大阪芸大ジャーナリズム研究会

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9月7日(土)から15日(日)まで京都学生演劇祭 大阪芸大「劇団 環夢離」も参加

2024-09-06 00:08:31 | 告知記事

 14回目を迎える「京都学生演劇祭」が、9月7日(土)から15日(日)まで、京都・出町柳の養正児童公園「希望の広場」の特設舞台で開催されます。8団体が参加。観客や審査員の投票で大賞を目指します。大阪芸大の「劇団 環夢離」は、9月7日(土)と、12日(木)の18時から、2回公演。<編集部>


(画像:京都学生演劇祭のリーフレット 公式サイトから)

 2010年に始まった学生演劇に祭典、「京都学生演劇祭」。14回目を迎える2024年度は、8団体が参加して、9月7日(土)から15日(日)まで、京都・出町柳の養正児童公園「希望の広場」の特設舞台で開催されます。
 観客賞と審査員賞が選ばれ、審査員賞を受賞した団体の中で観客採点が一番高い団体が「大賞」に。大賞受賞団体は2025年3月に大阪市で開催される、第9回全国学生演劇祭の出場権を得ます。
 参加するのは、大阪芸大の「劇団 環夢離」のほか、立命館「灯座」、京大「劇団ケッペキ」、京産大と京都橘大の「BYUS」、関学のメンバーらによる「劇団アンゴラ・ステーキ」、京大生らの「オヒアレフア」、同じく「劇団ゆうそーど」、関大生らで構成する「社会の居ヌ」の8団体。エキシビションには、「REFUGIA」、「青コン企画(仮)」が登場します。


(画像:劇団 環夢離『ダーリン14構造』のリーフレット表面 公式Xから)

 「劇団 環夢離」(座長:立枕環=芸術計画学科2年、@dreamtheaterwb )は、9月7日(土)と、12日(木)の18時から、2回公演。
 演目は『ダーリン14構造』(脚本・演出:立枕環)。
 演劇祭の公式サイトには、次のように解説が掲載されています。
「世界は多重構造。一人に対し、複数のパラレルワールド、複数の『ダーリン』が存在し、その世界と世界の間には、空白がある」。「春崎枕は空白に引っかかってしまった。認識の及ばない空白の空間にダーリンたちが訪れ、枕は世界を選択する」。

 「劇団 環夢離」のキャストは全員、大阪芸大生。スタッフもほとんどが大阪芸大生です。メンバーは、舞台芸術学科、芸術計画学科、美術学科、放送学科、文芸学科など学科もさまざま。
 キャストの一人、ゆきりょう(た)さんは「僕の演る役者は空白です!非現実を体験しに来てほしい」とコメントしています。
 劇団では、「"京都学生演劇祭2024"という光栄な舞台に参加するので、ぜひご来場ください!」と呼びかけています。


(画像:劇団 環夢離『ダーリン14構造』のリーフレットうら面 公式Xから)


(画像:京都学生演劇祭2024のタイムテーブル 公式サイトから)

《京都学生演劇祭2024》
●日時・タイムテーブル=
各日18:00スタート。各団体45分以内。10分程度の休憩をはさんで進行。
2024年9月
  7日(土)Aブロック(エキシビション/オヒアレフア/劇団 環夢離)
  8日(日)Bブロック(灯座/劇団ゆうそーど/劇団アンゴラ・ステーキ)
  9日(月)Cブロック(BYUS/社会の居ヌ/劇団ケッペキ)
 12日(木)Aブロック(エキシビション/オヒアレフア/劇団 環夢離)
 13日(金)Bブロック(灯座/劇団ゆうそーど/劇団アンゴラ・ステーキ)
 14日(土)Cブロック(BYUS/社会の居ヌ/劇団ケッペキ)
●場所=養正児童公園「希望の広場」野外特設舞台(京都市左京区田中馬場町6-2)。
[地図]
●アクセス=▽京阪・叡山電鉄「出町柳」駅から叡山電鉄線路沿いに北東へ徒歩5分。
●チケット=
▽1ブロック券(全席自由席)…
 学生または22歳以下:予約 2300円 / 当日 2800円。
 一般:予約 3500円 / 当日 4000円。
 高校生または17歳以下:予約・当日1000円。
 ※予約は「CoRichチケット!」「チケットぴあ」「ローチケ」で。
 ※観客投票は、審査対象の全団体全を観劇した人のみ有効票に。
▽全ブロック通し券(A、B、C の3ブロックを1つずつ観劇可)…
 一般:7500円。
 学生:5000円。
 ※全ブロック通し券は「CoRichチケット!」(https://ticket.corich.jp/stage/)で予約可。
▽ライブ配信券(ツイキャスプレミア)…
 1500円。
 ※配信対象は9月7日、8日、9日のステージ。
※詳しくは公式HP(https://kstfes.wixsite.com/home)を確認のこと。
●主催=京都学生演劇祭実行委員会。
●協力=ぴあ。
●公式サイト=https://kstfes.wixsite.com/home
●問い合わせ=京都学生演劇祭実行委員会
 ▽電話…080-3136-6575(沢さん)。
 ▽メール:kst.fes@gmail.com 。

(画像下:京都学生演劇祭のタイムテーブル 公式サイトから)


記事作成や情報発信の基礎学ぶ ジャナ研が鳥取で夏合宿

2024-09-05 00:25:59 | 活動紹介

 9月1日~3日にかけて、鳥取市で大阪芸大ジャーナリズム研究会(ジャナ研)が2024年度の夏合宿を行いました。記事の書き方やSNSでの情報発信の研修を行い、総会では新しい役員と取材分担を決めました。新聞制作の現場で働く講師からは記事の見出しのつけ方の講習を受けたほか、放送局勤務のOBからは、総合職として働く心構えなどを聞きました。<長田恭一・曽我亮翔・森下菜穂・上村りさ・神農雄・狭間翼>


(写真:民放テレビ局で記者をしている放送学科卒業生を招いての卓話 2024年9月2日午後、鳥取市浜坂で)

 大阪芸大ジャナ研は、放送学科住田ゼミと合同で鳥取市で9月1日から3日の日程で夏合宿を実施しました。
 今年度は、春以降に2年生1人、1年生2人の3人の新入部員を迎えたため、夏合宿では告知記事や発生ものの記事の書き方、X(旧Twitter)のフォーマットの基礎研修を行いました。
 大学コミュニティの情報プラットフォームとしてジャナ研はどのような役割をはたせばよいかや、取材者としてどのような倫理を守るべきかなども確認しました。

 初日に行われた総会では、新しい幹部を決定し、学園祭終了後の11月に現幹部と交代する方針を固め、来年度の新歓時期終了までは現幹部がサポートすることも決めました。
 取材分担も新たに決めて、年度後半の情報収集の体制を強化することになりました。

 9月、10月に予定している取材について計画を立てるとともに、それぞれが提案する予定の企画を部員全員で共有しました。
 秋以降も新入部員を補充するため、リクルーティングを引き続き行う方針も話し合いました。

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(写真:新聞紙面の編成製作現場で働く外部講師の「見出しの付け方」研修  2024年9月2日午前) 
 
 合宿では、講師を招いての講習や卓話も行われました。
 新聞紙面の編成製作現場で働く外部講師とオンラインでつなぎ、ニュース記事の見出しのつけ方の講習会を行いました。記事からどう見出しを取るか、主見出しと袖見出しをどう組み合わせるかを、例題を解きながら学びました。
 民放テレビ局で記者をしている放送学科卒業生(ジャナ研OB)からは、日頃の仕事内容や心構えを聞きました。また、放送局の内定を得るまでに数十社受験したことなど、就活についての体験も聞きました。

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 3日目には、地元テレビ局の放送現場を見学。午後の情報・報道番組のスタジオセットデザインやカメラ、ネット番組とローカルCMが次々に切り替えられて放送されていく仕組みなどを見ることができました。
 大阪芸大映像学科卒業生の編集担当スタッフは、「1フレーム1秒ごとを考えながら番組をつなぐことが大切」と、ジャナ研部員に語りかけました。

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(写真:日本海を望む鳥取砂丘を散策 2024年9月1日午後撮影) 

 このほか、報道局のテレビリポーターを中心に物語が展開する米映画『チャイナ・シンドローム』を鑑賞し報道のあるべき姿とは何なのかを議論したり、鳥取砂丘を散策したり、山陰のおいしい海鮮丼を食したりと、部員同士がなごやかに親交を深めしました。
 合宿を通して、これからも大阪芸大にとって必要とされるメディアであるよう、部員一丸となってスキルを磨き、日々の活動に取り組むことを確認しました。

《大阪芸大ジャーナリズム研究会 2024夏合宿》
▽1日目
・「砂の美術館」見学
・鳥取砂丘散策
・運営会議
・米映画『チャイナ・シンドローム』(1979年)鑑賞・合評

▽2日目
・新聞紙面の編成製作現場で働く外部講師によるZoom講習会
・記事のスタイル基礎研修
・取材の心構え・倫理研修
・テレビ局勤務記者(ジャナ研OB)と懇談

▽3日目
・SNSの発信の仕方の基礎研修
・地元テレビ局見学