おとも庵 記録帳

ヒヨコまめ活動記録や、毎日の日記など記録していきます。

吹奏楽コンクール

2023-08-05 06:33:52 | 日記
娘が吹奏楽部に入り、初めてのコンクールが行われました。

私も中学生の時に吹奏楽部でコンクールに出ました。もう30年前のことです。この30年間、吹奏楽とは無関係に過ごしてきましたが、私が見ることのなかった間も、このコンクールは変わらずに行われていました。


娘たちの結果は銅賞でしたが、2か月ほど前に聞かせてもらった時の演奏とは全く違い、息があっていて、まとまりのある、とてもいい演奏でした。

ここまでになるためにみんな頑張って練習していたと思うと、感動して、目頭が熱くなりました。

今回、打楽器を舞台まで運ぶ保護者ボランティアをやることになり、コンクールを少し違った角度から見ることができました。

楽器搬入口からステージまで、打楽器を少しずつ移動させていきます。ティンパニは4台ありますし、マリンバ、木琴、鉄琴、小太鼓、シンバル、マレット置き場など、結構運ぶものがありました。

思いがけず、娘の中学校の一つ前が私の出身校でした。私はその中学校の吹奏楽部で、打楽器をやっていました。

私がいた頃の楽器があるだろうかと思い、そっと近くに寄って覗いてみました。30年経っているんだから、もうないかとも思いながら。

ところが、母校の打楽器は、あの頃のまま、まだ使われていました。

間違いない、ティンパニの正面にマジックで堂々と書かれた学校名の文字に見覚えがあります。鉄筋のケースも、大太鼓、小太鼓も、見覚えがある。

30年の時を超えて楽器と再会し、どこからか風が吹いてきたかのような、爽やかな気持ちになりました。

ありがとうね、あの頃からずっと頑張っていたんだね、と、心の中で楽器に伝えました。

私が触れることはもうできないし、どうすることもできないけれど、あまりにも嬉しかったので、誰かに伝えたくなりました。

子供ができて、私は親となり、その子が保育園や小中学校、高校と進んで行きます。自分も通ってきた道を子供が通る。

本人としてでなく、今度は親として再びその道を見かけるたびに、自分の歩んできた人生の裏側を見ているようで。懐かしくなったり、感動したり。

長生きしたら、孫がその道を通るのか。今度はその道がどんな風に見えるのだろうか。

長生き、してみたくなりました。

あかみふれあいセミナー ヒヨコまめ真夏のコンサート

2023-08-02 21:12:00 | ヒヨコまめ活動記録
佐野市赤見地区公民館のあかみふれあいセミナーにて、ヒヨコまめ真夏のコンサートを開催していただきました。


公民館の市民教養講座の講師としてお声掛けいただくのは、昨年のクリスマス以来2回目です。

講師だなんて大変光栄なことですが、何としてもお客様に満足していただきたい!という気合と緊張が、いつも以上に入ります。

今回はなんと一時間半もの持ち時間があります。
私の記憶の中では、過去最長時間!
私たちもお客さんも疲れてしまうので、途中休憩を入れました。

歌ったのはなんと15曲。
60代~80代のお客様に喜んでいただけそうな曲を選びました。

恋のバカンス
恋の季節
野に咲く花のように
ひまわり娘
四季の歌
瀬戸の花嫁
愛の花
しあわせのうた
(休憩)
お祭りマンボ
真っ赤な太陽
太陽がくれた季節
切手のないおくりもの
もしも明日が…。
川の流れのように
上を向いて歩こう

赤見地区のお客さまは、とてもじっくり、熱心に聞いてくださいました。お配りした歌詞カードをよく見て、一緒に口ずさんでくださるかたもたくさん。ありがたいですね。


公民館に居合わせた学童クラブのちびっ子たちも聞きに来てくれたので、急遽、「となりのトトロ」も歌いました。
ちびっこソングは、私たちの得意分野ですので、歌えてよかったです。

コンサート前半の部では、恋や愛、花、しあわせなど、ほのぼのとした幸せなテーマの歌が揃いました。

今回の曲の中でひときわ新しい曲がありました。あいみょんの「愛の花」です。今やっている朝ドラの主題歌です。

お客さんの中でも朝ドラを見ているかたが多く、「万太郎がねー」「おすえちゃん、えらいねー」なんて、ドラマの登場人物についてお話ししたり。

新しい曲はほとんど知らないのですが、この歌はとてもいい曲ですね。

ヒヨコまめバージョンの愛の花は、ハーモニー厚めです。そこがとても気に入っています。やっぱり2人で歌うとなると、ハーモニーが大事だし、見せ場なのかなと思います。

約10分の休憩をはさんで、後半の部です。
この休憩の間に、浴衣に早着替え。
たった5分で、着替えられました!

会場に戻ると、
「あらま〜、浴衣!いいわね〜」
と、お客様から嬉しい声があがりました。

衣装を褒められたことも嬉しかったのですが、それ以上に、休憩中にお客さんが帰らずに待っていてくれたことが嬉しかったです。

後半は美空ひばり多めのラインナップでした。
やはり、令和になっても美空ひばりの曲は人気なのが、歌っていてわかりました。
お客様も笑顔で聞いてくださるし、一緒に歌ってくださいます。


「お祭りマンボ」の前奏・間奏・後奏で威勢の良いメロディがあり、ピアニカで吹くのですが、ありがたいことにご好評の様子。
難しそうに聞こえますが、実はとっても簡単なのです。
ただ、早いのでたまに指がもつれます。
ノリが良くスピーディーなメロディなので、私もお気に入りです。

今回、お客様も振り付けで一緒に参加していただく歌は、前半後半合わせて3曲ご用意しました。

まずは「四季の歌」。
前回、クリスマスに公民館でやったのと同じ、手話の振り付けです。

これはスミレという言葉を指文字でやっているところ。
ミ、のところですね。

特に手話を習っている人はいなかったはずですが、みなさんなめらかに手話をやってくださいました。
たった1回のレクチャーなのに、すごい!

2つ目は「瀬戸の花嫁」。
これも前回同様、フラダンス風の振り付け。
「健康フラ」ってのがあるそうで、高齢者も無理なくできる、ゆったりとした振り付けです。今回の振り付けも、そんな感じで、無理なくゆったりできるものでした。


3つ目は「切手のないおくりもの」。
1番のところだけ、「私」のところで手のひらを胸に当てる、「あなた」のところで手のひらを向こうに差し出すなど、本当にシンプルなもの。
シンプルであればあるほど、歌を楽しみながらできます。みんな歌いながら楽しそうにやってくださいましたよ。

たっぷり一時間半のステージも無事終わり、お客様にも喜んでいただけた様子でした。
私たちも歌っていて楽しかったです。

公民館のかたがポスター制作や会場準備など、いろいろと良くしてくださり、ありがたかったです。嬉しいです。



ぜひまた赤見地区で歌わせていただけたら嬉しいです。