いつもの猫餌を買いに出て、ついでに卵と牛乳も、かごに入れましてね。
会計の時、卵を一緒に入れると、壊すのが怖い、って話から、どんどん脱線。
うっかり帰って袋から出したら、二個くらい割れてた、とか、あったからね~、気にするようにしてるの、なんて。
無駄話って、なんで楽しくなっちゃうんだろう?
たった『あ~、あるよね、そうゆこと!』って同意してもらえた、それだけで、またそのお店に行きたくなっちゃう。
「ね~^^」と返して、荷物を運び出す足取りも軽くなろうというもの。
反対に、聞こえないふりして『次の方~、どうぞ。』って追っ払われると、悲しくなる。
あたしだってさ、混みあってるときは遠慮して、必要最低限の言葉だけで、そそくさと会計済ませてますよ?
という、は・な・し。^^;;
大昔。
近所のお豆腐屋さんにおつかいに出向いたんだ。
雨上がりで。
昔の子供だったから、着物にげた履き。
ざるに取っ手がついたようなかごを下げて、豆腐を買いに行くのです。
豆腐屋さんは、朝できたばかりの大きな豆腐を、手のひらで切り分けてざるに入れてくれるの。
昔の豆腐は、硬かったんですよね。
で、足元に気を付けながら、静かに静かに歩いてくる裏道は、まだ舗装とか洒落たもんでなくて、わだちの跡が残ってるんだ。
わだち、ったって、自動車のタイヤのあとではありませんよ、リアカーとか大八車のもの。
そのあとにできた水たまり、ってぇヤツ。
青空が映ってて、きれいだな~、と目をやった瞬間、げたが「ぐらっ!」と。
あわわわわ!!!
反射的に、お豆腐!!と考えたあたしは、顔からまっすぐ、水たまりに突っ込んじゃった。
壊しませんでしたよ、お豆腐。捧げ持ってましたから^^;;
そのかわり、着物はべっちゃべちゃ。
家に帰って、もちろん、ほめられました。
んで。
できれば、豆腐よりあなたが転ばないほうを選んでほしかったわね~、と。
掃除機も洗濯機も炊飯器もなかった時代でした。
母は、にこにこしながらせっせと洗濯してくれましたが、なんか気まずかったです^^;
その数十年後。
今は亡き父が、特売の「おひとり様一パック」の卵を買って帰ろうとして。
男の買い物は恥ずかしいのか、ナップザックを背負って、それに卵を入れてとことこ歩いて戻る道すがら。
なぜか、足元がぐらっとした、とかで。
必死で「卵!」と考えた、のだそうで。
背中をかばって、顔面からコンクリートに落ち、眼鏡を壊し、けがをして戻ってまいりまして。
戻った父に母が一言、『あなたってば、娘に似てるんですね、やっぱり!』
父が返して真顔で言うに。
『わたしの方が先です。娘「が」、わたし「に」似た、と言ってください。』
横で笑い転げた(失礼)日々は、もう遠い遠い思い出になってしまいました。
父も母も、血のつながってないあたしを本気で愛してくれました。
何をとっても、感謝しか思い出せません。
思うに。
何かを守ろうとするあまり、とんでもない事態に陥ること、って、ありますよね~。
あげくに、守ろうとしたものまで壊しちゃったり、とか。
必死の時って、やっぱ、難しいです、いろいろと。
・・・・・あたし(ら)だけ?^^;;
お彼岸も終わって、稚膳を片付けながら、思い出し笑い、してしもた。
えへへ。
会計の時、卵を一緒に入れると、壊すのが怖い、って話から、どんどん脱線。
うっかり帰って袋から出したら、二個くらい割れてた、とか、あったからね~、気にするようにしてるの、なんて。
無駄話って、なんで楽しくなっちゃうんだろう?
たった『あ~、あるよね、そうゆこと!』って同意してもらえた、それだけで、またそのお店に行きたくなっちゃう。
「ね~^^」と返して、荷物を運び出す足取りも軽くなろうというもの。
反対に、聞こえないふりして『次の方~、どうぞ。』って追っ払われると、悲しくなる。
あたしだってさ、混みあってるときは遠慮して、必要最低限の言葉だけで、そそくさと会計済ませてますよ?
という、は・な・し。^^;;
大昔。
近所のお豆腐屋さんにおつかいに出向いたんだ。
雨上がりで。
昔の子供だったから、着物にげた履き。
ざるに取っ手がついたようなかごを下げて、豆腐を買いに行くのです。
豆腐屋さんは、朝できたばかりの大きな豆腐を、手のひらで切り分けてざるに入れてくれるの。
昔の豆腐は、硬かったんですよね。
で、足元に気を付けながら、静かに静かに歩いてくる裏道は、まだ舗装とか洒落たもんでなくて、わだちの跡が残ってるんだ。
わだち、ったって、自動車のタイヤのあとではありませんよ、リアカーとか大八車のもの。
そのあとにできた水たまり、ってぇヤツ。
青空が映ってて、きれいだな~、と目をやった瞬間、げたが「ぐらっ!」と。
あわわわわ!!!
反射的に、お豆腐!!と考えたあたしは、顔からまっすぐ、水たまりに突っ込んじゃった。
壊しませんでしたよ、お豆腐。捧げ持ってましたから^^;;
そのかわり、着物はべっちゃべちゃ。
家に帰って、もちろん、ほめられました。
んで。
できれば、豆腐よりあなたが転ばないほうを選んでほしかったわね~、と。
掃除機も洗濯機も炊飯器もなかった時代でした。
母は、にこにこしながらせっせと洗濯してくれましたが、なんか気まずかったです^^;
その数十年後。
今は亡き父が、特売の「おひとり様一パック」の卵を買って帰ろうとして。
男の買い物は恥ずかしいのか、ナップザックを背負って、それに卵を入れてとことこ歩いて戻る道すがら。
なぜか、足元がぐらっとした、とかで。
必死で「卵!」と考えた、のだそうで。
背中をかばって、顔面からコンクリートに落ち、眼鏡を壊し、けがをして戻ってまいりまして。
戻った父に母が一言、『あなたってば、娘に似てるんですね、やっぱり!』
父が返して真顔で言うに。
『わたしの方が先です。娘「が」、わたし「に」似た、と言ってください。』
横で笑い転げた(失礼)日々は、もう遠い遠い思い出になってしまいました。
父も母も、血のつながってないあたしを本気で愛してくれました。
何をとっても、感謝しか思い出せません。
思うに。
何かを守ろうとするあまり、とんでもない事態に陥ること、って、ありますよね~。
あげくに、守ろうとしたものまで壊しちゃったり、とか。
必死の時って、やっぱ、難しいです、いろいろと。
・・・・・あたし(ら)だけ?^^;;
お彼岸も終わって、稚膳を片付けながら、思い出し笑い、してしもた。
えへへ。
しかも、二回も、ですか^^;;;
それは賢い選択だったのですよ、きっと♪
ま、昔の卵より、殻が薄くなってますからね~。
それに、割らないと食べられないし。
ねっ♪
いい子、いい子、なでなで・・・・^^
手で受け止めようとして、手の甲をひどく擦りむいたり、とかいう、無駄な努力をしなかったのだもの。
実際、落ちる時は落ちちゃうんですよね^^;;
なにせ、重力がありますもの。
諦めるか、食らいつくか、とっさの判断は難しいですが、
おおむね、間違いますよね、自分ならできる!という、根拠のない自信をもってなくても
ほぼ反射的に。
映画やドラマでは、かっこよく受け止めますけど、現実は、たいていだめです。
ただ、反射、っていうくせ者が、だめなのに、やっちゃえ!と、体を勝手に動かしちゃいますねぇ。
困ったことに。
それで、事故ったり、怪我したり、になっちゃうんですぅ。
ぐっと踏みとどまって、無駄な努力はしない、それを「賢い」と、呼びませんか?^^
・・・・と、あたしは思います。
失敗した後の、長い長い後悔、いらない心労、そういうものから先に解放されて、自由なんだもの。
ちなみに、あたしの手の甲は、10年ばかり、ケロイドが治らなかったですよ。
卵一個で十年の後悔は、無駄だと思いませんか?
もちろん、無駄でも何でも「やらなきゃならない時」って、確かにあります。
その「時」でないのなら、必要ないんだと思います。
素直に「あ、落ちちゃった^^;」って、下手な悪あがきするよりずっと、かっこいいですよ^^
そういう場合は、怪我をしようがどうしようが、動かなきゃだめだと思います。
誰も見てない、生徒は何が起きたのかきょとんとしてた。
だけど、すごく安心しましたよ。^^
ま、自己満足です。
さすがにコンクリートの床は、痛かったけど。
受け身、勝手にできちゃいましたから、よかったです^^♪ラッキー♪
あと、人が落ちてきたら、避けちゃいますね・・・多分
あたしも、けっこうやってます^^;;
ダメ押しに、「いいじゃないか 人間だもの 相田みつを」と
照れ隠し、まで、しちゃったりして、恥の上塗りだったり。
人間。。。。言われてみれば。
あたしも、相手が小学一年生でなかったら、悲鳴を上げてた??かも?
というか。
冷静なときにそれ論じたって、実は意味ないのでは?^^;;
まあ、論じているわけではないですよ!!感想ですから
どっかにすっ飛んでますから、ね~^^
あたしも、偉そうに言ってますけど、常時、満身創痍なのは何故?と思い直して
冷や汗ものなのですよ~^^;;