ける/あきらめない ~~》  の
 
 画像を掲載させていただきます。
 
 震災前に、携帯/スマホ用 緊急地震速報 アプリ「ゆれくるコール」をリリースし、
 400万人にダウンロードされた アールシーソリューション
 
 栗山章氏より、
 ゲームを通して楽しみながら活断層について学ぶことができる
 ゲームアプリ「ゆれくるスイーパ」リリースのお知らせが届いております。
 
 
 
 (画像はクリックすると大きくなります。
 
  もう一度クリックすると、更に、大きくなります。)
 
 
 
     
 授業の風景
 
 
       
 講義する 栗山章 氏
 
 
    
 グループ討論
 学生の一人は、アールシーソリューションで、インターンシップを体験
 
 
    
 グループ討論の内容を発表
 
 
     
 授業のまとめをする 栗山 氏
 
 

12月20日 中小企業家経営塾 ものづくり概論 / 企業に持続的成長をもたらすメカニズムとは?

2013年12月11日 | Weblog
 皆 様
 
 
 都立高専 中小企業家経営塾 平成25年度 第3講 は、
 
 都立高専交流委員会の活動を通して、同友会にご入会いただいた
 NPO法人 新現役ネット 技術総合支援グル-プ 白川欽彦 氏 に、お話しいただきます。
 
 白川氏は、大阪大学大学院 工学研究科 卒業後、大手製鉄会社に入社
 技術の分野のほとんどすべての仕事を経験されるとともに
 米国子会社のトップとして、腕を振るわれた方です。
 
 退職された今日も、
 《新現役》として、中堅/中小企業のものづくりの現場で活躍されています。
 
 多くの皆さまにご参加いただきたく、ご案内させていただきます。
 
 
 
        12月20日(金) 都立高専 中小企業家経営塾 平成25年度 第3講
 
         企業に持続的成長をもたらすメカニズムとは?
   
  【ものづくり】概論 ~~ 目指せ!【ものづくり】のプロを!!
 
      講師 : NPO法人 新現役ネット 技術総合支援グル-プ 白川 欽彦 氏
 
  
■ 日 時 12月20日(金) 午前10時25分 ~ 12時
■ 会 場 東京都立産業技術高等専門学校 品川キャンパス
      西棟6階 PBL多目的教室 (参加費 無料) 
 
■ 昼食懇談会 中小企業家経営塾終了後(正午より1時間程度)
        学校にて、講師を囲み昼食懇談 (弁当代千円程度)
 
 参加お申し込みは、下記にて、お願い申し上げます。 
  
 
 
   ものづくりの前線で培った経験を糧に、
 
      現場での 技術支援/経営支援 を進める《新現役》
 
 
 講師の 白川欽彦 氏は、こよなく現場を愛する《ものづくり》の人。
 
 大学院卒業後、大手製鉄会社に入社、各地の製鉄所などで、
 生産管理、技術開発、製品企画、人材育成にあたり、
 工場長、製造部長、本社技術部長など、
 上場企業のものづくりにかかわる一連の業務を経験、
 
 米国子会社では、トップとして、腕を振るわれてきました。
 
 退職後も中堅/中小企業の技術支援、経営支援を進め、
 ものづくりの現場で活躍される白川氏。
 
 ものづくりと企業経営を結びつける軸から、
 ご自身のご経験、わが国のものづくり、企業の課題について、
 次世代の担い手に お話しいただきます。
 
 1.経験と職務経験から学んだこと  
   ① 技術担当 ② 技術管理担当 ③ 工場長/製造部長 ④ 経営者 として
 
 2.ものづくり概論 
   ① WBC(ワ-ルド ベ-スボ-ル クラシック)に見る日本人の気質、風土と強さ 
   ② 持続的発展のメカニズム(見えない資産の拡大 → 見える資産の拡大 → 企業の成長) 
   ③ ものづくりの基本  ④ 支援事例  ⑤ 改善のメカニズム DiiPa
 
 3.ものづくりのプロとは? プロノ心構えとは?  
   プロとは / アマチュアとの違い / プロの哲学とは / プロへの条件  
 
 
        
■ 白川欽彦氏と新現役ネット技術総合支援グル-プについて
 
 白川欽彦氏は、
 1944年生まれ、大阪大学大学院工学研究科卒業後、住友金属工業入社。
 和歌山製鉄所/鹿島製鉄所で、生産管理、技術開発、製品企画、人材育成にあたる。
 工場長、製造部長、本社鋼管技術部長、住友鋼管専務取締役、米国子会社社長を歴任。
 
 NPO法人 新現役ネット は、
 元外交官 岡本行男 氏が創設、現在の理事長は 福岡政行 氏。
 
 技術総合支援グル-プは、
 日本の産業界で、研究開発、生産・品質管理、人材育成、調達、営業、海外案件、
 知的財産、マネジメント等に携わった経験豊富な新現役(企業OB等)が結集、
 中小企業等を対象に“技術立国ニッポン”を支える経営支援を進める。
 
 
■ 都立高専 中小企業家経営塾 について
 
  都立高専 中小企業家経営塾 は、私共とこの学校が共同で実施ている授業です。
  1時間の講義のあとグループ討論をおこないます。
  企業の皆様には、学生のコミュニケーションの促進役として、
  このグループ討論に ご参加いただきます。