イクラ全滅…？

サケの赤ちゃんを預かってきて、喜んでいた我が家。スイスイ泳ぐ赤ちゃんは、とてもかわいい。動画を撮ったり、イラストを描いたり、幸せな時間でした。


しかし！

そんな我が家に衝撃が走りました。

翌日の朝、起きてきた息子に、
「お魚見てきたら？」
と伝え。息子が見に行ったところ…

「動いてないよ！」
と言ったのです。

信じられない私は、横たわった魚を見て、
「…眠っているのかもしれない」
と息子に伝えました。

でも本当は、明らかに死んでしまっているように見えました。

水が汚れてしまったからなのか、水の量が少なかったからなのか、水温が高くなりすぎたからなのか、私の頭の中は、朝から魚パニックでした。

そして、同じく赤ちゃんを分けてもらった友達にメールを送り、うちと同じように死んでいないか確認しました。

やはり、前日のポカポカ陽気のためか、何匹か死んでしまった家もありました。それでも、うちのように全滅した家はありませんでした。

うちの水槽には、明らかに死んでいるものもあれば、まだ卵のままのイクラもありましたので、まさに藁をもつかむような思いで、水槽の水を増やし、諦めずに様子を見守ることにしました。

36個のイクラ。元気に泳いで、かわいい姿を見せてくれた赤ちゃんたち。それからたった一晩で死んでしまいました。中の魚がほぼ全部死んでいる水槽は、まるで地獄絵図のようでした…。

でも！

本当に奇跡的に、一匹だけ生きています。
瀕死の赤ちゃんでしたが、毎日水を取り替えていたら、少し元気になってきました。

この命、絶やすわけにはいかない！

たった一匹だけど、無事に育てて、渡良瀬川に返すんだ！

いま、我が家（主に私）は、このようなアツイ思いを抱えています。

頑張ろう、奇跡の魚！