まだQUEEN熱が冷めない私。
映画ボヘミアンラプソディーを初めて見たあと、テレビで見たミュージックビデオのクイーンの美しさから、この沼に入ってしまいました。
その後、クイーンの特番を録画して何度も見て、youtubeで見て、クイーンは映像がすごいのだと思っていました。
しかしその後、クイーンのベスト盤CDを買い、いやいや、映像もいいけど、音楽そのものがいいのだよ、ということに気づきました。
車でCDを聞くことおよそ3か月。ベスト盤をだいたい聞き尽くしたものの、曲の歌詞はもちろん英語。メロディは覚えたけど、さてどんな意味の歌詞なのか気になり出しました。
そこで、何枚かのCDとともに、日本語訳された詩集も買いました。
さて、イヤホンで曲を聞きながら、和訳の歌詞を見てみようと聞き始めたところ、飛び上がりそうな衝撃が。
Keep Yourself Aliveを聞いた時、左からジョンのベースが、右からブライアンのギターが、中央奥からロジャーのドラムが、そして真正面からフレディの声が、私に向かって飛んでくるように聞こえました。
この位置関係、完全にライブの時の位置。
車で聞いていた時はわからなかったけど、イヤホンで聞くと本当によくわかるんです。
彼らはおよそ50年前に、きっとライブで聞かせるのと同じようにレコードを作っていたんですね。
自分の仕事が、半世紀後の外国人に衝撃を与えるなんて、一体どういうことなんだ。やっぱり彼らは素晴らしい才能溢れた若いミュージシャンだったんだなあ。
そんなわけで、クイーンは音作りもすごいのです。
そして、詩集をじっくり読むと、歌詞の世界観もすごいのです。私の文章力では書き尽くせませんが、4人がそれぞれ個性的な歌詞を書くので、とにかく幅が広い。
そして、メロディだけを楽しんでいた時にはわからなかったんですが、楽しげなメロディの曲が、必ずしも楽しい歌詞でないことがある様子。もちろん、メロディと歌詞が一致しているものもありますが、爽やかなメロディと思って口ずさんでいたのに、まさかのエッチな歌詞とか、そんな驚きもあります。
クイーンの沼は底なし沼。
もういいんです、ここから出られなくて。
まだまだ底の方を探索してきます。