相談員の高橋です。
先日、施設の勉強会に、森川すいめい先生にお越しいただき「施設でできるの?オープンダイアローグ」と題した研修を行っていただきました。
いつも思うんですが、森川先生に研修に来ていただけるなんて、音羽台は幸せな施設です。
今回は、オープンダイアローグを施設に取り入れることが目的。
ユニットリーダーは、全員が出席。入居されている方のご家族も出席くださいました。事務職員も栄養士もみんな。
オープンダイアローグの原則に始まり、大切にする事柄について、わかりやすい実践例を交えて説明して下さりました。
そして、最後に「今日学んだことの振り返り」をグループワーク。
まずは、実践。実践してなくては身につかない。
「困っている方がいるときに、困ってることを本人に聞く」…、「怒っている方がいるときに、怒っている理由を本人に聞く」…
あるユニットリーダーからは「そういえば、本人に怒っている理由を聞くことを忘れていたかも」と感想がありました。
「オープンダイアローグが、少しづつ、音羽台に浸透していくといいですね。あのユニットリーダーさんの感想が良かったね」と、帰りの車内で、森川さんが言ってくれました。
少しづつ、少しづつ。不確かさに耐えて。