東京都立産業技術高等専門学校 (地域交流室)
東京中小企業家同友会 (大田支部高専交流委員会) 懇談会
次の時代の交流と産学連携のあり方を求めて …… (仮)
東京都立産業技術高等専門学校 (地域交流室)
東京中小企業家同友会 (大田支部高専交流委員会)
本年度より、
公立大学法人 首都大学東京 の参加に移管され、
独立行政法人化した 東京都立産業技 術高等専門学校 ですが、
新体制となって最初の「学校との懇談会」を開催致します。
学校よりは、
公募による民間人校長として、富士通より新任された 荒金善裕 氏(初顔合わせとなります)、
新設された副校長(交流室長)、今期とこれまでの「地域交流室」メンバ-など、
10名ほどの先生方が参加されます。
交流の「原点」に立ち戻り、
ここ数年の蓄積や学校の新体制を踏まえ、
今後の交流・連携のあり方について意見交換していきたいと考えております。
多くの方にご参加いただきたくご案内申し上げます。
なお、会場の都合がございますので、
ご参加のご登録は 5月30日まで にお願い申し上げます。
■ 日 時 6月4日 (水) 午後6時 ~ 午後8時
■ 会 場 品川シーサイド オバールガーデン 1階
「仕立屋」 オバールガーデン店
TEL 03-5781-0871 品川区東品川 4-12-6
http://www.ovalgarden.com/access_map/images/map_b_map.gif
(サンクスの横を入ってすぐ)
■ 会 費 4千円前後
■ お申し込み
http://www.tokyo.doyu.jp/tokyo-doyu/common/meeting.php?meeting_id=4105
中小企業家経営塾 学生海外派遣 の あり方 について
都立高専交流委員 田中 基茂
(有限会社 グロ-バル・コミッション)
本年の夏より始まる 中小企業家経営塾 の 学生海外派遣
(対象は、昨年度の「中小企業家経営塾」受講生より)
このあり方について
日本コンピュ-タ開発 高瀬拓士 さんに、下記のご意見をいただきました。
海外派遣について、私の意見を次の通り申し上げます。
先に今回は日系中国会社のご好意により、中国訪問と聞いております。
私は日本との比較において、
中国の技術や製造技術レベルの状況を良く知りませんので、
中国にある日系企業で何を学ぶのか見当がつきませんが、
訪問先の選定に当って大切なことは、
先ず何を目的に派遣するのかを明確にすることが大切ではないかと思います。
異文化体験と理解促進、高い技術レベルの見聞、
よろしくご検討下さい。
大変、重要な点であると思いますので、
学生の優秀者に海外学習の機会を与える今回の試み をめぐり
学校の先生方を含む関係者との議論の中で感じるのは、
「学生の皆さんに何を学んでいただくか?」の前に
私たち(大人達)が、世界経済の大きな変化から何を学ぶのか? が、
大切であるということです。
下記が わが国の近年の貿易額の変化です。(日本貿易会『日本貿易の現状』など)
(単位 億円) 輸 出 輸 入 計 増 減 経常収支
2001年 489,792 424,155 913,947 106,523
2006 752,462 673,443 1,425,905 511,958 198,488
2007 839,397 731,123 1,570,610 144,705 250,012
H20年度(予) 910,259 748,829 1,659,088 88,478 313,600
地域別構成は下記の通り(資料は同じ、2001年は手元に資料がないため1999年に)
アジア出 アジア入 アジア計 増 減 (単位 億円)
1999年 176,942 139,703 316,645
(中国) ( 51,646) ( 50,786) (102,432)
2006年 357,757 293,601 651,358 334,713
(中国) (150,327) (139,612) (289,399) (186,967)
2007年 403,983 315,155 719,138 67,780
(中国) (174,126) (151,976) (326,102) ( 36,703)
*(中国)は、中国+香港(実質中国)
米国出 米国入 米国計 増 減
1999年 146,053 76,395 222,448
2006年 169,336 79,112 248,448 26,000
2007年 169,048 83,418 252,466 4,018
表の上段が示すのは、
2001年~2006年の5年間に名目GDPの10%が輸出入に置き換わったことです。
プラザ合意前後(1980年代中期)より、
このように、貿易額が連続的に増加することを
わが国は経験したことがございません。
2007年以降もこの増勢に変化はなく
トヨタの海外生産比率が、一気に50%を超えていったのもこの時期です。
(世界販売に占める国内の比率は、すでに20%以下)
表の下段は、
この 世界経済一体化 の重点、
そして、わが国にとっての大きな変化の重点が
紛れもなく、東アジア にあったことを示すものです。
この趨勢があと10年続くとすると
私たちは、どこへ連れて行かれるのでしょう???
それは、私たち、そして世界の人々にとっても、
「未体験ゾ-ン」となるものでしょう。
さて
OECDの学習到達度調査(PISA)では、
数学的リテラシ-について、次のように定義しています。
「この世界で、数学が果す役割とは何か、認識、理解でき、
建設的で、関心深く、思慮深い市民として、
生活のニ-ズを満たすために数学を利用でき、
根拠のしっかりとした判断ができる能力」
(『OECDファクトブック 2007年版』より)
私たちは、
関心深く、思慮深い市民として、
根拠のしっかりとした判断に基づいた
建設的な提案をしていくことができるのでしょうか?
冷戦が終わって、徐々に 世界経済が一体化 していき
ここに、世界の中央銀行がかってない流動性を供給した ……
これが、今日の グロ-バル経済 を成立させた基本条件でしょう。
『通商白書 2005年版
次のように述べています。
「日本がどのような針路を取ろうとも、
世界経済のグローバル化は一層加速していくことであろう。
このような中、単に日本と東アジアの関係だけでなく、
世界経済における東アジア経済圏の在るべき姿、
一人一人(の国民)が考え、議論することが必要な時機に来ている。」
http://www.meti.go.jp/discussion/topic_2005_08/kikou_03.htm
新任された日銀総裁 白川正明 氏は、次のように述べています。
「内外の通貨の歴史を振り返りますと、
景気や財政、為替レ-トへの短期的な配慮が優先される結果、
通貨の発行が過大となり、経済が混乱したことを示す事例には事欠きません。」
「米国では、1930年代の大恐慌以来の深刻な金融市場の動揺が続いています。」
(2008.4.28 衆議院運営委員会 意見聴取 …… 当時 副総裁)
国際秩序は、
100年単位を超える 大きな秩序再編成期 に入りつつあるといえますが
大きな経済変動の中で
その影響を最も大きく受けるのが 中国 です。
(言うまでもなく、数年前よりその中国がわが国の最大の貿易相手国です。)
東アジア経済の一体化を進めてきたわが国 ……
こうした環境の中で、
わが国の本当の力や、将来の進路が試されていくことになるでしょう。
1.夏季インタ-ンシップの受け入れと「会社説明会」について
2.高専交流委員会の開催 5月20日(火)18:30 ~
3.6月4日(水) 学校の先生方との「懇親会」の開催について
都立高専 夏季インタ-ンシップ と 会社説明会 について
すでに、製造業 と 情報関連の皆様には、
書面で、ご案内を差し上げておりますが、
都立高専の学生の
6月13日(金)には、
都立高専(品川キャンパス)において
200名余りの学生を集め、
インタ-ンシップ受け入れ企業による「会社説明会」を開催致します。
すでに、
16社より、インタ-ンシップ受け入れの申し込みをしていただきました。
「会社説明会」については、先着12社としておりましたが
ちょうど、12社に応募していただいております。
ただし、あと、数社は押し込むことができるかも知れません。
参加をご希望の方は、
早めにお申し込みいただきますようお願い申し上げます。
インタ-ンシップ受け入れの概要と
参加申込書(学生受入要項)は、下記より取り出すことができます。
http://www.ota-doyu.com/kosen/intern2008/
(参加申込書=学生受入要項は、最下段の右側をクリックして下さい。)
「学生受入要項」は、
学生200名余りの配布されます。
多くの皆様にお申し込みいただきたくお願い申します。
「会社説明会」のご参加については、参加申込書に、チェックの上、ご相談下さい。
5月20日(火)18:30 ~ 高専交流委員会の開催について
次回の高専交流委員会は、直近にになりますが
5月20日(火) 18:30 ~ 品川区 立会川 吉田屋 (下記) にて
http://www.geocities.jp/yoshidaya44/main/index2.html
議題は、
6月4日(水)に行なう学校との懇談会について
インタ-ンシップと「会社説明会」の実施
本年夏に行なう中小企業家経営塾の学生海外派遣(昨年度の学生が対象)について
本年度の「中小企業家経営塾」について
今後の学校との交流・連携や交流委員会のあり方について
など、など、……
高専交流委員会の活動にご興味のある方のご参加を
大歓迎致しますので、是非、ご連絡下さい。
出欠、お問い合わせについては、
京浜工業所 内田さん宛て、お願い申し上げます。
uchida@keihin-kogyo.co.jp
当日の前段、17:00 ~
都立高専 品川キャンパス 4F 一般教養会議室にて、
http://www.metro-cit.ac.jp/general/map_sina.html
本年の夏休みに初めて実施する
中小企業家経営塾 の 学生海外派遣について
http://blog.goo.ne.jp/ota-doyu-kosen/e/4c67dbe7387d4dc759a27e3ff1f7d7b1
http://blog.goo.ne.jp/ota-doyu-kosen/e/bdda07359e10d35dd68b490609603066
経営塾担当の 遠山 先生他と、打ち合わせを行ないます。
(一部の皆様に当初ご案内していた 開始時間 が、
前段の打ち合わせを含めて、30分遅い時間となりましたので、
集合時間につきましては、お気をつけいだきますよう、宜しくお願い申し上げます。)
6月4日(水) 学校の先生方との「懇親会」の開催について
本年度より
学校よりは
富士通より新任された校長(初顔合わせとなります)、
新設された副校長、今年度の「地域交流室」メンバ-など
10名ほどの先生方が参加されます。
日時:6月4日(水) 18:00~20:00
場所:品川シーサイド、オバールガーデン 1階
「仕立屋」オバールガーデン店 TEL 03-5781-0871
http://www.ovalgarden.com/access_map/images/map_b_map.gif
会費:4000円 前後
詳細は、改めて、ご案内を差し上げます。
多くの皆様にご参加いただきますようお願い申し上げます。
大田支部 都立高専交流委員会からのご案内 |
東京都立産業技術高等専門学校(東京都立工業高等専門学校)

東京都立産業技術高等専門学校の本科(高校+大学1~2年相当)、創造工学専攻科(大学3~4年相当)でのインターンシップ(企業が受け入れる学生の就業教育)と、6月13日(金)にこの学校の品川キャンパスで行なう、学生に対する「インターンシップ・会社説明会」をご案内申し上げます。多くの皆様にご協力いただきたくお願い申し上げます。会外の方のご参加も歓迎しております。
お申し込みは「インターンシップ・学生受入要項」にてお願い申し上げます。

インターンシップの目的について
本科(4年生) 大学1年生相当 |
企業での就業体験をとおして、企業での仕事の仕方、企業の仕組み、企業が求める人材、企業が求める能力とは何かを知り、進路判断のための貴重な体験をする。 |
専攻科(1年生) 大学3年生相当 |
上記のほか、知識・技術が、企業での製品開発、問題解決にどう結びついているのかを知り、学生に、特別研究(卒業研究)の課題を発見する場を提供する。(学生、指導教官とのお付き合いが、インターンシップ後も継続する場合があります。) |
インターンシップの実施期間
本科(4年生):5日以上(1~2週間)/専攻科(1年生):10日以上(2週間~)
「インターンシップ・会社説明会」の開催について
■ 日 時 | :6月13日 (金) am 11:20 ~ |
■ 場 所 | :東京都立産業技術高等専門学校 品川キャンパス |
■ 企業からのプレゼンテーション![]() |
:先着12社(各5分程度) |
■ 学生の参加 | :約200名 |
■ 学生との交流 | :20分程度(個別相談等) |
■ 終 了 | :午後1時頃 |
申し込み締め切り
「インターンシップ・会社説明会」6月13日(金)は、学生の企業選択の最終段階に行ないます。
事前に学生に開示する「インターンシップ・学生受入要項」(別紙)を、なるべく早めにご送付下さい。
インターンシップを実施する学科など
本 科 | 機械工学科、生産システム工学科、電気工学科、電子情報工学科 |
専 攻 科 | 機械工学コ-ス、電気電子工学コ-ス、情報工学コ-ス、航空宇宙工学コ-ス |
http://www.metro-cit.ac.jp/
お問い合わせ先
より詳しい資料を郵送させていただきます。ご遠慮なくご連絡下さい。

インターンシップ(学生受入れ)のお申し込みについて
「インターンシップ・会社説明会」について
インターンシップは、「授業」の一部
「授業の一部」となりますので、学生に対する「アルバイト料」を支給することはできません。交通費等の支給は可能です。学生に、実社会での学習の場を与えることが基本主旨です。インターンシップ、 「中小企業家経営塾」(経営者による授業) が、学生の進路選択に有益な規準を提供しているという評価もあります。ご配慮の上、学生をお受入れていただければ幸いです。(学生受入れの手続きにつきましては、別途ご案内申し上げます。)

右のボタンより「学生受入要項」をダウンロード・ご記入のうえ、 FAXまたは郵送でお送りください。 なお、同友会大田支部会員以外の方からのお申し込みも 歓迎しております。ご遠慮なくお申し込みください。 |
![]() ![]() |
お問合せ先 03-5746-3041 グローバル・コミッション 田中
〒170-0005 東京都 豊島区南大塚3-39-14 大塚南ビル2F
TEL:03-5953-5671/FAX:03-5953-5672
高専交流委員会 3~4月 活動報告 (5月1日 幹事会)
3月1~2日 支部拡大幹事会(久米 菅沼 内田由美子 田中)
3月 3日 高専にて、学生海外派遣など打合せ(内田由美子 内田亨 田中、高専 中西 若海 遠山)
3月19日 高専交流委員会(大橋 久米 井上 内田由美子 内田亨 田中)
4月 7日 パンチ工業訪問 中小企業家経営塾学生海外派遣打合せ
(内田由美子 内田亨 田中、 高専 中西 遠山
パンチ工業㈱ 総務部 部長 佐々木氏、総務課長 新妻氏、人事課長 豊田氏)
4月18日 都立高専 田原正夫副校長(産学交流室長)訪問(内田由美子 内田亨 井上 田中)
4月19日 大田支部総会(高専 田原副校長 中西 若海 井上、産技大学院大学 管理部 富澤 ご参加)
4月30日 インタ-ンシップ会社説明会打合せ(内田 x 2 田中、高専 若海 保福 伊藤 田中 市川)
1.中小企業家経営塾の学生海外派遣は、
パンチ工業㈱ 中国大連工場 などに決定。
パンチ工業㈱は金型部品製造。
中国大連の開発区と瓦房店に、従業員数2千名の工場があります。
ここで主に中間品を生産し、
これを日本国内と中国の東莞工場、無錫工場へ供給しているとのことでした。
http://www.punch.co.jp/
実施は、9月1~6または7日の予定。
事前に国内インタ-ンシップを1週間していただくこと
(これまでの期間に中国語の日常会話の基本を学習)
現地では工場の現場で実習するだけではなく、
寄宿舎などで中国人従業員と生活を共にしていただくこと …… などが話し合われています。
地元の企業が後ろ盾となり、
グロ-バル経済をベ-スとした教育の場を創造していく従来にない経験です。
関係者の打合せを継続し、
今年度以降を視野に入れたより内実の深いものへとしていきたく考えています。
高専よりは、遠山先生と中西先生が引率の予定、学生の選抜も進めています。
委員会の今後の対応については、改めて、議論を深めていきたく考えています。
パンチ工業㈱の皆様には大変お世話になります。
宜しくお願い申し上げます。
2.独立行政法人化した新生「産技高専」と学校の新体制などについて
「都立高専」は
本年度より 公立大学法人首都大学 へ移管され、独立行政法人化されました。
東京都立ではなくなる訳です。
ところが「名称としての東京都立」は残すそうです。
(東京都立ではない「都立高専」という「名称」の高等専門学校)
学内体制は、
航空高専統合後もおいていた「荒川キャンパス」担当校長を廃止して学内統治を一元化、
副校長を設置して、校長-副校長のラインで学校全体の運営を行なうことになりました。
都立工業高専時代、
同友会も協力した学科改組で生まれた高専独自の「総合科学交流センタ-」は、
http://www.tokyo-tmct.ac.jp/wwwkouryu/index.html
首都大学東京の産学連携のシステムに組み込まれることとなり
「地域交流室」に改名されることになりました。
学校としては、すでに、首都大学とも打合せ済みで、
これまでの経緯をふまえた
独自の地域連携を継続し、発展させていくことに変わりないとされています。
一方で、本年度の入試倍率は 1.14 と落ち込み、
志願者が3年間で 200名 減少し、専攻科は「定員割」となっているようです。
是非、「地に足の着いた改革」を進めていただきたいと考えています。
産学交流室長は 田原正夫 副校長。
航空高専、横国大、東工大大学院、プラスチック加工メ-カ-の技術研究所をへて
航空高専に着任、
航空高専 教務主事、高専改革検討委員会委員 などをへて現職をお務めの方です。
先日、田原正夫 副校長(地域交流室長)をご訪問させていただき、
経営塾学生海外派遣など地域社会をベ-スとした産学連携の現在の課題、
また、将来の課題などについて、
中身の濃い意見交換をさせていただきました。
「地域交流室」の主任は、品川キャンパスが若海先生、荒川キャンパスが吉田喜一先生。
品川キャンパスのスタッフは、朝比奈、上島、青木(立)、小坂、遠山、大野 各先生方です。
朝比奈先生が、本年度の「若手技術者のための技術向上支援講座」の担当となります。
3.「インターンシップ会社説明会」の開催について
本年の「インターンシップ会社説明会」は6月13日 (金) 。
準備を開始しておりますので、改めて、ご案内させていただきます。
今までになかったのは、
打合せに、高専管理部門(事務方)の2名にご参加いただいたことです。
(管理部・品川キャンパスの学生支援担当係長 田中一枝さん、教務学生係 市川真由美さん)
学校の先生方は、学生の教育、自らの研究、担任、クラブ活動の顧問など、
日常、大変、多くの仕事をされています。
地域社会をベ-スとした産学連携の取り組みを組織的に進めていくためには
管理(事務部門)のバックアツプが欠かせないように思います。
これがよい契機になればと思いますので、
今後とも、宜しくお願い申し上げます。
4.関係者による「懇談会」の開催 と 新校長 荒金善裕 氏訪問 について
「懇談会」は、
これまでの蓄積を踏まえ
今後の交流のあり方について相互のコンセンサスを形成することにより、
私たちの活動の「節目」となるものです。
しかるべきメンバ-の日程を調整させていただき、
早い段階で開催したいと考えています。
新校長訪問については、鈴木新支部長と共にお伺いさせていただく予定です。
新年度に入り、高専交流委員会の活動も、改めて、加速してまいりました。
中心メンバ-だけで動きがちな最近ですが、
活動の方向や組み立て方について委員会の議論を深めることが大切です。
大田支部総会 産学=都立高専交流委員会 活動方針 (2008.3.19)
より、詳しくは 下記 をご参照下さい。
http://blog.goo.ne.jp/ota-doyu-kosen/e/f51a3a9915d58d47688bf356c6a5df81
《昨年度の活動報告》
発展的拡大の糸口を創った年
--これまでの活動を継承し、新しい糸口を創った昨年度
1.「インタ-ンシップ会社説明会」の定着、学生受入数の拡大。
17社 34名(昨年は12社21名)
2.新しい段階に入りつつある 中小企業家経営塾 と「学生海外派遣基金」の創設
中小企業家経営塾は、多彩な講師により、例年通り 内容の濃いものに。
大田支部 (10万円)、企業16社 (32万円)、高専同窓会 計72万円の賛助金により
「受講生海外派遣基金」を創設し、
昨年度の受講生より優秀者2名に、海外インタ-ンシップの機会を与えることとなり、
本年の夏休みに行なう最初の派遣の準備をしています。
経営塾の講師などの推薦図書により、
高専図書館に「中小企業家経営塾のコ-ナ-」を立ち上がりました。
3.「進路選択をひかえた学生との懇談会」「OTAふれあいフェスタ」への参加など
「進路選択をひかえた学生との懇談会」は、今回が初めての取り組み。
機械工学科の学生30名余りと企業関係者10名が参加。
社会人としての 人生選択 や 自立した生き方 について、
経営者などよりメッセ-ジを発信すると共に、
小グル-プで、学生の皆様とじっくり懇談する機会を持つことができました。
大田支部総会や16研への高専の先生方の参加、
高専による「若手技術者のための技術向上支援講座」「東京工学フォ-ラム」への協力、
活発な意見交換の場となった忘年会等、
多くの相互交流の機会を持ちました。
4.交流委員会の組織的充実へ、基盤づくり
新入会員の高瀬氏、天野氏にご参加いただき、
産学・企業間連携のプロ熊倉氏、委員会創始者大橋氏のご参加など、
少しずつ活動の輪が広がりつつあり、
相互交流の理念の再構築など、充実した議論が行なわれています。
《本年度の課題》
節目の年
--交流・連携の内実の発展、活動の面的拡大が問われる今年度
1.「学校改革」が進む都立高専
…… 独立行政法人化と民間人校長の着任、学内環境の不安定化
2年前に航空高専を統合し、カリキュラムを一新した高専ですが、
本年度は、独立行政法人化、公募による民間人校長の登用が行なわれ、
教員身分の変更で学内環境が不安定化するなど、節目の時期に入っています。
「地域における共有の財産」と自らを位置づける都立高専です。
今後とも、より責任あるコミュニケ-ションをもとに、
より良い関係を築いていくことが必要であると考えております。
2.交流・連携の内実の発展、活動の面的拡大が問われる「節目の年」へ
中小企業家経営塾の「学生海外派遣」では、
中国へのインタ-ンシップ派遣のための準備を進めています。
今回の経験を生かし、
経済のグロ-バル化に照応した教育改革の起点の一つにしていければと考えています。
インタ-ンシップ会社説明会と「学生懇談会」を結びつけ、
地域の企業 と 地域の教育機関で学ぶ学生達 を結びつける一連のプログラムを用意していくことも、
私たちの今年度の課題になります。
新年度より民間人校長・荒金善裕氏が着任されます。
地域の教育機関としての高専と地域社会や中小企業との
より発展的な関係を生みだしていければと思います。
今年度はこれらを踏まえ「今後の相互交流のあり方を考える座談会」を開催する予定です。
昨年同様、交流委員会の活動メンバ-を拡充し、委員会の意思疎通を深めていきたいと考えています。
3.来年度の予算について
中小企業家経営塾「学生海外派遣」の継続的発展と
「若手技術者のための技術向上支援講座」「インタ-ンシップ会社説明会」広報のための
予算措置を議案の中にお願いさせていただきました。
宜しくお願い申し上げます。