いつも、お世話になっております熊本の松橋にお店を出しておられる、幸輪エンジニアリング様からエンジンブラスト依頼を頂きました。真っ黒けのエンジンもひと風呂あびてピカピカになったようです。幸輪さんからは色々とエンジンについて教えて頂き助かっています。幸輪さんはお客様の癖や乗り方に合わせて、エンジンを壊さぬ様セッティングを変えているそうで、納得がいかなければ何度でも、エンジンを開けたりパーツを変えたりと完璧なZを作っておられます。私もキャブレターのセッティングでうまくいかないときは教えてもらったり、本当に有難いお店です。松橋インターから30分程で、美里方面や高千穂方面へ行かれる時は立寄られてはいかがでしょうか。ZやH2がありますよ。
やっとXL500Sのエンジンをいじる時間が出来ましたので、ガンコートでお色直ししてみました。エンジンは完全に分解後、ウエットブラストとサンドブラストを併用しまして、塗装、焼付けとなります。キャブレターもガンコートでお色直しして、オリジナルな感じを出して見ましたが、いかがでしょうか?後はカバーが残っておりますので何色にしようかと悩んでいる所です。組み立て終わりましたらまた、お知らせいたします。
真っ黒けのマッハエンジンも、一風呂あびて垢落とし出来ました。この後カバー類はバフ研磨して、シリンダー・ピストン等点検して使えるパーツは再利用(安く仕上げたいですものね)!しかし電気系がちょっと心配でありますが、出来ればポイントやコンデンサーは交換しておきたい所です。
今でも人気のあるマッハシリーズですが、結構痛みが目立ちます。このエンジンもしばらく放置されたのか、腐食等ありますがどこまで綺麗になるか、まずは分解から始めます。ヘッド・シリンダーを取り外しますと・・・なんと!クランクケース内は水びたし。一体どこから入ったものやら!幸い水が浸入してからあまり時間が経っていないせいか、オイルの膜に守られてそんなに錆は見受けられませんでしたがベアリング等は交換です。ベアリング交換はクランク分解となりますので、内燃機屋さんにて処理となります。価格も結構掛かりますので、痛手となりますが!まずは出来る作業から進める事に致します。