今日のテーマは「AIロボット」について。
今日は相談員の高橋が聞き手です。
〜浅水さんのAIロボット像について〜
AIロボットが、入居者の心を読み取り、心の声、さびしさ、喜びを感じ取り表現できる。それによって、職員に話せないことをAIロボットが理解する。
理解したAIロボットが、その内面を吐露してくれた方に、AI的な思考で適切なアドバイスをしてくれる。
人間はずるい。ずる賢い生き物。感情で動く。だから、言えないことも多くある。
一方、AIロボットは、忖度のない真実をアドバイスするはず。他人に相談するのではなく、ロボットに相談する時代がくるかもしれない。いや、必ず、そういう時代がくる。
浅水:今、私がAIロボットに相談したいこと。脳梗塞により麻痺が残遺した。未来の世界では、麻痺を完全に改善させる方法が確立しているのか否か。元に戻る方法ができるのか無いかの聞いてみたい。AIロボットは「未来は明るい」と答えてくれるのでは無いか。
高橋:え、それじゃ人間と一緒じゃない?
浅水:知りたいんです。AIロボットなら嘘偽りのない真実を語ってくれるんじゃないかと期待しています。医学には嘘はあってはならないと思うんですよ。
高橋:なるほど。もし、高齢者施設でAIロボットの活躍が期待できるとしたら?
浅水:AIロボットが職員や入居者にアドバイスしたり、指示を出したりするかもしれませんね。
高橋:職員からするとAI上司みたいですね。それは、欲しい職員たくさんいるかもしれないですね。忖度がなくて、一番合理的なことだけを言うみたいな…おっかないけれど、「AI上司が言うなら仕方がないか」みたいになりそうですね。
浅水:でも、監視されている感じもするな~いやいや、監視していますね。
AIロボットと人間とのコミュニケーションは、なかなか難しいですね。一回、AIロボットと会話をしてみたいですね。相手が感情を読む。そして当たっている。すると、こちらは信じるしか無いかもですね。AIロボットが施設内をウロウロしている時代がきますよ。きっと。入居者の話をじっくりと聴くロボット。本当は、人間がいいに決まっているけれど、きっと近い将来に介護職員が足りなくなるから。
今回もありがとうございました。第二・第四火曜日に更新を予定しています。毎回、浅水さんの視点で、介護の分野だけではなく、社会に切り込むテーマを「そこの若いの、まぁ聴きなさい」と発信をしていきます。
お楽しみに〜