音羽台みんなの生活ブログ

社会福祉法人翠生会  特別養護老人ホーム 音羽台レジデンス 板橋区にあるユニット型特養です。

事例発表

2017-02-09 13:16:01 | 介護 日記
介護職員 齋藤です。

本日の天候は雪ですね!みぞれのような雪ですので寒いです。

滑りますので足元に気を付けてください。


今日は先日行われた事例発表の様子を紹介いたします。

ブログでアップするのは久しぶりな感じですが定期的に行っています(笑)





ザックリですが内容を少し。

今日は夜間の睡眠確保についての事例発表でした。

高齢者は様々な原因で不眠になりがちな傾向にあります。

今回の検討事例でのポイントは、夜間の頻尿に関してです。

そもそもの頻尿の原因は何か、心因的なことなのか、身体的に疾患があるのか、昼間の活動の様子や夜間はどうなのか?などなど多角的に観察しアプローチしていきました。

まずは睡眠時間を把握し、排尿パターンのデータを取り、どの時間帯が排尿の頻度が多いのか確認。











その後、朝方寝ていることや日中も横になって休んでいることが、多く見られたりする傾向がわかりました。

まずは日中の活動を活発にし、できるだけ離床の時間を増やす取り組みや、体操や歩行の時間を増やしました。






結果、夜間の睡眠状態は少し改善しましたが、根本的な頻尿は続いている状態でした。


その後、多職種で検討し、昼間カーテンを閉めて部屋が暗いことや、医療では既往歴に泌尿器に疾患があるなど様々な意見がでて、これを基に現場にフィードバックし、もう一度試していくことになりました。

 

今回の事例を通して一番良かったと思ったところは、まずケアワーカーが意見を出し合い、評価し実践したことだと思います。

普段なら医療に頼ってしまいがちなところを自分たちで解決策を考え、その人の生活を支える視点で事例研究したところが素晴らしいと感じました。

多職種連携は大切で大事なことですが、入居者さんのことを一番知っているのは、普段接している介護職員ですからね!!


発表してくれた職員とそれをサポートしてくれたユニットリーダーです。


お疲れ様でした。







コメント
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