残暑お見舞い申し上げます。
介護職員の齋藤です。
立秋になりましたが暑さはまだまだ厳しい感じが続いていますね。
夕方から夜にかけては比較的涼しくなってきた感じはしますが。
先日他事業所へ実習に行くための新人職員の食事介助研修をいたしました。
排泄支援や入浴支援なども介護職員の大きな役割ですが、食事の支援は最も大事だと私も思っています。
「おいしいご飯をおいしく食べる」
これって当たり前ですが高齢者にとって命にかかわることが出てくるのでとっても大切なことなんです。
私もそうですが、年齢を重ねると老化で嚥下の能力も低下してくるんですよね。
そのため、誤嚥性肺炎とか食事形態やトロミをいくつにするとか嚥下評価の結果を受けて方針をきめることが多くなります。そんなこんなで介護現場ではリスクばかりが話の中心になりがちです。
もちろんリスクを減らすことは、当たり前の前提としてありまが、安全に食べられることを考えながら、入居者がおいしくに食事をとれるようになるにはどうしたらいいのか。本人の気持ちになって考えていくことが、まず最初になければいけない大切なことだと思います。
一人ひとりの入居者の方にケアプランがあり、介護計画書や、嚥下機能評価、経口維持計画書など様々な評価と方針をもとに行うものであることも伝えました。大切なことは理念。手段が目的にならないことが大切ですね。
学んだあとは実際の食事介助。
正しい食事介助の方法を体験しながら学ぶ機会になりました。
音羽台の素敵な管理栄養士さん
ありがとうございました。
続きましてロボットの話題。最近介護業界はICTや介護ロボットなどが話題です。慢性的な人手不足をロボットで少しでも解消しようとの国の助成です。
パーマンのコピーロボット、クラスのものができたら個人的にうれしいですけど、まだまだ未来の話ですね。
実は音羽台にも素敵なロボットが手に入りました。
その名も。。。
耕運機!!!
入居者様のご家族様に寄付していただきました。「寄付してくださったご家族様ありがとうございます。」
直接的な介護のロボットではないですが、これを使いながら、入居者さんと音羽台レジデンスの広大なテラスの畑を耕していきたいと思います。
高齢者の方たちは意外と畑仕事していたひとも多いのできっと私たちより使えると思います。
最後に残っていた唐辛子も収穫。
入居者さんがひとつひとつ丁寧にとっていただきました。
介護の仕事は環境を作ること。役割や、居場所を作り、元気になってもらうこと。そのためには何ができるか、いつもいろいろ探して模索しています。
まだまだコロナ禍ですが、こちらもその中で何ができるか考え中です。