貴方の愛車・レストアのお手伝い!!Over-revです。

レストア好きのお手伝いウェット・サンドブラスト~塗装までその一部を紹介して行きます。ガンコート、結晶塗装やってます.

ラジエターのガンコート塗装です

2011-02-25 21:37:34 | Weblog
古くなったラジエターのお色直しです。ブラスト後、曲がっているフィンを一枚ずつ直してガンコート塗装しました。
サンドブラストする時はフィンの目に沿ってブラストを当てませんとフィンが曲がってしまいますので、慎重に作業します。
ガンコート塗装は放熱効果がありますので、冷却効果があります。

KR250のキャリパー・買い換えるより再生

2011-02-23 19:54:51 | Weblog
今回は、カワサキKR250のブレーキキャリパーの再生です。買い換える事が出来ませんので(もう売ってないでしょう)新品みたいに再生作業です、画像では元の状態も綺麗に見えるのですが、長年の汚れや腐食が目立っています。まず分解後、ウエットブラストにて錆、アルミの腐食を取り去り、表面が荒れていますのでヤスリ、ペーパー等で整えマスキング後、オリジナルに近い色でガンコート塗装致します、中々まったく元の色と言う訳にはいかないのですが、KR250はグリーンかかった色ですので、シルバーにグリーン系のガンコート塗料をブレンド!後はオイルシール等変えて頂ければ新品とまではいかなくてもかなり綺麗に出来ますので、クタビレタ、キャリパーも現役復帰で蘇えります。一番多くご依頼が有りますのは、やはり人気のZ1・Z2のキャリパーです、クタビレタキャリパーが有りましたら、是非ご利用下さい。色に付きましてはなるべくご要望に副える様致しております。

英国の古いエンジンだと思うのですが!

2011-02-22 08:11:21 | Weblog
今回はいつもお世話になっております、東京で英国車のショップをやっておられる、シュープリームモーターワークス様からのご依頼ですが、何のエンジンなのか分りません、多分英国車みたいですけど、かなり年代物みたいです。ブラスト前に汚れ落としをするのですが、これが半端でなくてビックリする程、油交じりの埃が出てきました。ブラスト前にフインの隙間をせっせとドライバーやヤスリ等で擦り、バーナーで油分を飛ばし、又せっせと擦りますと、ヘッドだけでこんなに出てきました。シリンダーも同じでしょう、一通り汚れが落ちたなら、焼付け釜で油分を飛ばす(蒸発させる)為1時間程、熱を加えます、油の煙がモクモク出てきます。これをやらないとこの後のブラストでも上手く汚れが落とせませんし、ガンコート塗料も剥がれてしまいますので、しっかりと、作業しなければ、後々面倒な事になりかねません。この後サンドブラスト後洗浄、ガンコート塗装、焼付けで完成と成ります、今回は汚れ落としが、メインとなってしまいました。

トライアンフが多いですね!

2011-02-17 21:00:40 | Weblog
この所、トライアンフのヘッドやシリンダーのガンコート塗装依頼が多くなってきました。中でもお世話になっております、熊本県でトライアンフのレストアやメンテナンスをやっておられますトラウ"ィスサイクル様からのご依頼が前にもまして増えてきました。トライアンフは鋳物シリンダーでしてブラスト後は直ぐにガンコート塗装に移らないと錆が発生してしまいますので、ゆっくりとは出来ません。トラのシリンダーはブラストしてみますとバリが凄く、そのバリを取り除かないとガンコート塗料が奥まで届きませんので、せっせとヤスリで削って行きますが、これが硬くて物凄く時間が掛かってしまいます。時間計算すると、物凄く赤字ですが、ヤスリがけは計上出来ませんからサービスでやっている様なものですが、楽しくやらせてもらっています。今日トラウ"ィスサイクルさんへ納品に行ってきましたが、かなりの貴重なトライアンフやノートンがヒシメキあっておりました。トラウ"
ィスさんのホームページを見て頂ければ分るのですが、キッチリと仕上げらておられます。前回申し訳ないのですが、ガンコートが剥がれる(全部ではなく一部分ですが)事がありまして、原因を探っているのですが、おそらく油分が焼きつけ時に出てくるのではないかと思い、今回はブラスト後、焼付けで油分と飛ばし(巣穴から油分が出てきました)脱脂後、ミチャク材を塗布後ガンコート塗装してみました。アルミシリンダー等は問題ないのですが、鋳物シリンダーは厄介です!

メグロタンク塗装?

2011-02-14 20:37:36 | Weblog
またまた、カワサキ・メグロタンク塗装です、このタンクはW1みたいです。元の痛んだタンクを塗装剥離・ブラスト・バフ研磨・メッキと工程を経てブラックでウレタン塗装となりますが、当店にはメッキし終わった状態で、いつもお世話になっておりますバイクショップ・アクセルさんよりご依頼頂いております。メッキ部分を傷付けないよう慎重に作業しなくてはいけませんので、気を使います。メッキが終わった状態で来ますので、まずは脱脂作業後マスキングしましてミチャク材を塗装してから塗装面にパテ埋め・サフェーサー・水研ぎ・ウレタン塗装です、今回は子持ちラインが入りますので、マスキングも面倒でマスキング作業だけで結構時間がかかりまして約半日程(私の作業が遅いだけかもしれませんが・・・)とにかく面倒です。でも出来上った時は、よみがえったな!と言う感じで嬉しくなってしまいます。メッキタンクは元の状態が大事です、塗装でしたらパテ埋めでごまかせますがメッキ面に凸凹があるとタンクを分解し裏面を叩いてフラットにしなければならず、料金もかなりなものになります。いまだに人気のW1ですが、皆さん綺麗にしてがんがん走っておられるみたいです、私も今から38年前W1に乗っておりました、燃費が良くて最高で34キロ行った事もあります、メーター読みで180キロは出ていました。その後振動でフラシャーリレーが外れてショートしたみたいで、車体から煙を吐いてエンジンストップです!その後はZ2に乗り換えしました。

エストレア・SRビッグフィン・XLヘッドガンコート塗装

2011-02-14 20:06:11 | Weblog
最近多くご依頼頂いていますのが、ヘッド及びシリンダーのガンコート塗装です。最近の色合いはブラックの依頼が多くて国産車からハーレーまで、ブラックガンコートが人気みたいです。私個人としては、明るめの色が好みなのですが、色に関しては本当に皆様バラバラで、本当にこの色で良いのですか?と言う注文もあったりして、色は好き嫌いがはっきりしているみたいです。
今回はカワサキのエストレア250のブラックガンコート塗装とヤマハSR500ビッグフィン(これは大きいです)・・・でかいですねー!かなり冷えそうです、隣のXL500シリンダーが小さく見えてきます。SRは塗装後フィンを磨きだしですけど、中々上手くいかなくて大変でした。もっと上手に出来る方法を考えてみましょう!