いつもお世話になっているコーヒー屋さん、珈琲音であじさいコンサートがあり、ヒヨコまめで演奏させていただきました。
今回はカバーやらオリジナルを合わせた、なんと11曲!
カントリーロード
悲しみの傘(ゆず)
雨のち晴れのち【まめ子オリジナル】
神様【まめ子オリジナル】
オー・シャンゼリゼ
恋のバカンス(ザ・ピーナッツ)
恋のフーガ(ザ・ピーナッツ)
雨(森高千里)
プリンアラモード【ヒヨ子オリジナル】
オールドファッション【ヒヨ子オリジナル】
もしも明日が(わらべ)
改めて振り返ると、こんなにたくさん演奏させてもらったんですね。お客様は座りっぱなしで、お尻が痛くなってしまったでしょうか。心配です。
最初はヒヨ子とまめ子の二人での演奏でしたが、ザ・ピーナッツからは珈琲音マスターもベース加わっていただき、三人での演奏です。やっぱりベース入ると迫力があり、とても良いです。
私は今回も超頑張ってキーボード弾きました。
今回は黒いギンガムチェックのワンピースで揃えましたが、思いのほか好評でした。ギターもキーボードも赤だし、なんだかすごくデュオっぽい!
今回は私のオリジナルを2曲も歌わせていただきました。
「雨のち晴れのち」は平成から令和に変わる10連休で作った曲ですので、まだ出来たてほやほやです。イライラしていた気持ちが、誰かのちょっとした優しさで消えていく、そんな曲です。
オリジナルって、本当に自分そのもの。まるで「私ってこういう人です」ってことを、メロディつけて伝えているみたい。なんとなく恥ずかしい気もするし、でも知ってもらいたい気もするし。曲作りってこういうことなのかなと、改めて思わせてくれた曲です。
「神様」は、私が昨年どっぷりハマったドラマ「おっさんずラブ」のシーンをいくつか切り取って作った曲です。今までそんな風に曲を作ったこともなかったし、作ってみようとも思いませんでした。そんな私でも、何かこのドラマにちなんだ曲を作りたい!と熱望させるほどの魅力あるドラマでした。
カバーでは、久しぶりにゆずの曲をやりました。「悲しみの傘」は私も好きな曲ですので、よく知っていました。ヒヨ子さんのお友達は熱烈なゆずファンでして、その子たちが聞きにきてくれるのであれば、何としても一曲はゆずをやろう!ということで選びました。
ゆずの曲は男子が歌わなくてはいけないような思い込みがありましたが、悲しみの傘は女子も合うような気がします。キーボードを弾きながらヒヨ子さんの歌声を聞いていると、その歌声に引き込まれるようで。コーラスも酔いしれてしまいました。
「雨」は、私の雰囲気が森高千里に似ている?とのことで選んだ曲です。自分ではさっぱりわからないのですが、リハでもそんなことを言われました。
イントロを本物と同じにやりたいと思い、イントロを何度も何度も何度も練習し、やっと弾けるようになりました。イントロ聞いて、あの曲だ!と思ってもらいたかったので。マスターもこの曲好きだそうで、やってよかったです。
ヒヨ子さんのオリジナルの曲はどちらも甘い食べもののタイトル。「プリンアラモード」「オールドファッション」かわいいです。でも、ただかわいいだけで終わらないところがヒヨ子オリジナル。特にプリンアラモードは歌詞の掛け合いがあったり、掛け合いからの突然のユニゾンがあったり、とてもよく考えられている曲なのです。
難しくないコードで、歌いやすいキーで、でも聞くとドラマチックで。私もこんな曲作りたいな。
またこのコンサートでは、私たちのほかに、ほっしーずとアンナさんというとても素敵な方々が、素晴らしい演奏や歌を披露してくださいました。
ほっしーずさんは、とても素敵なご夫婦。奥様の可愛らしい歌声と、ご主人のダンディな歌声、そして流れるようなギターのメロディにうっとりです。
私もヒヨ子さんも、夫婦で音楽が好きですが、なかなか夫婦で出演することにはなりません。本当に心が通じ合っているからこその、演奏なんでしょう。羨ましい!
アンナさんは、本当に本当に素敵な女性。初めてお会いした時、あんまりにも美し過ぎて、私の中で時が止まりました。同じ人間というくくりでいていいのかな?と疑問に思うくらい美しい。そして、気取らないところがまた素敵。
美しく、気さくで、歌が上手い。
これ以上望むものは何もありません。
そんなこんなで、無事に終わったあじさいコンサート。とてもたくさんの方々が聞きに来てくださいました。
私にとって珈琲音は、もしも願いが叶うなら、もう一度あの店で歌いたいと、かつて夢見たステージです。その頃から何年も経ち、気づけば毎年、演奏させていただいています。夢みたいなことが、今の現実になっています。とても嬉しく、ありがたいことです。
これからもまたこのステージで歌えるよう、もっと楽しんで、頑張っていきたいなと決意を固めた、そんなコンサートでした。