おとも庵 記録帳

ヒヨコまめ活動記録や、毎日の日記など記録していきます。

オールドファッションカップケーキ

2022-11-30 14:49:10 | 作品レビュー
かつて「おっさんずラブ」にはまっていた私に「ちぇりまほ」を教えてくれた友人が、さらに紹介してくれたのが、この「オールドファッションカップケーキ」。
この3作品、すべてBLのドラマです。

ちぇりまほを紹介された時には、「いやいや、私はBLが好きなんじゃなくて、牧くんと春田の恋愛が好きなの!他は受け入れられない!」と反抗したたのですが、その後4年ほどが経ち、ちぇりまほを見た途端、見事にくろあだ(黒沢と安達のカップル)にハマりました。

そして、さらにその友人が次なる作品としてこの作品を紹介してくれたわけですが、その時もまだ「いやいや、私はくろあだが好きなんであって、BLものなら何でも好きと思うなよ~!」くらいの気持ちでいました。だから、しばらくの間、全然見ようとは思いませんでした。

しかし、紹介されていから数か月して、ある衝撃の事実に気が付いてしまったのです。

この主人公、仮面ライダーグリスじゃん!!!!!

ちぇりまほの安達を演じた赤楚衛二くんにはまり、仮面ライダービルドの映画をちょこちょこ見ていた私。ビルドに出てくる第三の仮面ライダー、グリスを演じていたのが、この作品の主人公、野末さんを演じた武田航平さんなのです!!!

ちなみに、第二の仮面ライダーが、赤楚くん演じた仮面ライダークローズです。

その事実を知ると同時に、運良くこの作品の地上波放送が始まることになりました。
「これは…この作品を見るべきだという、神の思し召しでは?」
と思い、録画して見ることにしました。

ちょうど9月、10月の、きゅうりが鬼忙しい時期でしたが、週に一度放送されるこの作品に心癒されました。

この作品は、泣いたり笑ったりという感情のジェットコースターはないものの、二人の日常にながれる穏やかなテンポが心地いいのです。
おっさんずラブやちぇりまほは、ドキドキしたりハラハラしたりと、見ている人が巻き込まれる感があったのですが、この作品は、「ああ、またあの二人に会いたいな」「私も素敵なカフェで、かわいいパンケーキ食べてみたいな」など、思い出すと口角が上がり、穏やかな笑顔になれる、そんな作品です。

会社の上司と部下であり、年の差10歳。
武田さん演じる野末はもうすぐ40歳になるという設定であり、はじけるような熱愛をするような年頃ではないんです。
だからこそ、穏やかな恋愛なのかな。

おっさんずラブ、ちぇりまほと比べると、一番おとなしい印象。
でも、一番リアルかも。
ドラマなのにドラマチックではない。
本当に実在する恋愛のようで、そこが視聴者の心をつかむところなのかな。

武田さんは仮面ライダーグリスで見せる、燃えるようなパワーと感情は全く出さずに、冷静で穏やかな上司を演じています。
どちらが本当の武田さんに近いのかわかりませんが、グリスを見慣れてしまうと、ちょっと物足りない感じ?
サラリーマン役だから、仕方ないですが、激情する武田さんも好きです。

後輩の戸川を演じた木村達成さんは、眉毛しっかりのイケメン。
戸川が野末さんに抱く恋心に嘘がなくて、すごく見入ってしまいます。
また、細身なのに、パンケーキやらパフェやらを口いっぱいにほおばって、もぐもぐする姿がキュートです。

この作品は、ちょっと疲れた時とか、心がダメージを受けた時、一話から通して見てみたくなるような、癒し要素たっぷりです。

あー、結局、友人が勧めてくれたBL作品、全て好きになってしまったなあ。
もうBLは苦手とか、言えないなあ。
むしろ、好きになっちゃったなあ。

仮面ライダービルド

2022-11-24 20:13:31 | 作品レビュー
過去にも作品レビューで書きましたが、ちぇりまほで出会った赤楚衛二くん目的で興味を持った仮面ライダービルド。映画関係はいくつか見たのですが、本編を見ないと話が理解できないので、とうとう見ました、本編を。全49話を2周見ました。

仮面ライダーって、息子が小さかった頃に仮面ライダーウィザードをなんとなく一年間見たことしかなかったのです。
ウィザードもおもしろかったです。家族で見ていたし、息子にライダーベルトを買ってあげたりしました。

しかし!

今回見たビルドは、桁違いにおもしろい!
子供向けの番組だとあなどることなかれ。
大人が見るべきドラマですよ!

もちろん、ベルトで変身したり、バイクに乗ったり、ライダーキックしたり、仲間を守ったり信じたり、根底に流れる大きな流れは外さずに。
そこに宇宙規模の問題が発生して、ビルドと仲間たちは命がけで戦います。

真剣な話の中に散りばめられたコミカルな部分もおもしろい。
そして何より、各話の最後に「えっ!?」的なことが必ず起こり、どうしても次の話を見たくなります。
もう、麻薬的な感じではまってしまいました。

これはきっと、武藤将吾さんの書いた脚本がかなりすごいのだと思います。
このかた、調べてみたら「テルマエロマエ」とか「イケメンパラダイス」とかの脚本を書かれたかたみたいですね。
お子さんを通して仮面ライダーシリーズを見て、自分も書きたいと手を挙げてくださったのだとか。

もともとが特撮シリーズの脚本家さんではなく、普通のドラマとか映画の脚本家さんなのですね。
だからこそ、大人も楽しめるし、ハマるわけです。
数々の伏線の回収、本当にお見事!

もちろん、キャストの皆さんもすごいんです。
赤楚くんは感情を揺さぶられるごとに強くなっていくライダーなので、全力、本気で臨んでいるのが見ていてよくわかります。
顔は真っ赤だし、アフレコの声も、のどがつぶれたかと思うような叫び声を何度も出してくれています。
この人がちぇりまほでは頼りないサラリーマンだなんて、本当に信じられないなあ。

仮面ライダーグリス役の武田航平さんもすごいです。
地元で頼られるリーダーであり、戦うことが生きることであり、アイドル大好きなドルヲタであり。
振り幅が、広い広い。

足りねえなあ 足りねえなあ!
誰が 俺を 満たしてくれるんだよおおおおお!

こっちも、のどがつぶれたかと思うほどの叫び声。
見ている私も、思わず何かを握りつぶしてしまいそうになるほど力が入りました。

グリスは戦うことにしか興味がないのかと思いきや、誰よりも仲間想い。
その姿に私は大粒の涙をこぼしました。

主人公のビルドを演じた犬飼貴丈くんも、もちろんすごかった。
この主人公は、今は正義のヒーローですが、過去の記憶をなくしていて、もともとの自分(激しめのロッカー)とは違う別人(科学者)にすり替えられたというような設定。
だから、今のヒーローと、過去の自分と、科学者と、それぞれを演じ分ける必要があります。
みんな全然違う人、見事に演じ分けていました。

仮面ライダービルド、特に終盤は畳みかけるように展開が早く、ドキドキして、ハラハラして、早くその先が知りたくて。
かなり睡眠不足になりました。
早く先が知りたいけれど、知ってしまえばこの物語が終わってしまう。
そんなのやだ
やだけど、見ないわけにはいかないのです。

リアルタイム放送から、もう5年が経つ作品のようです。
だから、今からではグッズも手に入らないし、この気持ちを語り合える仲間もいません。
寂しいなあ。

誰か俺を満たしてくれよおおおおお!
って、グリス並みに叫びたい気持ちです。

ああ、三週目、見たい。
でも、絶対にまた睡眠不足になってしまう。
このブログで書きたいこともたくさん残っているから、いろいろ書ききったら、また見てみようかな。

バンバマルシェ アコースティックLive

2022-11-23 21:11:10 | ヒヨコまめ活動記録
勤労感謝の日、宇都宮市の二荒山神社階段下広場にてバンバマルシェアコースティックライブが行われ、ヒヨコまめで歌ってきました。


初めての参加なのでとにかくドキドキしていたんですが、それ以上にお天気が思わしくなく、ドキドキしてしまいました。
こんな日に限って寒ーい大雨!

でも、雨でも開催されるとのことで、車で向かいました。

会場に着いてみると、とにかく素敵な場所でびっくり。
宇都宮駅から徒歩10分程度のところにあり、神社の紅葉した木々とビルが共存する場所。
都会のオアシスですね。


こんなところで歌えるなんて!

嬉しい気持ちと、あまりに土砂降りのお天気でハラハラする気持ちが、私の中でも共存。

でも、雨ならいいです。
台風じゃなければ。
屋外ライブでは、雨よりも、風の方が大変ですから、単なる雨なら大丈夫。

そんな中で、6曲を歌わせていただきました。

恋のバカンス(ザ・ピーナッツ)
オーシャンゼリゼ
冬のうた(kiroro)
クリスマスソングメドレー
クリスマスPOPSメドレー
オールドファッション(ヒヨ子オリジナル)

冬のうたは、私たちと同じ女性デュオのkiroroの曲。
最初のところをアカペラで歌うのが私たちのやり方なんですが、なんだか冬っぽくていい曲です。

まだ11月ですが、クリスマスの曲も歌いました。
このメドレーは、相方ヒヨ子さんがクリスマスの曲のいいところをつなげて作ってくれたもの。
ヒヨ子さんって、すごいんですよ。
曲のつなぎをギターで弾きながら、次の曲紹介もしちゃうんです。
私はそういうのできないなあ。
歌いながら、次の歌のこと考えたり、コードを弾きながら次の曲紹介をしたりして、とっても器用なんです。

クリスマスソングは、みんながどこかで聞いたことあるからか、聞いてくれているお客さんもとっても楽しそうでした。
もちろん歌っている私たちもとっても楽しいです。
聞いてくれている人が楽しそうな姿を見ると、本当に幸せです。
これだから、やめられないんだよなあ。

私たちのほか、6組の出演者が演奏したんですが、遠方からの参加のため、全部聞くことはできませんでした。



そんな中でも、聞くことのできた出演者の皆さん、とっても素敵な演奏でした。

あしおとさんは、フォルクローレの楽器を使って演奏する二人組。
ケーナやサンポーニャなどのフォルクローレ楽器とギターとの組み合わせのようです。
ケーナの音がマイクを通じて広場一帯に響き渡るかんじがすごくよかったです。
また、MCをされていたおじさまが、なんだかとてもいい味をかもしだしていました。
演奏する曲はおなじみ「コンドルは飛んで行く」から始まり、九州の民謡まで、幅広いジャンルです。
ほかにもどんな曲を演奏されるのか、聞いてみたいです。

スリーウェイさんは、主に男性のバンド。時と場合によってメンバーが増えたりするようです。
今回このバンバマルシェに参加させていただいたのは、このバンドのベースを担当されていたかたからのお誘いがあったからでした。
このかた、すらっとした高身長のイケメンさんで、流れるようなベースがとってもお上手なんです。



以前ご一緒させていただいたのは、三年前の道の駅にしかたライブの時でした。
その時は、女性ボーカルとの二人組で、ギターを担当されていました。
その時も本当にお上手で、印象に残っていました。

大雨の中にもかかわらず、お客さんがたくさん集まって聞いてくださり、とてもありがたかったです。
ヒヨ子さんのお友達も、悪天候の中、東京から駆けつけてくれました。
息が合っていて、良いペアだと思いながら聞いてくれていたようで、本当にうれしい限りです。

私にとって、こういう場は本当に貴重であり、大切にしたい場です。
いつまでも忘れないでいられるよう、記録しておきます。